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新しく就職するあなたへ。
最近は、高校や大学から「キャリア育成や働く意味」をテーマに講演をお願いされることがよくあります。20代の皆さんは、「お給料がいくらなのか」とか「休みがどれぐらいなのか」ということに関心が向いてしまうことが多いですよね。もちろん、それはとても大切なことですし、否定するものではありません。
ただし、私が感じることは、条件で採用された人々は必ずさらに良い条件を求めて退社してしまうことです。
給料が
ファッションは未来を予測するビジネス。スマホからは見えない「エコとアートへの帰結」
先月東京で行われたNEWENERGYという合同展にいってきました。
忙しい現代社会。ちょっとした隙間の時間もSNSが浸食してくる。今はとにかく時間がない。しかしスマホからえられる情報で本当のインプットが得られるでしょうか。
インプット。世の中の潮流を感じるのは小さなスマホからは得られません。スマホの小さい画面では感情が動かない。コロナ禍でズームなど新しいテクノロジーが登場しましたが、感情を揺ら
「学びを最適化せよ。」自己否定から始まるアンラーニング
今回とある団体の会合で広島のほうに研修に行ってきました。2つの大きな学びがありました。
まずは取引先である佐賀県唐津市の平田さんのお話。
「今ここから始める人生の転換点」
平田さんはカーネーション農家。コロナ禍でお祝い需要が激減します。売上も80%ダウン。もうどうしようもない状況の中でもこれでもかこれでもかと挑戦を繰り広げて来られました。
いやがおうにも自分と向き合う時間。
「何のためにやっ
学びを最適化せよ ローカルで進化し続けるために。
先日NewsPicks主催の”New Are New city"と言う勉強会に行ってきました。スタートアップシティとして日本で躍進を続ける福岡市と今後の様々なAIの技術進化。ローカルxテクノロジーでどのような未来が描けるか?という勉強会でした。
登壇される方や参加される方が20代~30代ばかりでおじさん経営者はかなりの戸惑い。しかしいろいろな意見交換をさせていただきました。自分も経営者として若
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」創業166年(株)いろはや先代社長のいいつたえ②
これまでいろはや4代に渡る事業の挑戦と軌跡を見てきました。
前回から引き続き、(株)いろはやには先代社長が代々伝えてきた言い伝えを検証していきたいと思います。
「商売は大きくするな。大きくすると風船のように破裂して潰れてしまうぞ。」
これは3代目店主中山宇八がよく言っていた言葉でだそうです。
会社は社長以下スタッフが一丸となって弛まぬ努力をしていたら比較的強く耐性があるものです。つまり外的
(株)いろはやの軌跡~創業期~
(株)いろはやは大正時代から昭和へと3代目中山宇八さんが経営を担っていました。幕末の動乱から時代も落ち着き日本の近代化への道にあわせて店も順調に発展していきました。
本店が位置する島原市堀町は島原城の城下町にあり島原半島中からたくさんの方がお買い物にきてくださりとても賑わい、いろはやも実用衣料を中心によく繁盛したそうです。
しかしながら時代の雲行きが早く怪しくなり、第2次世界大戦へと進みます。