読書レビュー: “最高の体調”を読んで実践していること
今回は、”最高の体調”という本を読んで、感銘を受け、自分でもいくつか実践していることをご紹介したいと思います。
人間の体は本来、狩猟採集に適した構造をしているため、現代社会の生活に適応しようとすると、肥満や不眠などの文明病になってしまいます。
文明病から脱却するために、どのようなことを生活に取り入れたら良いか、進化論をベースに、実践的なことが書かれている本ですが、特に私が感銘を受けて実践していることをご紹介します。
今回読んだ本
「最高の体調」鈴木祐 著
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2018/7/13)
自然との接触を増やす
森林や公園など、自然との接触は、確実に人体の副交感神経の働きを高めてくれ、リラックスできることが分かっています。
副交感神経は、気持ちが穏やかな時に活性化している自律神経で、体のダメージを回復させてくれます。
なので、自然は人体の疲労を回復させてくれるのです。
また、森林などの自然の中に含まれる細菌が、私たちの腸に入って、腸内環境を整えてくれて、良い影響を与えてくれます。
実際に私も、最近2-3日に一回は、森のある公園に行って、20-30分散歩するようにしているのですが、
すごくリラックスできて、また夜も深く眠れることが多くなりました。
森の中を歩いていると、心が静まっていくのを強く感じます。
日々の生活の中で感じている不安感も、森の中を歩いていると、なくなっていきます。
普段の生活でいかに自分の神経がいらだっていたのかがよく分かります。
イライラしたり、気分が落ち込んでいる時は、森のある公園に行って、散歩すると、すぐに回復できるので本当におすすめですよ。
また、部屋のなかに観葉植物を置くだけでも、だいぶ効果があるようなので、家の近くに森がないというかたは、観葉植物をかうのもいいかもしれません。
発酵食品を毎日食べる
ヨーグルトやキムチなどの発酵食品を食べていると、心疾患や糖尿病にかかりにくくなるといった研究や、脳機能が改善するといった研究報告があります。
様々な発酵を食品を摂取することによって、腸内細菌に多様性が生まれ、それが私たちの体の炎症を抑えてくれ、良い影響を与えてくれます。
私も最近毎日、ヨーグルトとキムチを食べるようにしているのですが、便通がかなりよくなったと実感します。
気のせいか、体も少し引き締まった感じがしています。
“いま、ここに” だけ意識を集中する:永遠の現在を生きていれば、遠い未来の不安に悩むことはない
現代では、常に、数年先を思い描いて行動するために、”未来”という感覚が生じますが、狩猟採集の時代の人々は、”いま、ここに”だけ自分の関心を集中させているので、未来という感覚を持つことがありません。
そのために、狩猟採集民は、遠い未来の不安に悩むことなく、ストレスを感じることもありません。
私自身、例えば、このnoteを書いている時も、”いま、ここに” の精神で、先のことは考えずに、執筆にだけ意識を集中していると、とても筆がはかどるし、没頭感を味わえて、生産的な時間を過ごせているのを実感します。
何をするにも同様で、”いま、ここに” の精神で、目の前のことに没頭して楽しむ人生を送れたら、自然と自分の進むべき道が開けてくるような気がします。
まとめ
✅ 自然との接触を増やす: 副交感神経を活性化してリラックス
✅ 発酵食品を食べる: 腸内細菌を整えて、健康
✅ “いま、ここに”集中する: 未来の不安に悩まないために
本当はもっと、目からうろこの情報がたくさんこの本には書かれていて、もっと感想を書きたいのですが、長くなってしまうので今回はここまでにさせていただきます。
論文紹介だけでなく、こういった書評みたいなこともこれからやっていけたらと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今後も分かりやすい、簡潔な記事を心がけていきます🙇🏻♂️