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#日記
トランスして男性になった生活
朝日で目が覚める。暑い日は窓が開けっ放しだったり、下着一枚しか履いていなかったりもする。胸があるときは決して上裸ではいられなかったはずだけど、そんな過去は忘れかかっている。ただしそんな風に寝ると、背中の男性臭がマットレスにこびりついてしまうんじゃないかという心配はある。
臭いは気にするようになった。新年初の買い物は、育毛シャンプーと消臭可能なボディーソープと、あと電動歯ブラシだったか。必要最低限
早稲田卒業まで暇だからSEXしよっか。
ないものだらけだった。
友だちいない、恋人いない、治療費がない、食費がない、衣服がない、引越し先がない、内定がない。
夏休み、
っていうか卒業確定した大学5年生の身分なので、就職先もなければもうあとは永遠に休みかもしれないんだけど、スケジュール帳は白紙だった。
笑っちゃうほど何もない!
無が、ある!
はっはっは、やべえーーー。
吟遊詩人や旅人でいるならそれでいいのだけど、だって
初めてメンズ下着を履いた日 2018.6
(どうも、空衣です。男じゃないけど男になっていく人です。
一人称はボクではないけど、文章上はそう書くことが多いかも。
書いているものは自分の体験・感じたことがメインであり、だれかを傷つける意図はありません。よろしくね。)
2018年、梅雨。
んんん、それはおかしいかも。
梅雨っていうか、ドイツにはそんな時期はなかった。ただ、ボクの心には煮え切らない雲があった。そのモヤモヤを振り切るところまで飛