見出し画像

温活で美肌効果~身体を動かす編~


冬の「寒さ」と「乾燥」で、身体全体の活力が低下しがちなこの時季。

美肌を保ちたかったら、スキンケアだけではとても間に合いません。
だから、積極的に「血巡り」を促す『温活』をしましょう。
まずは生姜パワーを味方につけよう!
というのが、前回までのお話でした。

今回は2つ目の温活『身体を動かす』です!

画像1


◆寒いときこそ身体を動かして体温を上げよう

私たちヒトを含む哺乳類などの動物は、体温を一定に維持しようとする仕組みを体の中に持つ「恒温動物」です。

体温を上げたり、逆に体温を下げたりする様々な「体温調節機能」を持っています。

私たちは、通常の安静時にも体温を保つために熱を生みだしていますが、
その半分以上は内臓の活動によってつくられるものです。

だからこそ、内臓自体を冷やしてしまう冷たい食物をとると、体温を下げてしまうことに直結しますし、反対に温かい食べ物をとると、一時的な効果にせよ、素早く体温が上がることを、私たちは体験的に知っていますね。

さらに、寒いところでじっとしていると、身体は冷えてしまい、自然にブルブルと震えてきます。

実は、この震えは自律神経の働きで、無意識に筋肉を動かすことで、体温を上げようとしている反応なんです。

そして、あのブルブル程度の筋肉の動きで体温が上がるのならば、私たちが「意識的」「意図的」に身体を動かしたならば、その体温UP効果は、絶大なはずです!

身体が冷えて寒い時に、体を動かして運動をすれば、少しずつ暖かくなり、やがて暑くなって、汗が吹き出すまでになります。
(昔、寒い時には『おしくらまんじゅう』をしたなぁ~
今の小学生はおしくらまんじゅうとか知らないのかな?)

運動時には、筋肉などで作られる熱が圧倒的に多くなり生みだされる熱全体の70%以上を占めるという報告があるほど。

なので、身体を動かすこと=筋肉を動かすことは、体温を上げるには、とても有効な方法といえます。

画像3

◆温活に有効なのは誰でもできるウォーキング

運動が有効とはいっても、ハードな運動が必要なのではなく、「血巡り」ケアには軽い運動でも、十分効果が期待できます。

おすすめなのは、いつでもだれでも簡単にできるウォーキング

人間の筋肉の3分の2は下半身にあります。

その下半身の筋肉は、歩くことによって動き、鍛えられて基礎体温は少しずつ上がり、全身の血巡りを促し、代謝もアップ

さらに下半身に滞りがちな血液も、筋肉のポンプ機能の回復により心臓に勢いよく戻るので、むくみの解消にもつながります!

よく言われるのは、ひと駅手前で降りて歩いてみる。

毎日でなくてよいから、週3回20分ずつ程度を目安にウォーキングしてみる。

あるいは、ウインドウショッピングや美術館めぐりなど歩くことが目的ではないですが、知らず知らずに歩いてしまう状況をつくる事が大切です。

オフィスでは大胆な運動はなかなかできませんが、社内を少し歩くだけでもむくみ防止にはつながります。

フロアを移動する際にはエレベーターを使わずに階段を上り下りするのも効果的ですよ。
是非、日常的に歩くを意識してください。

画像3

◆デスクワーク中にもできるストレッチで温活

気分転換も兼ねたストレッチ参考に程度に紹介します。

デスクワークの際も机の下でそっと靴を脱いで
(↑見つからないように!)
足首を曲げたり伸ばしたり、ぐるっと回したり

できれば、椅子に座ったまま足を伸ばし、ひざを曲げずに足首を動かします。
これは太ももの大きな筋肉も動かすので、さらに効果的です。


「冷え」「むくみ」は女性の多くが持つ悩み。
簡単な運動(ウォーキングやストレッチ)はその双方を一挙に解消してくれるだけでなく、果ては美肌づくりにまで貢献してくれますよ^^

ついつい、家にこもりしがちになる季節ですが、身体を動かすことって、本当に大切なことなんですね。

あまり気合いを入れることなく、ハードルは低くめに。
(ここ大切です!)

まずは、今の生活にスグに、簡単に取り入れられそうなことから
『温活』はじめてみてはいかがでしょう。

株式会社イッテンコスメお客様センター 山口ゆり


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集