【四季のウェルネス料理帖】初夏の和リランカカレー
数年前にアーユルヴェーダを学び始めてから、料理のジャンルを問わず、調理油にはほぼ「ココナッツオイル」を使っています。寒い時期には、真っ白な塊だったココナッツオイルが、あるとき気づけば透明サラサラな液体に——。暮らしの中で、「初夏」(暑くなるぞ!)の訪れを実感する一コマ(笑)。
今回は、そんなココナッツオイルの風味が食欲をくすぐる、ある日本の伝統食材をアクセントに用いた〝和リランカカレー〟(ちょっぴり和風のスリランカカレー)のご紹介です。
簡単に手早く完成するので、突発的な「カレー食べたい!」欲を満たすお助けメニューとしても。
まずは効能をチェック(アーユルヴェーダ・薬膳)
気温がどんどん上がるこれからの夏場は、アーユルヴェーダでいう「ドーシャ(生命エネルギー)」のバランスが乱れやすい季節。ココナッツオイルには、激化しやすい気質を鎮静させ、心身のバランスを穏やかにする働きがあります。
春に旨みを溜めた青梗菜は、「血」と「気」の流れをスムーズにしてくれます。同じく、巡り食材の玉ねぎと合わせれば、ストレスケアもより効果的に。
タケノコには優れた消化促進作用のほか、かつお節との組み合わせで脳活効果もアップ!
「肝」に効くターメリックと、古くから胃腸薬としても重宝されてきたクミンは、いずれも「気」を巡らせ、「血」を浄化してくれる、心身の〝お守り〟的スパイス。
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