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じぶん実験室|読書Project

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読書記録や本から得た気付きなど
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#読書日記

「私の10年」の可視化×自分年表作成の仕組み化 

今年やりたいことの一つが、「深読」。 毎月1冊「自分的課題図書」を定め、マンスリーページを活用しながら1カ月にわたって本のエッセンスを実践・吸収していきたい! 私も参加する「自分軸手帳部」の部員さんが多く取り組んでおり、刺激を受けています! 2023年の1冊目の深読は「自分の時間を取り戻そう」。 こちらは昨年?一昨年???から既に何度も読んでおり、今回の深読でもう3~4回目の再読です。 ▼たくさんの衝撃を受けた1冊! 今年やってみたいことがあり、それに取り組むための

決断日記 ~手帳の巻末フリーページの使い方~

多くの手帳の巻末についている、フリーページ。私の愛用する自分軸手帳も例外ではなく、12ページのフリーページがあります。 これらのページ、計画的に「リスト」を作成して使うことに。 そのうちの一つが「決断日記」です。 「決断日記」とは私が決断日記の存在に出合ったのは、「ジェームズ・クリア―式 複利で伸びる1つの習慣」。 本書の中で「決断日記」について書かれたのは、たったこれだけ。――ですが、ものすご~く気になり、昨年の手帳にも取り入れました! 「決断日記」を続ける理由――

2023を思い描くあなたにおすすめの一冊

気づけば11月も半ば。 そろそろ来年の目標に目が向く人も多いのではないでしょうか? かくいう私も、来年のありたい姿に思いを馳せてみたり、1年の変化をマインドマップにまとめて俯瞰して徐々に振り返り始めたり…そんなことをしています。 その中でぼんやり見えてきた、わたし的来年の大方針。 ✓「ありたい姿」をより具体的に描き、実現のための種をまくこと ✓これまでの&新たな気づきの「点」を線に紡いでいくこと ――そんな私の一つの手がかりになりそうな本を先日手に取りました。 「最

小説を読む意味

久々に、長編小説を読みました。 わたしたちが生きる現実世界で実際に起きた事件をモチーフにしつつも、独自の展開で書き進める柚木さんの手腕たるや! 小説を読む意味夏休み恒例、書店で展開される出版社の文庫本祭りに単純に乗っかって(笑)、ずっと気になっていたこの小説を手に取ったわけですが。 最近はもっぱら、自己啓発や実用書、ライフハック本を中心の読書になりつつある私。 小説って、「別の人生を生きられる」とか、「想像の翼を広げられる」とか、いろいろ言われますが――この本を手に取っ

「余命1年」、何をする? 

私の愛用する自分軸手帳部で開催されている、「7つの習慣実践サークル」。 あの自己啓発の名著「7つの習慣」の各習慣を、1カ月で1つずつ実践していこうという集まりです。 おもしろそう~!と思いつつ、「適量を探ろう」としていた自分のキャパシティを見極め、今回はサークルへの参加を見送った私。 ▼「適量を探る」については、こちらに詳しく。 が、だったら取り組める範囲で、マイペースにやってもいいじゃない!?ということで、部員さんのTwitterで垣間見えるサークルの動きをベンチマ

幸せの相対性理論

教室まで同伴したとはいえ、昨日は久々に軽やかな雰囲気で朝から5時間目終了まで学校で過ごした次女。 その前日は、学校まで10分足らずの道のりを、1時間20分かけた感じだったので、本当に夢のよう! もちろん波があるものなので、これで肩の荷を下ろしたつもりはありませんが……無事に送り届けて戻った我が家のベランダで、お日様の光を浴びながら深呼吸しました。 その気持ちよさといったら! 対比から見える幸せそこで思い出したのが、先日読んだぱやぱやくんの本。 先日の投稿でもチラリとご

5月の計画&目標立てました!

GWからスタートした5月。 帰省やお出かけなど、バタバタしがちですが、今月もちゃんと1カ月を見通して志を新たにしてみましたよ! 5月のテーマ「振り返りをルーティーンにしたい」という思いで選んだ今年の手帳は「自分軸手帳」。 毎月の終わり&始まりに差し挟まれた「振り返り」や「計画」のページを活用して、手帳3日坊主と定評のある私← が、なんと2022年は毎月欠かさず振り返り、計画も立てられています! ▼過去の目標設定や振り返りはこちらに… 5月=ご機嫌を守る さて。今月わた

2足のわらじを履くことにした理由

4月、始まりの季節。 ここ数年はフリーランスで細々とやってきましたが……ちょっと働き方を変えることに。 フリーランスと並行して、「バイト」としての顔も持つことにしました。 実は、ここまでわたし的に様々な気づきが重なり、至った現在な気がしています。 誰か一人のヒントになれば……そんな思いも込めつつ、今回は備忘録として超長文を記すことをお許しくださいね。 「フリーランス1本で生きられない=負け」なのか?そもそも、私はお小遣い程度しか稼いでいません。(謙遜ではなく、事実) 生

自分にとって「価値あるお金の使い方」とは?

先日の記事中でもご紹介した書籍「自分の時間を取り戻そう」。 今月は、この一冊を深く理解すべく、様々な部分に意識を向けています。 概要のご紹介実はこの本、以前も読んだのですが、今回再読。 というのも、過去に取ったメモがすんなり頭に入ってこない…。 自分が「なるほど!」と思えたワードやエッセンスのかけらなので、メモを読めばなんとなく蘇ってはくるものの、構造や文脈がつかみづらくて細切れ感が半端ない。 理解を深めるとともに、もう一度マインドマップにまとめ直したいなぁ……という

性教育、どうしてる?

昨日、「NHK NEWS」の公式LINEから、こんなトピックスが流れてきました。 アクロストンが教える“おうち性教育” 恥ずかしさ克服のポイント 「性教育」。なかなか最初の一歩が悩ましいですよね。 実は我が家、2年前のコロナ禍の走り、日本中が初の「STAY HOME」モードになった時にスタートしました。 これをできたことが、自粛期間中の最大の収穫かも……。 そして今、かなり(いい意味で)オープンに子供と性について話し合えていると思っています。 どうやって始めた?そも

「他人の感情に責任を負わなくていい」

年末から、マインドマップの師でもある希恵さんの「お母さんのための心理学講座」(母学)を受講しています。 この母学、そして毎朝希恵さんが配信しているインスタLIVEで立て続けに耳にしたのが、「他人の感情に責任を負わなくていい」という一言。 え!?怒らせちゃったり不機嫌にさせちゃっても、それは「私の責任」と思わなくていいの!? いや~……衝撃でした。 そこで知ったのが、「自他境界(バウンダリー)」。 もしかして、私が犯してきた人間関係の数々の失敗も、親との関係で時に悶々とす

アート初心者の美術館巡り:番外編 ~課題図書はこれ!~

先日「美術館レポ」をお送りしましたが…。 美術館も好きだし、「アートを楽しみたい!」という欲もある。 けれど、いざ美術館に足を踏み入れると「ここで過ごしている自分」にちょっとくすぐったさというか…居心地の悪さというか。 「本当に私、楽しんでる?知ったかぶってない??」という疑問(疑念?)を抱いておりました。 そこで、先日の「フェルメール展」に向かう時にバッグに入れて携えたのが、山内マリコさんの「美術館は一人で行く派 展」。 作家で大阪芸術大学卒という経歴を持つ山内さんが

「おまもり」にも、「おみくじ」にも。大切にしたい一冊

ふぅ。とてもとても忙しい日々を過ごしています。 踏み出してよかったと思えること、家族とぶつかること、祝うこと、見送ること、本当に心が忙しいここ2週間。 そんな時に偶然手にして「よかった!」と思えている一冊をご紹介します。 いま幸せになっちゃえ!小説家の田口ランディさんがTwitterでつぶやいた「心が落ち着く言葉」を集めた本書。 たっぷりの余白が取られた1ページには、1つずつ「ホッとする言葉」「前を向ける言葉」が綴られています。 前書きには、その意図がこんな風に説明

人間関係の因数分解

先日のこと。 朝から溜息をつく夫。 「何かあったのかなぁ」と思ったところ、とある出来事で人間関係の仲裁に入らなくてはいけないようで――まぁ、憂鬱ですよね。 私「『ずん』の飯尾さんによると『仕事をするとき、人間関係が悪くても、そこにいる人々の思いは共通だと思えば乗り切れる』らしいよ」 夫「・・・なかなかいいこと言うな」 ――と嚙み締めていましたが。(笑) 人間関係を因数分解してみるそこでふと頭に浮かんだのが、以前読んだこちらの本。 物理学者・佐治晴夫さんが、ある因数分解