
全員一律の育成には、リソースが必要。
2024-04-17
#業務改善 や #DX推進 、それらを担う人材育成ついて多くの企業と情報交換する機会をいただいています。よくお聞きするのが「社員の #DXスキル を底上げしたい」というテーマ。論点になるのが「研修対象となる人数」と「投下できる #リソース 」だと思います。
▼教育や研修にはコストがかかる。
研修を実施するには講師を用意して、カリキュラムを組まなければなりません。たとえば、研修参加者が全社員だと、社員数の多い会社の場合、同じ研修を何組かにわけて実施する必要がでてきます。研修を外部に依頼すれば費用はかさみます。仮に研修を内製できたとしても、研修担当の時間= #リソース をかなり投下することになってしまいます。
▼業務を止めて研修ができるか?
新入社員は担当業務がなく、同じスタートラインなので、数週間、集合研修を実施することができます。一方、現場社員はそれぞれ通常業務があり、知識やスキルもバラバラです。全員が同時に通常業務を止めて研修に参加できるのか? 仮に参加できても、 #初心者研修 だと経験豊富な人は退屈で、 #専門研修 だと初心者が置いてけぼりになってしまいます。
▼底上げにコストを投下するか?
「全員一律に育てる難しさ」を正しく理解した上で、あとは #投資 するか否かの判断になると思います。莫大な #コスト を投下して、一律研修を実施するのか。投下できる #コスト が有限なのであれば、自ずと「研修対象者を絞って選抜研修にする」という判断になります。投下できる #リソース (人員や時間)が #制約条件 となり、自ずとやることが絞られていく。
多くの場合、やりたいこととできることに #ギャップ が生まれます。迷ったら目的に立ち返り、「どこに #リソース を投下するか」の #戦略 を練りたいです。
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