2021年3月の記事一覧
「夏目漱石」読み解き一覧
「坊っちゃん」は下敷きが「ファウスト」と認識されず、「草枕」は冒頭のみ有名で、「二百十日」は人気がなく、「野分」はしばしば意味を逆に取られ、「虞美人草」は完読する人すら少なく、「坑夫」は提言の重要性を受け止めてもらえず、「夢十夜」は全体構造踏まえた鑑賞をされず、「三四郎」はタイトルに数字使うも経済ドラマとは認識されず、「それから」は「ニーベルングの指環作品群」に含まれると思われず、「門」は時間が主
もっとみるバズる書き方読んでみました
文章がとっても下手くそなので、「文章力はいらない!」と言い切る帯のキャッチフレーズに惹かれてこの本を購入。
読了してみて文章に対する価値観が180度変わりました。うまい文章とは文章表現はもちろん大切。でも「バズる」決めてとなるのは、文章をデザインして作品として仕上げていく「文章作り」が大切だとこの本が教えてくれました。
若い頃、絵を描く事が好きで暇があれば一日中描いてました。自分の表現したかっ
【読書感想文】ロング・グッドバイ
「もし『これまでの人生で巡り会ったもっとも重要な本を三冊あげろ』と言われたら、考えるまでもなく答えは決まっている。この『グレート・ギャツビー』と、ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』と、レイモンド・チャンドラー『ロング・グッドバイ』である。」
『ロング・グッドバイ』について村上春樹先生も書いています。
僕は村上春樹先生の熱狂的なファン、いわゆるハルキニストではありませんが、村上春樹先生翻訳の