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詩と短歌と俳句とショートショート|日色のさんぽみち

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「詩」と「短歌」と「俳句」と「ショートショート」noteの街をさんぽして出会った、素敵な言葉を集めました。
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記事一覧

かお

ピアノはタマゴから生まれる 私のステイ先は木だ 木のホテル カブを引っこ抜くには おじいさ…

べじさん
2年前
37

*ことば

届く言葉は 湿っぽくて うざったくて 噛み合わないから いつだって 拾い集めたくなる

しずく
13時間前
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【ショートショート】男たちの戦い

「俺に勝とうなんて、百年早いですよ」  虎鉄は、不敵な笑みを浮かべる。 「うるせえ……!…

吉岡果音
13時間前
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題名 「何でもない日」

歩いていく道がある。 いつもの時間と 変わらない場所 何も考えず 気にすることなく 足は前へ…

紗羅
16時間前
75

ひなたの道を旅しながら -西脇順三郎の詩の魅力

  【水曜日は文学の日】     詩の喜びの一つに、バラバラになった言葉の印象があると思って…

大河ドラマ「光る君へ」第44回~道長の「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の」和歌を考…

こんばんは、もちまるです。 ご無沙汰しています。 新しくお仕事を始めまして、 すっかり「光…

【陽だまり日記】帰り道と夜明け

帰り道。 それはもう冷たい風が頬を撫でていくものだから、痛いほどだった。 久しく忘れていた寒さに、いつのまにか肩が強張っていたらしい。 少しずつ、弛めるように肩を竦め終える頃、吐いた息が白いことに気付いた。 夜の雨空からは、雫が絶えずほとほとと落ちてきて、小さく鼻を啜る。 この街に、冬の爪先が向けられている。 冬の夜は、心の余白を孤独にさせる。 空白を浮き上がらせて、あの寒空にぽつんと浮かばせてしまう。 まるで自分がたった独りのように思わせる。 冬の夜の底があるのなら、そ

そんな本に出会えること。

栞は沢山持っているので、文庫本などに 挟まっているものを残しておくことはあまりない のです…

いろ
1日前
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【詩】優しい光の中で…

帰らぬ時の面影は いつもどこかさみしげで それでもまたこうして あなたが見つけてくれた 風…

【SS】無人島生活福袋|#毎週ショートショートnote

「おい、今こそアレを使う時なんじゃないか?」 「アレか?確かに…」 勇者四人組は小高い丘…

りみっと
3日前
32

あなたはそこに(谷川俊太郎を悼む)🔖

自分の大好きな人同士が互いに惹かれ合い、愛し合うということは、奇跡のようなことで、私の大…

眞愛
2日前
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心は花のように

楽しく笑顔の時は花が咲く 心が閉じる時は蕾になる 疲れたり辛い時は、頭を垂れしおれている…

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『眠れない夜の戯言』ー詩ー

小さな傷は 三日月のように 心のペンダントのように 時々うずきながら 鼓動に震えながら 小さ…

【詩】落ち葉の音

いつもある ほんの今日の一日が やりきれないほど遠すぎて  思うようになりたい私を 思うようにいかない心が 眩しそうに見送るばかり  もどかしい足踏みが 敷き詰められた 落ち葉の音を鳴らしている  鮮やかに往く秋の日の その明日は 何処のほうかと  心を見ては 空を見て  すり抜ける時の風が 真っ直ぐに寒くなるのを 羨んでいる