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#LGBT
気づけば親金SRSできることになった理由
「今月の引き落としまでに2万円貸してくれませんか.......」
ふだん会話しない両親に持ちかける話題はいつも決まっている。お金の話。
東京にいようが地方にいようが、神奈川の実家に戻るのは一年に2回あれば多い方だと思う。毒親、ではなかった。きっとそう。けれども一緒にいたい相手ではなかった。食卓を囲む時間を少しでも縮めるために早食いか小食か外食で済ませた。妹と比べられて「あんたは女の子らしくない」
男性ホルモン半年経って少年になりましたとさ。
あれから6ヶ月。
半年、性同一性障害にとって最初の半年がキツイんだよ、と念を押されていた。
突如、生い茂った森に投げ込まれて、息もうまくできずに、ガムシャラに拓けたゴールを探すゲームだった。
ようやく今、向き合って文章を書けそうな状態まで回復したので、半年間をまとめておく。
Good newsかBad news、どっちを先聞きたい?ってアメリカ映画みたいなセリフを言わせてもらおう。どちらも確か
初めてメンズ下着を履いた日 2018.6
(どうも、空衣です。男じゃないけど男になっていく人です。
一人称はボクではないけど、文章上はそう書くことが多いかも。
書いているものは自分の体験・感じたことがメインであり、だれかを傷つける意図はありません。よろしくね。)
2018年、梅雨。
んんん、それはおかしいかも。
梅雨っていうか、ドイツにはそんな時期はなかった。ただ、ボクの心には煮え切らない雲があった。そのモヤモヤを振り切るところまで飛