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【マーケ基礎】ダメな従業員がいるのは、あなたがダメな証拠。

「スタッフが無能だ」「ぜんぜん役に立たない」……。
従業員のレベルの低さを嘆く店主がたくさんいます。

そんな店主たちに、私は言います。

「すべての原因はあなたにあります。
 有能な従業員へと教育できていないのは、
 店主であるあなたに、
 教える能力が欠けているからです」と。

問題があるのは、従業員ではなく、店主なのです。

店主は従業員に対して、夢やビジョンを語り、
お客さまへの想いや仕事の面白さを
徹底して教え込まなければいけません。

売るための技術を教える前に、
商売人の心・意識を伝える必要があるのです。

それが理解できれば、技術は後からついてきます。

有能な従業員がいれば、
店主がいなくても、お店はやっていけます。

それくらいまで、教育しなければいけません。

お店を従業員に任せることができれば、
店主は“考える仕事”に打ち込むことができます。

忙しさに流されず、創造的な活動ができるのです。

余裕ができれば、
それだけ良いアイデアも生まれやすくなります。

良いアイデアは、利益に繋がります。

すべてが善循環となり、繁盛店へと生まれ変わるのです。

人材教育の大切さは、誰もがわかっているはずです。
しかし、どこかで手を抜いてしまっています。

従業員のせいにしたり、
そんな人間を生み出した社会のせいにしたり。

店主もそんな社会の中のひとりであることを
認識しなければいけません。

ダメな人間、ダメな従業員がいれば、
それを教育し直すのも、
社会の一員である店主の仕事でもあるのです。

お店のため、あなたのため、そして社会のためにも、
有能な人材を育てる義務があるのです。

人を雇う人間の使命であると言っても良いでしょう。

そのすべてが、あなたに返ってくるのです。

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佐藤きよあき
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