馬場光(ガラン堂)

吉本興業一年目 文字にすれば文学

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  • 本物の日記

    毎日書いているガチ日記を時折、告知無しで投稿しています。読むとしたら体調の良い日がお勧め。

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アイライクコミュに

「人は長所で尊敬され、短所で愛される」という言葉を耳にしたことがあります。 何が自分の長所なのかは分かりませんが、少なくともだいぶ愛されたいので、この言葉よ真実であれといった思いで、山ほどある短所の中から特大の一つを差し出します。 コミュニケーション、特に会話が苦手です。 人が話していることをちゃんと聞いているのに、その言葉の一つ一つを溢さないように注意しているのに、内容が理解できていない。或いは、音としては聞こえているけれど、言語として把握できていない。 全会話がそ

    • 24/10/10/16:47(日記)

      ドーナツ、パン屋さん、夕陽、ファイヤークラッカー、ホットコーヒー、心臓どくどくする、力が入らない、首を後ろに倒したら、そのまま戻せなくなった、口が開く、恥ずかしい、口を閉じるか、首を戻すか、モーニング食べたい、朝だけでいいのに、朝しかいらない、夕方、夕方の景色、オレンジ、柔らかいけれど、強い、暖かい、折り畳み傘ほしい、革靴、まもなく、今里、Jackie & Bruce、パンダ2匹、ジャッキーチェンとブルースウィルス?、心臓のどくどく、不規則、でも強い、一個一個がでかい、目が潤

      • 人間そっくり

        油断も隙もあったもんじゃないのに君たちときたら、油断も隙も作り過ぎなんですよ。 小さい頃なんかは「この世界は実はゲームの中で、"ゴーグル"を外したら本当の世界が広がっている」みたいな妄想をしていたりしました。そういう人も多いのではないでしょうか。私は割とこれに近い思想が、いまだに現役で存在しています。だってそうじゃないですか。ここが「本当の世界」だと証明するものなんて我々の手元にはないでしょう?科学とスピリチュアルの共存を許しているくせに往生際が悪いですよ。 何を嘘にする

        • 24/9/6/10:01(日記)

          何が悲しいのか嫌な夢ばかり見ている。通知音が聞こえてようやく夢から抜け出すも、その後味は残っていて、まだ覚めきっていない脳は現実に起こっていないことをさも真実かのように捉えてしまう。また眠れない。また気分が落ち込む。ついでに、色んな不安ごとを思い出す。隅から隅まで思い出す。何度眠れても、何度も目覚めてしまう。人の温もりを急激に欲する。布団の中なのに、どこまでも寒い。 他人の悩み事や揉め事を大量摂取している。親身になりたいと思い始めた日から、どれだけ自分の考えとは違っても寄り

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          4本

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          オーダーメイドを頂戴

          音楽が刺さらなくなってきた 映画が刺さらなくなってきた これまで自分の身近にあった創作たちが、悲しいくらいに心に刺さらなくなってきた。良いタイトルだと思い、湧き上がる期待を指先に集めて再生ボタンを押しても、その瞬間、求めていない創作がドヤ顔でこちらを包囲してくる。お前らじゃねぇよ、と思う。なんだよそのポップなイントロは、また恋人の話かよ、だってそんな、そんな感じじゃなかったじゃんか。これを裏切りだと被害妄想してしまうのも、もうお決まりになってしまった。だから、いつも同じ作品

          オーダーメイドを頂戴

          言いかけたことはほとんど意味がないけれど心の破片だったの

          谷川電話・作 何も思わない、ということは出来ない。何かが起これば何かを思い、何か言葉が紡がれる。ただ、それを伝えるか否かというだけだ。自分に対しての信用がないから、基本的には自分が間違っていると考えている。だから一度、言葉を飲み込み、冷静になってから考え直そうとか、他の人に意見を乞うようにしている。それで本当に自分が間違っていたなら、良かった、いらん事言わんくて、で済む。しかし大体は合っている。 たった一つの発言でも、他人に与える影響は小さく無い。簡単に人は変わらないくせ

          言いかけたことはほとんど意味がないけれど心の破片だったの

          多面を多面にしてゆく作業

          殆どSNS依存症である。人との繋がりを渇望してはSNSを覗いて、他人の動向を探る。みんな、もっと更新してほしい。私に、私が一人であることを気付かせないでほしい。しかしながら、更新されたらされたで、自分が居なくても平然と繰り広げられる世界の存在を突きつけられ、別角度の孤独を味わうこととなる。洒落臭い。 声優の養成所に入る前に、SNSを一度全部消した。ネットは怖いから、どこで揚げ足をとられるか分からない。不安材料は無くしてしまう方が吉。黒歴史も人目につく前に排除した方が吉。自分

          多面を多面にしてゆく作業

          24/06/16/14:16(日記)

          拝啓、貴様らへ 人に合わせて生きてたら、自分がわからなくなった。合わせている間に合わせてあげていたやつが私を差し置いて伸びた。喧嘩の間に入る、気まずい二人の間に入る、双方の言い分を聞く。解決するなりしないなり、二人にとっての終末を迎えたとき、私の中には二人が抱いていた感情が限りなく彼らの持っていたのと同等に近い質量で渦巻いている。それでも、自分を殺せば周りが上手くゆく。杭は打たれる、目立ってはいけない。もっと出来るのに、もっと出来たのに、そんなことを思ってはいけない。合わせ

          24/06/16/14:16(日記)

          23/03/21/17:22 (日記)

          雨の日、スターバックス、テラス席。雨が降っているからか、テラス席にいる人はほとんどいなかった。パソコンを開けて何かしらの作業をするパーカーのフードを被った男性、「席全然ないね」と言いながら座りにこやかに会話をしている初老の男女、小中学生くらいの娘と母親、兄弟だろうか数年程度の年齢差を感じる男の子一人と女の子二人。三組とも出て行ったあとに煙草をふかしながら雑誌に目を通す女性。そのくらいしか人はいなかった。店内は暑いし騒々しい、だからテラス席に来た。 風はほとんど吹いていないの

          かと言って100%の好意で優しくしてる訳じゃないからね

          おにぎりになった途端に許せるおかずがある。 おかずというか、塩だけれど。 朝ごはんを食べようとしたら、おかずになるものが何もなかった。卵かけご飯をしようと思っていたのに、卵さえもなく、かと言って冷凍の唐揚げをわざわざ開封してまでチンする気分でもなかった。 化粧施し(ほどこし)の前にさっと食べたかったけれど一旦放置。結局時間がなくなって、塩おにぎりを作って持っていくことにした。 これでよかったのなら、初めからその程度の食事を済ませておけばよかったのにと思う。しかし、お茶

          かと言って100%の好意で優しくしてる訳じゃないからね

          オタサーの姫にもなれない

          3月29日にNSCの卒業式がありました。 オンラインでの開催だったというのと、来月頭にある芝居公演の稽古をしていたので、NSC近くのガストで受けました。自分たちのテーブルの周りをネコチャン配膳ロボットが駆け巡る中、スマホにイヤホンを差し込んでお話を聞きました。 「君たちはこれからプロになります」 『青く光るトレーからお料理をお取りくださいにゃ』 「厳しいこともたくさん言ってきましたが」 『失礼するにゃ〜』 「頑張ってください!」 『(デン♪デンデ♪デンデデンデン♪)』 楽

          オタサーの姫にもなれない

          良薬とはいえ

          先日、皮膚科に行きました。 ストレスや体調不良が胃と肌に出やすい体質なのですが、11月くらいから肌荒れの酷さに拍車がかかり、見るに堪えないものになったからです。 大ライブも近いのでさすがに良くないと思い、本気で治しにかかっています。 病院で処方していただいたのは、塗り薬3つと錠剤2種類、粉薬1種類でした。 私は薬を飲むことがすこぶる苦手です。 錠剤はちゃんと喉に詰まるし、粉薬はちゃんと気管に張り付くからです。 特に粉薬は本当に苦手です。 奴らは少量の水分でも一瞬

          ミーツ五七五七七

          規律の中にこそ自由はあるんじゃないかなという考えを持っています。 自由になりたい、自由になりたいと、ついつい何にも縛られない環境を求めてしまいますが、本当に何もなくなってしまうと何から手をつけたらいいのか分からなくなるのではないかという恐怖があるからです。 また、制限された狭い枠の中でどこまでの自由を生み出せるかという面白さと、成し遂げたときのかっこよさに酔っているという理由もあります。 その究極体の一つが、俳句・短歌ではないでしょうか。 数年前、Twitterを見て

          苦苦(くく/にがにが)

          疑うこともなく「選ばれる」ということが当たり前の人生だったら、今頃どんな性格になっていたんだろうと、しばしば、手に入れることのできなかった可能世界に想いを巡らせてしまいます。 可能世界とは、最近覚えた中で一番かっこいい言葉なので、少しでもインテリだと思われたくて一部文章を引用してしまいました。(『君が手にするはずだった黄金について』小川哲 新潮社) 生きていれば、何かしら「選ばれるチャンス」というものに出会います。 それは、ドラフトで一位指名だったとか、芥川賞にノミネー

          苦苦(くく/にがにが)

          私はお前らコンプレックス

          私はお前らコンプレックス

          意味の重さを与えれば

          私の地元京都は、年がら年中たくさんの観光客の方々がいらっしゃいます。 特に春と秋なんかは、公共交通機関が麻痺するくらいです。全然慣れませんよ。毎度毎度、新鮮な気持ちで「嫌どす」と思います。 また、観光客の方々は地元住民のことを、「旅行先」というテーマパークの中のキャストだと思っている節もあるように感じます。 接客の仕事をされている方たちに対してならまだしも、明らかに出勤中の人に写真撮影を求めている様子を見かけたこともあります。 それに対しても「嫌どす」という気持ちを抱

          意味の重さを与えれば