もちまる/穏やかな生活

ありのままに穏やかな生活をがモットー。 繊細気質でも幸せに生きる方法を模索中。 趣味は、宝塚。 大学で『源氏物語』を研究していたので、 日本文化が好きです🍵 天然香料にこだわったお香制作をしています。 (詳細はInstagramに…)

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大河ドラマ「光る君へ」第44回~道長の「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の」和歌を考察する

こんばんは、もちまるです。 ご無沙汰しています。 新しくお仕事を始めまして、 すっかり「光る君へ」の感想もnoteの更新も滞っていました。 私生活もかなりバタバタしていまして、 中々皆さまの記事が拝見出来ない事もあるかもしれません。 ご了承いただけますと幸いです😌 そんな中ではありますが…… 今回はあの!有名な道長の和歌という事で、 書かない訳にはいきません!! それでは早速和歌解説に参りましょう。 「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたる事も 無しと思えば」

    • 大河ドラマ「光る君へ」第41回~和歌考察と清少納言評

      こんばんは、もちまるです。 今回も「光る君へ」の和歌解説です。 今回は、4首も和歌が登場しました! 早速考察していこうと思います。 長くなってしまいましたので、興味のある箇所から見てみてくださいね。 彰子の和歌 まずは、彰子のこの和歌から。 引用先の記事には、以下のように記載されていました。 「撫子の花」に「あの人(一条天皇)が撫でて可愛がってくれた子」という意味合いを添えているのでしょうか。 まだ3歳にも満たない子を遺して亡くなった一条天皇の気持ちはどれ程だった

      • 大河ドラマ「光る君へ」第40回~一条天皇の辞世の句を考察する

        こんばんは、もちまるです。 今回は「大河ドラマ」の感想です。 前回に引き続き悲しい回でした😢 今回は、一条天皇の辞世の句について考察していこうと思います。 ドラマでは、「塵を出でぬること」で和歌が終わっていたように感じます。 一条天皇の辞世の和歌は、残されている書物によって若干表現に差異があるようですが、今回はドラマと同じ表現である『権記』を引用している記事を参考にしました。 『権記』は、藤原行成が記した書物です。 さて、和歌の解釈ですが、 「君」とは誰を指すのか

        • 生きづらさから紡がれる世界の中で

          こんにちは、もちまるです。 今朝、お散歩をしていました。 天気が良いので(というより夏日?)お散歩日和です。 一度、家に帰ってカメラを持って また公園に行きました。 緑の中にこもれびを見つけます。 大好きなこもれび。 木々のあいまから日の光がさして、 木陰がみずたまのよう。 池の模様が、木々に照らされて、 葉っぱがキラキラとゆらめきます。 こもれびの道の中を歩く。 木々のきらめき。 やさしいひだまり。 やさしい世界。 私はこんな世界が大好き。 やさしい

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        • 大河ドラマ「光る君へ」感想
          36本
        • 宝塚関連の記事
          13本

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          大河ドラマ「光る君へ」第39回~惟規の辞世の句を考察する

          こんばんは、もちまるです。 今回は……惟規のまさかの展開に衝撃が走りました。 史実だったようですね。 ドラマ内で辞世の句の解説がありましたが、 やはりこちらでも考察していこうと思います。 この和歌は、『後拾遺和歌集』にも収載されています。 『今昔物語』にも越後に赴任した父を追って、 道中で病にかかってしまう様子が描かれているといいます。 『今昔物語』で描かれている当該和歌は、少し異なります。 2句目の「恋しき事」が「わびしき人」になっています。 「わびし」はやりき

          大河ドラマ「光る君へ」第39回~惟規の辞世の句を考察する

          大河ドラマ「光る君へ」第37回~『紫式部日記』よりドラマを読み解く

          こんばんは、もちまるです。 今回は「光る君へ」で出て来た2つの場面を『紫式部日記』から読み解いていきたいと思います。 考察にあたり、『ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 紫式部日記 紫式部/山本淳子=編」を引用、参考にしています。 製本の場面 まず始めは、出産を終えて天皇のもとに戻る中宮彰子が、 お土産にと『源氏物語』を製本する場面。 内裏へのお帰りが近い時期、かなり忙しい時にも関わらず、 彰子は『源氏物語』の本を作ります。 やはりドラマと同様、史実でも道長は、紙

          大河ドラマ「光る君へ」第37回~『紫式部日記』よりドラマを読み解く

          大河ドラマ「光る君へ」で登場したお香「荷葉」を再現してみた

          こんばんは、もちまるです。 突然ですが、9月22日放送の大河ドラマ「光る君へ」で登場したお香を再現して作ってみました!! 詳細を語ると長くなるので割愛しますが、1年以上前から お香づくりを習っており、有難い事に平安時代のお香を再現出来るようになりました。 今回はそのお香作りのレポート回です。 制作したところだけ見たい方は、 「制作編」から お読みくださいね。 「光る君へ」でのお香登場まずはドラマでお香が登場した場面から見ていきましょう。 冒頭の場面、宮の宣旨が道長

          大河ドラマ「光る君へ」で登場したお香「荷葉」を再現してみた

          大河ドラマ「光る君へ」第36回~紫式部と道長の和歌について考察する

          こんばんは、もちまるです。 今回は、大河ドラマ内で紫式部と藤原道長の和歌のやり取りがありました。 その和歌解説を行っていこうと思います。 この一連の流れについては、『紫式部日記』に描かれていましたので、 今回は、『紫式部日記』から引用や考察を行っていきます。 まず、紫式部が詠む和歌。 道長の娘、中宮彰子が産んだ皇子様の五十日の祝いの席で、 道長から和歌を詠むように言われ、詠んだ和歌です。 続いて道長の詠んだ和歌はこちら。 自分の命尽きるまで若様に尽くす、道長の強

          大河ドラマ「光る君へ」第36回~紫式部と道長の和歌について考察する

          言葉に出来ないものが好き

          こんばんは、もちまるです。 今回は、少し深い話。 私は、言葉に出来ないものや事が好きです。 絵画や音楽といった芸術、文学、景物など… 「きれい」とか「面白い」という一言で片付かないものが好きなのです。 私が特に好きなのは、日本文化。 気づいたらなぜか日本文化が好きでした。 日本文化のもとをたどると、海外のものより派手さがありません。 もちろん、蒔絵や平安時代の十二単などは ぱっと見てその美しさが分かるものもありますが、 海外のアートと比べると落ち着いている印象

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          好きの宝箱〜日々の徒然

          こんばんは、もちまるです。 今日は思った事をつらり、つらりと。 ほっこりする時間が好きです。 最近見つけた 好きなものたち🩷 お花が好きです🌼 自転車を漕いでいたら急に彼岸花?を見つけました。 ピンク色がなんて可愛い事でしょう💕 あまりにもきれいでびっくりしました。 色味が大好き🥰 写真を撮るか迷ったのですが、 人が来ない事を確認し、サササと撮りました😂 何だか、私自体がこういう世界観の中で生きているなと思って😌 言葉に表すとうまく表現出来ないのですが、

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          大河ドラマ「光る君へ」第35回~和泉式部と惟規の和歌考察

          こんばんは、もちまるです。 今回は「光る君へ」で、和歌が2首出てきました! 和歌マニアの私にとってワクワクの回。 早速考察していきます😊 和泉式部の和歌「ものをのみ…」考察 まず見ていくのは和泉式部の和歌。 最愛の敦道親王を亡くした時に詠まれたものです。 くしけずるとは、櫛で髪の毛をとかすということです。 どれだけ親王を亡くした悲しみが深いことだったでしょう。 和泉式部の和歌は、どこか和歌が艶やかなんですよね。 何だか、ドラマティックな情景が目の前に浮かん

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          アナログに心惹かれて

          こんにちは、もちまるです。 昨日一昨日と私の住む地域は氏神様のお祭りがありました。 年に一度の大きなお祭り。 各町会ごとにお神輿を担ぐようで、あちらこちらから わっしょいわっしょい~!という声が聞こえました。 各自治会館の前には、提灯がたくさんぶら下がっていて、 これまた風情がありました🏮 あらゆる場所で電柱に混じって盆踊りのような提灯が飾ってあるのは、 何だかとても独特な雰囲気。 5分歩くともう別の町会に行けるので、 あちらこちらでお神輿が見れて面白い。 令和の

          アナログに心惹かれて

          大河ドラマ「光る君へ」の感想を毎週書いていましたが、新しく勉強している事があり、毎週更新から不定期更新へ変更します🙇 いつもお読みいただき本当にありがとうございます🌼 無理のない範囲で続けられたらと思っています☺️ 写真は、ムラサキシキブという実らしいです。 近くの公園にて🛝

          大河ドラマ「光る君へ」の感想を毎週書いていましたが、新しく勉強している事があり、毎週更新から不定期更新へ変更します🙇 いつもお読みいただき本当にありがとうございます🌼 無理のない範囲で続けられたらと思っています☺️ 写真は、ムラサキシキブという実らしいです。 近くの公園にて🛝

          心を満たす浦和旅

          こんばんは、もちまるです。 先日、久しぶりに遠出したので 今日はそのお話です。 今回出かけたのは埼玉県の浦和。 初めて行く場所です。 実は、同じ首都圏に住んでいるのに、 今まで埼玉県にはほとんど行った事がありませんでした。 浦和に行った理由は、Instagramで拝見した 素敵なアーティストの方が浦和で展示会をなさっていたからです。 以前素敵なカフェに行った際に、その方の絵が飾られていて 一瞬で心を奪われました。 それ以来、Instagramでいつも作品を拝見し

          大河ドラマ「光る君へ」第33話~『源氏物語』に見る「物語」を書くという事について

          こんばんは、もちまるです。 「光る君へ」では、いよいよ『源氏物語』の執筆が始まっている訳ですが、 今回は「物語」を書くという事について考えようと思います。 ドラマを見る限り、『源氏物語』は、一条天皇の為に制作されたという風に見て取れます。 自発的要素も、もしかしたらあったかもしれませんが、 どちらかというと政治に利用されている部分もある気がしました。 (とはいえ、『源氏物語』の内容自体はあまり政治的な固さはありませんが) 『源氏物語』の執筆契機について面白い記事を見つ

          大河ドラマ「光る君へ」第33話~『源氏物語』に見る「物語」を書くという事について

          転職活動中に見つけたこころの居場所

          こんばんは、もちまるです。 今日は少しプライベートなお話です。 (少しお話するのも恥ずかしいなぁと思ったのですが、 同じように迷っている方がいらしたら…と思い書くことにしました。) 実はここ数か月ほど、転職活動をしていて 考える事がたくさんありました。 これからお話する事は、あくまで私の感じ方なので、 こういう人もいるんだな位で読んでくださいね。 さて、本題です。 転職活動は新卒採用ではないので、 ・実務経験はあるか? ・どんな仕事をしてきたか? がものを言う世界。

          転職活動中に見つけたこころの居場所