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UtaMochi/詩餅
2024年6月30日 19:18
20240630本来 一般的に使われる ニワカ と言う言葉には あまり良い意味が 籠っていないように 感じる それはニワカには信じ難い という使い方ではなく スラングとしての ニワカファンなどの方の 言葉として だ ただ 個人的に 何においても ニワカでありたいと 思っている 自分は 自分の作品を 売らなければならない立場だ 人を崇拝したり 作品に耽溺している 場合ではない 自分のファンは 誰
2024年6月30日 12:44
20240630栄養のないものを 食べ過ぎている 気がする 危険信号 改めなければ 料亭にいた頃 賄いが美味しかったけど 普段は セブンの揚げどりか ポテチしか 食べなかった その頃に 戻ったみたいだ 久々に 手料理を食べたら 見直さなきゃなと 思った シャケや 肉なんかと サラダだけ 買って 白飯を炊けば 良い感じになるだろう 少しずつ 改善していかないと 身体が ボロボロになって 崩れて
2024年6月29日 20:13
20240629究極の孤独をあげる究極の孤独をあげる究極の孤独をあげる究極の孤独をあげる究極の質問してあげよう究極の答え用意して究極の方法で導き出す究極の究極がはみ出す究極の粗相で究極の猫が究極のビンタで究極に行く究極には究極の神殿があり究極の壁と究極の床究極が描く円が究極に円なので驚きながら究極の円をなぞって究極の猫は顔を洗う究極のこんにちは究極のあ
2024年6月29日 19:23
20240629昔 コンビニの店員を やっていた頃 業務中 ゲームのように 見立てて やっていた アルバイトだから 気楽だったのかも知れない レジ打ちをするたびに 客という敵を 撃ちまくる コマンドは バーコードを読み取る動作と 金額を打ち込む操作だ それを思うと 忙しい時には レジ打ちが楽しくて 仕方なかった ポイント制にして 自分でスコアを付けても良い そこまではしていなかったが 人生の内
2024年6月28日 18:13
20240627涼しい夜なのに 蚊に悩まされ なかなか寝付けなかった ようやく眠気がやって来て 目を閉じて 頭がふわりと 浮かび 空の上に旅立ち そこで 映像が広がった スクリーンに入り込み まるで 現実のようなそこは やけに楽しげで それが不気味に思えた 巨大なクリーニングをしている工場を 見学した そこには 大量の小蝿がおり それを売りにしていた 従業員は 小蝿がいることを 気にしていなか
2024年6月24日 11:35
20240616駅前の巨大なモニターにサッカーとそれ見る観客が映る泣いたり笑ったりどうかしている状態の人間を見るなんの曲なのか全くわからない弾き語りが聞こえる誰かの曲ということだけはわかる蒸し暑さの中で茹で上がる脳があぶくを出してハジけているあまり楽しくないのに笑いが込み上げてくる全てが少しだけズレた見栄えの悪い最高の街もうそろそろ終電が通り過ぎて静かになるお
2024年6月22日 01:23
20240622君との 時間を 出来るだけ 引き伸ばしたくて 夜更かししてしまいたくなる そんな時は どうすれば良いだろう 身を任せるべきなのか? ゲーム実況を観よう 牛沢さんは いつも 丁寧なプレイをしている 過去作への リスペクトが強くて 大好きな世界観が より際立つ PS5が買えないから 観るだけで我慢するしかない 君が眠っていたって 確かに 君と居る時間だから どんな動画を観ていたって
2024年6月21日 00:00
言わなければ伝わらないことだってあるのは確かで、言わなくてはいけないとさえ思った。俺は、2012年ごろ、17歳から詩を描き始めた。それ以来12年間、ずっと詩のことばかり考えて生きてきた。だからどうということでもない。もっと長く続けてる人もいるだろう。俺は、12年のキャリアを言いたいわけではない。そんなものは、売れてなければあってないようなものだ。12年間、1日として、詩のことを
2024年6月17日 13:14
20240617花占いを 一日に 何百回もやっている 好き 嫌い それ以外 何もない それって実は 割と可哀想なこと そう 彼は可哀想だった 誰も信用していない 誰にも信用されていない それが心地良い そんな日もあるが 大抵は寂しい 寂しんぼは 刺身を買ってきて テーブルに直に並べ 醤油を一直線に引いて 吸い上げて 食べるくらい 寂しい 寂しんぼは コップを バーテンダーよりも 綺麗に 磨いて
2024年6月15日 23:01
20240615瘡蓋だらけのコンクリートとお似合いの靴でタラッタッタッターラ夜は長そうだけどとっても短い朝から夜まではとっても長い擦りむけた頬にハンカチを当てて灼熱のネオンと誘蛾灯を跳ね返しながらかけすぎて飽きた眼鏡を吹っ飛ばしてリズムとメロディーに歩幅を合わせて歪む視界 なんとなく 中華料理店に入り一番色鮮やかな天津炒飯を注文して口に入れた途端にシュワシュワと溶けてゆ
2024年6月14日 21:14
20240612自分の身体が他人のもののように感じる時彼はいつも空を見上げることにしている宇宙から伸びる糸を 操る両手が彼を動かそうとするのを待つことにしているいつまで経っても動かされることはなく暇つぶしをしようにも 何も持っていない時は両手から伸びる糸を動かして足元にある地球で彼に動かされるのを待つ人々を動かしてみるまやかしだった人との関わりを思い出して糸に動かされる人
2024年6月13日 19:45
20240611ミジンコの頭を齧り上目遣いをする五歳になった記念の日にちょうど良い池を探すミジンコが絶滅したらもう終わってしまうプラナリアなら少しくらいは腹の足しミジンコを錬金術で生み出せずボウフラを食い癖が強くていやになるミジンコの絵を描いて賑やかな壁紙の子供部屋クレヨンを齧って空腹を誤魔化して寝転がるミジンコに似ている隣に住むお兄さんに気付かれな
2024年6月13日 12:19
20240613雑音混じり つぎはぎだらけどうでも良いことばかりに悩んで怒りも絶望も 慣れてしまったこれから何処へ向かえば良いのだろう彼は一人 何時までも一人美しい世界が 遠くに見えて揺れているから 機嫌が悪い此処は見晴らしが良いだけだいつか言われた 言葉が聞こえる「それは全然 違うことじゃないか」やりたくもないことの話からやりたいことを語った時に言われた夢を語れ
2024年6月12日 19:45
20240611寂しがりを極めた夜を殺す朝にはわかるはずも無い彼と夜の長い歴史を多くの秘密を 独自の言語をだから彼は朝が大嫌いだから夜は彼を包むしかない夜はまた生き返る 朝がまた夜を殺す本当は同じ顔なのに それは彼に伝えてはいない朝も夜も彼も 全ては奴の頭ん中しかし昼だけは違う 奴を狙ってつけ回す奴はとってもかくれんぼが得意で幼稚園の頃 数を数える友人を置いてその