性的倒錯に在る『ヘベフィリア』の表記揺れについて調べました(ただの雑記
久々のnoteがコレ感は確かに拭えない。
だけど、私が気になったから仕方ない。
最近になって、初期思春期(11‐14、あるいは15歳までが対象)への性的倒錯とされる『ヘベフィリア』が“おねショタ”と混同されてると知って「え?何で?(;ΦωΦ)」となったので調べてみました。
って、言うのも、私の勉強したころまでは、
“エフェボフィリアには原義で女性青年(少女)への性愛が含まれないため、狭義で『ヘベフィリア』と称し区別する”と在ったので。
だから、私、普通に作中でも使ってるんですよね、そう言う意味で。
まぁ、だから調べたりした訳です。
あ、もし自著に興味湧いたら試し読みもございますんで。更に気に入りましたら買ってください、どうぞ。
……要するに、私が「間違ってますよ!(ドヤァ」されたとき、投げる用に今記事を書いています。
実際問題、もし定義が変わったなら、担当さんに連絡して修正しなきゃならないので。
結果として、“女性成人の少年性愛を『ヘベフィリア』と呼称しよう”みたいな動きは、確かに在ったらしいです(以下の画像参照)
けれど、定着しなかった、もしくは、していない、と。
もともとが“初期思春期への性的倒錯”または“女性青年への性愛”として在った呼称なので、真逆過ぎて務まらないのかなと思います。
尚、引用文献はこちら。
表紙で「漫画ですか?w」「オタクさんの偏った知識ですか?w」とか言う人いそうですけど、反対に期待すると文字しか無いからがっかりしますよって本です。
若干私も半信半疑でしたけど、本当に監修付きの事典でした。
かなり細かく最近(2019年)までカバーしていて参考になります。私がコレを買ったのも引用したのも、2019年と新しかったからです
ただ、ダクライフィリア(泣哭性愛)の項目は在りませんでした。シリーズの続刊が在るらしいのでそこには在るのかなー、と期待。
さて。では何で『ヘベフィリア』=“おねショタ”が日本では確定の如く流布されてるのかって話なんですが。
どうも、日本版Wikipediaの性的倒錯ページの項目とpixivの異常性癖ページの項目で、そうなっているからみたいです。
少なくとも、これらを参照していた個人ブログの日付から、2012年には表記されていたようです。つまり、その辺りに『ヘベフィリア』=“おねショタ”の動きは在ったんでしょうね。
取り敢えず突っ込みどころとしては、7−22歳までって幅広すぎませんか?って。ほぼ若い年代全方位攻略範囲にしてるやんと言う。
でも、やはり定着はしていないのか、
エフェボフィリアの項目では、原義のまま載っています。
他、Wikipediaの英版と独版でも、初期思春期に対する性愛倒錯(性的倒錯、性的嗜好)のままです。
英版
独版
Wikipedia以外にもネット検索するだけで『ヘベフィリア』の説明が出て来ます。
『クロノフィリア』は年齢に関した性的倒錯を指します。
そう言えば、DSM-5でもヘベフィリア(思春期性愛)は国際問題、宗教問題の観点からか未だパラフィリア(性的倒錯)には正式採用されていないみたいですね(13歳以下に対する性愛=ペドフィリアは在る)
用例 - エフェボフィリア
ヘベフィリア
こんな感じですが、その他、ニュースサイトでも普通にヘベフィリアは思春期性愛として使われていました。
じゃあ、だから何なんだと言う話になりますけども、
つまり!今は訂正しなくて良いね!って話です。この用途(思春期性愛)で使ってるので。
とは言え、言葉は簡単に引っ繰り返ったり変質するので、今のところは、ですかね。
今日にはこうだったモノが、明日には真逆の意味になったりなんて、ザラです。
一応作家を名乗っている以上、これからも何が起きるかわかりませんし。
この先も、知識の更新、特に言語に関しては注意して行きたいですね。
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