子どもたちの【児童公園パーティー】
みなさん、こんにちは! 伊盾です。
去年12月、小5男子 ( ケイタ ) が クリスマスパーティー と称した “ 児童公園での遊び企画 “ を立てました。実はこの企画、2年目です。
今回は私のバディ( 作画担当:描月 ) がクリスマスカード風の案内状を20部つくりました。
カードはケイタの手から校内の同級生たちへと渡りました。しかし、同日に ′ 学級閉鎖 ′ の連絡を受けてしまいました・・・💦
体調不良による欠席児童が増えたためです。
もちろん、ケイタの企画も ′ 延期 ′ です・・・。
今回は、これにまつわるエピソードです。
( 以下、敬称略 )
~ はじめに ~
当記事は、登場する名称や人名は架空のものであり、フィクションを含みますが、実話に基づいています。
私の記事をご覧いただくにあたり、
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( 記事末にもリンクバナーあり )
以下の文字数は約3,200文字です。
( 画像内の文字は含みません )
読了の推測時間は7分程度です。
2023年 クリスマスパーティー【 企画 】🎄
一昨年の12月、ケイタが小4のときのこと。
クリスマスパーティーと称した “ 児童公園での遊び企画 “ が立ち上がった。子どもたちが自主的に立ち上げた企画である。
母はケイタから “ 誘われた “ と報告を受けたが、よくよく聞きだすとケイタが “ 言い出しっぺ “ であった・・・ 😨💧←( 母 )
「連絡網」なるモノは、すでにケイタの学校でも廃止されている。一昨年は『Google classroom』への個人発信も許可されていなかった・・・。
今のご時世、連絡先を交換しあって交流する保護者同士の数は多くはないと察するが、いかがであろうか? ケイタの母は ‘ その類 ‘ である・・・。
ケイタの言葉から拾った要点は下の7つだ。
⭐「クリスマスパーティー」を開催予定
⭐ 帰宅後、学校近隣の児童公園で開催
⭐ お菓子・遊び道具は持参自由 ( 各自 )
⭐ プレゼント持参 ( プレゼント交換用 )
⭐ プレゼントの価格は500円程度 ( ? )
⭐ プレゼント持参なしでの参加もOK!
⭐ 当日いきなりの参加・不参加もOK!
“ 手ぶら参加OK “ は参加しやすくてよいと思う。しかし、プレゼント交換に参加できる子・できない子が混在・・・? 🙄
母はこの点が心に引っかかった。はたして、プレゼント交換が実施できる状態になれるのか? 他のご家庭でも「???」となっているのでは?💦
せめて参加予定 ( および検討中 ) の人数は知りたい。後日、ケイタが学校でとったアンケート記録を基に、参加者は20人程度と仮定した。
🌙:描月の提案
「ダイソーで複数個の品を買って詰め合わせる、または個別ラッピングでプレゼントの数量を増やしてみては?」
この “ 個別ラッピング案 “ は、プレゼントを持参せずに参加した子たちも、プレゼント交換に参加できる という “ 数合わせ対策 “ を含んでいる。
“ 複数個購入・個別ラッピング案 “ は採用された。ダイソーにて8点の品を購入。その他に、個別包装の菓子も購入した。
🐺:伊盾の提案
「自宅にある小物で “ プレゼント交換用としても適度 “ と思う物にラッピングをして、さらにプレゼントの数量を増やしてみては?」
無料フリマも含むようなプレゼント交換。高額な玩具も貰い慣れているだろう今の時代の子どもたち。これを喜ぶか否かの不安はあるが・・・。
しかし、ケイタの一言が母の背中を押した。
😃「みんな、喜んでくれると思うよッ✨」
瞳を輝かせるケイタに大きく励まされ、私の案も実行された。そして、ケイタと母は合計20個程度のプレゼントを用意した。
我々は引き続き “ 出費最小限・できる限りワクワクできそうな提供 “ を考えてみることにした。
2023年 クリスマスパーティー【 演出 】🎄
ケイタと我々は “ ワクワク演出 “ を考えてみた。
プレゼント交換にゲーム性をもたせてみる?🙄
⭐ プレゼントを「 クジ引き景品 」にする
⭐ 景品が見えないようにラッピングする
⭐「クジ引き」は「数字カード」を用いる
⭐ クリスマス風の「 数字カード入れ 」を準備
⭐ 数字カードの1番から順番に景品を選べる
⭐ 最後に景品交換の「交渉タイム」を設ける
⭐ 景品は返品OK、返品景品も希望者に贈呈!
下の写真は「数字カード入れ」の ′ 試作品 ′ 。
1年以上も前のことなので、記録も記憶も乏しいのだが、3種類の折り紙作品を合わせて横7cm ✕ 縦12cm程度のサイズだったと思う。
プレゼント箱の部分に1枚の「数字カード」と1粒の “ 開運みくじ付 ハイチュウ “ も格納 💌🍬
( ハイチューは “ 大吉の類のみ “ を収めた ✨🤗 )
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ハイチュウをキレイに収めるには、少し 折り方のアレンジが必要だった ことをお伝えしておく。本来、“ 薄型チョコレート “ の方が収めやすい 🍫
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※ 現在は『amazonアソシエイト』未参加
下の写真は “ 量産品 “ の一部。
うん、それなりの時間・労力を要していたねぇ 💦
無論、私には ′ 無理芸 ′ の域であるが・・・🐺💧
手元にあった材料のみで制作したとのこと。
それゆえに、′ 配色はベスト未満 ′ だそうな。
手のひらサイズではあるが・・・、
“ 奉仕活動 “ ・・・と、言ってもよいかい?
2023年 クリスマスパーティー【 実施 】🎄
結果から言うと、我々のプレゼント案は大盛況だったようだ。これはケイタからの報告によるものだが、おおむね事実と受け取れた。
景品は「好みでない場合は返品OK」としたが、返品は無かった!
ケイタが雰囲気の演出用として持参した “ サンタ帽子 “ 3つのうち、古いもの2つ ( もちろん洗濯済み ) さえも貰い手がいたそうだ。
それらもダイソー商品。2枚セットで税込110円。フェルト生地タイプのものであり、数年使っていて一部フェルト生地が薄くなっていた 😅
それさえも欲しいという子がいたというのだから、ウレシイ限りだ。雰囲気を楽しめるってことは、幸福なことだと思うから・・・✨
下の写真が貰い手のあったサンタ帽子の1つ。
兄と2人で1つずつ、2~3年使用した🎅🎅
貰い手がいたので兄のサンタ帽子も提供した。
ケイタが嬉しかったことの1つに・・・🎁🐸
⭐ 2023年 クリスマスパーティー前 ⭐
ケイタのクラスメイトに、とてもオトナシイ女子がいる。1人でいることが多く、ほとんど声もださないとケイタはいう。名前はサユリさん。
実はケイタ、ちょっこし体に問題を抱えている。
猛暑や激しい運動で、一般的ではない体調不良となる可能性があるのだ。そのため、学校生活において見学となる場合や教室で過ごす場合もある。
多くの児童がグラウンドで遊ぶ夏の昼休みも、ケイタは教室で読書や絵を描いて過ごす日がある。
教室にはサユリさんがいる。
そんなとき、ケイタはサユリさんに話しかける。多からずだが、サユリさんはケイタと会話をしてくれる。授業ノートを見せてくれたりもした。
季節は冬になった。サユリさんに大きな変化はなかったが、クリスマスパーティーの運営メンバーの女子1名が、サユリさんへも誘いをかけた。
なんと、返事は「参加する」とのことだった!!
⭐ 2023年 クリスマスパーティー中 ⭐
クリスマスパーティー会場の児童公園で、サユリさんが引いたクジ引き景品は “ カエルの縫いぐるみ “ だった。
サユリさんは、クジ引きあとの「交換タイム」には参加せず、ブランコに乗った。その膝の上には景品の “ カエルの縫いぐるみ “ がいた。
気に入ってもらえたのかな、そう思えてケイタはとても嬉しかった。
しかし、サユリさんは1人でブランコを揺らしている。楽しんでくれているかな・・・、ケイタは複雑な気持ちにもなった。
ケイタは躊躇していた。自分が隣りのブランコに乗ってもいいんだけど・・・。そう思いながら望んでいた。そして、ケイタの望みは叶った。
クラスの女子の1人がサユリさんの横のブランコに乗ったのだ。一緒にブランコを揺らしている。会話が弾んでいるとまでは見受けられないが、ケイタは嬉しくてたまらない気持ちになった。
その女子は、ただ単にブランコに乗りたかっただけかもしれない。それであっても、ケイタには嬉しさを感じると光景だったのだ。
⭐ 2023年 クリスマスパーティー後 ⭐
ケイタは我々にブランコの一件も話してくれた。
😆「今日のウレシイかったことの1つにね!」
そして、ケイタは自分の考えも話してくれた。
😌「ボク、男子だし・・・、女子が ( サユリさんと ) 仲良くしてくれるとイイなって思うし、ウレシイなって思うんだ・・・」
のちに、サユリさんがケイタにくれた言葉。
「あのカエルの縫いぐるみ、今でも持ってるよ」
気に入っている、今でも大切にしている、それらの言葉添えまではなかったそうだが、我々はケイタの笑顔から感じとった。
その何気ない言葉に、サユリさんからの “ ありがとう “ を感じたのは、我々だけではないことも。
2025年 児童公園パーティー【 再考 】🍀
そんなこんなを経て、昨年12月もケイタが同企画を立ち上げたのだが・・・、′ 学級閉鎖によって延期 ′ となった次第である・・・😀💧
しかし、すでに反省点・改善点がある。
今回、延期となったので改善していく。
小6ともなれば、さらに忙しくなる子が増えると察する。ケイタと一緒に、この3学期に実施したいと考えている。
ただ単に子どもたちが児童公園に集まって遊ぶだけのこと・・・ともいえるのだが、ちょっこしだけでもワクワクの提供をしたい と思っている。
~ おわりに ~
延期した “ 児童公園での遊び企画 “ が実施に至れた場合は、また『note』にてご報告いたします。
少しだけでも楽しんでいただけたなら幸いです。
よろしければ 「スキ💛」してやってください。
読者さまの “ 貴重なお時間 “ をいただきました。
私の記事を最後までお読みくださいまして、誠にありがとうございました。