マガジンのカバー画像

執筆活動

25
運営しているクリエイター

#教員

101 Kindle書籍を産む

101 Kindle書籍を産む

Kindle出版は楽ではない。

執筆活動は孤独だし、
校正作業は地味だし、
事務手続きも面倒だ。

登録時、原稿はズレる。
何度も何度もやり直す。

準備物も多い。
表紙、A+コンテンツ。
Amazonに載せる解説文。

紙書籍にするには、
それ用の原稿、表紙もいる。

大変だがわたしは好きだ。
なぜなら、
たくさんの感想をもらえるから。

全ての苦労が報われ、
「あぁ、この作品を書いて良かった

もっとみる
教員まなびの本屋レーベル 書籍一覧

教員まなびの本屋レーベル 書籍一覧

レーベル設立の想い教育関係Kindle書籍を データベース化したい。

教育現場にいると、 ほんのちょっとのことだけど、 誰も教えてくれないことが ゴロゴロとあります。

例えばワークシートひとつ作るにしても、自分から進んで指摘してもらいに行かないと誰にもみてもらえず、その結果自己流に。
わたしも初任の頃、自己流で作っていたワークシートは今ではかなり手直しをしないと役に立ちません。

他に

もっとみる
99 公務員のハードル

99 公務員のハードル

ある日、本を書いてみたいと思った。

でもわたしは公務員。
副業はもちろんダメだ。

少し調べてみた。

どうやら兼業申請とやらを出せば大丈夫らしい。

しかし周囲に出している人はいない。
出すと言ってもどこに出すの?
相談できる相手もいない。

でも隠れてコソコソ出版はイヤだった。

勇気を出して校長に聞いてみた。

「本を出したいんです」

校長は、「どんな本だ?」と 興味を持っ

もっとみる
97 『彩りと日常』スタエフ更新しました

97 『彩りと日常』スタエフ更新しました

昨日Xのスペースでお話ししたことと被るのですが、スタエフも更新しています。

5日前に収録してるので、
「スキ」の数が150と言ってるのですけれど、現在はまさかの170超!

読んでいただいた方、
ありがとうございます🙏✨✨

たくさんの想いについて語っています。
良ければお聞きください。

スキ、フォロー、コメント嬉しいです!

96 あとがき『彩りと日常』

96 あとがき『彩りと日常』

初めての物語作品を書き終えた。

4話構成で主人公がそれぞれ異なる。
最後の話には主人公が2人。
合計5人の思考を頭の中で再現した。

彼らはわたしの一部であり、 わたしではない。
この不思議な感覚。

わたしは昔、 この感覚を感じたことがある。

それこそ演劇部で舞台に立っている時。

自分とは違う誰かを自分にインストールしてきた。
高校生だったわたしには、 到底理解し難い人物も演じてきた

もっとみる
彩りと日常 第四話

彩りと日常 第四話

第四話 「Blue flame in my heart」
4月、僕の席の隣には、アメリカからきたALTが座ることになった。
ALTとは、Assistant Language Teacherの略で、外国語を母国語とする外国語指導助手のことだ。全国の小学校や中学校・高等学校に児童・生徒の英語発音や国際理解教育の向上を目的に各教育委員会から学校に配置され、授業を補助する立場だ。
彼らの勤務実態については

もっとみる
93 悩める全ての教員へ

93 悩める全ての教員へ

6月が終わろうとして、周りの教員一年目の人たちにもそれぞれ悩み・課題が発生している。

ある人は授業のこと。
別の人は学級運営のこと。
他の人は部活動のこと。
中には複合的に悩んでいる人もいる。

悩みの濃淡はあれども、悩んでいることは事実だ。

かれこれ教育現場に15年近くいるが、 ベテランが若手の困り感に手を差し伸べるにも限界がある。

彼ら初任者は一年目から、まともに経験もない

もっとみる
彩りと日常 第三話

彩りと日常 第三話

第三話 「シルバーマジック」

「ドサッ・・・ドサッ・・・」
この仕事を始めて、この瞬間が1番嫌いだ。
湿り気のある空気と共に、食材の匂いが鼻をつく。
「残さないで。と、いつも言っているのに……」
ゴミ箱の中には、ほうれん草のソテー、白身魚のフライ、白米、といった給食の残飯がそれぞれの色彩を放ち、主張し合う。
つい45分前まで生徒の食事として、最新の注意を払って提供されていた調理済みの食材たち。

もっとみる
彩りと日常 第二話

彩りと日常 第二話

第二話 ブラウンベージュ
「だから、しないってば!」

駅前のスクランブル交差点の真ん中近く、私はスマホ越しに大きな声をあげた。

反応して、行き交う人たちの視線が私に集まるのを感じる。思わず点滅している信号の横を足早に通り抜けた。

……はずかしい。

手元のスマホが気に掛かる。
いつの間にか、耳から通話中のスマホを遠ざけてしまっていた。母親が言いたいことは、聞かなくてもわかっている。

でもこ

もっとみる
彩りと日常 第一話

彩りと日常 第一話

【あらすじ】
学校現場は教師と児童、生徒だけで構成されているわけではない。

現場を支える多くの大人があってこそ、成り立っている。

学校を舞台とした話は数多くあるが、スポットがなかなか当たらない大人たちがいる。彼らにスポットライトをあてることで、違う角度から、「学校という日常」を感じられる短編4部作

第一話 「マーブルオレンジ」
16時半になると、はじめる仕事がある。
校舎の見回りと、カギ閉め

もっとみる
92 『先生どうしたらいい?子育てのQ&A』出版します!

92 『先生どうしたらいい?子育てのQ&A』出版します!

『子育ての悩み、1人で抱えないで』 そんな想いを思いっきり詰め込みました。 悩んでいること、それはきっとあなただけではありません。

今回執筆にあたった7人の現役教員は、累計8000人の小・中・高のお子さんを見てきています。
色んなお子さん、保護者の方と関わらせていただくことで、多くの悩む保護者の方に出会ってきました。

多くの保護者が同じような悩みを持っている。
それがわたし達の執筆動機です。

もっとみる
89 自分が今の教育現場になっちゃうよ?

89 自分が今の教育現場になっちゃうよ?

気をつけて。
あなた、今の教育現場になるよ?

例えばあなたが何か副業を始めようとしたとする。
それはメルカリでもブログでもYouTubeでもKindle出版でも良い。

新しいことを始める最初はどうしても時間がかかる。
例えば教員にはオススメのKindle出版。
これを始めたとする。

わたしのよく取る手順はこんな感じだ。

まずテーマを考える。
構成を考える。
タイトルを考える。
書き始める。

もっとみる
88 共感覚とトレーニング

88 共感覚とトレーニング

本を読むと画像が脳裏に浮かぶ。

それは物語系の小説でよくでてくる。
本の内容と関係のあるところもあるが、そのほとんどは関係ない画像。
同じ本を読むと、同じ画像。

ずっとふしぎに思ってた。
なぜ本を読むと画像が浮かぶのか。

そんな現象に名前があることすら、
知らないで人生を送ってきた。

どうやら「共感覚」と呼ばれるらしい。

いま、その「共感覚」を
創作に活かそうとしている。

文字→画像な

もっとみる