紗羅

事務のお仕事をしながら コツコツと働いています。 ここ数年になりますが  詩を書く事が好きになり いろんな自分や心について書いています。 見かけたら読んで頂けると幸いです。

紗羅

事務のお仕事をしながら コツコツと働いています。 ここ数年になりますが  詩を書く事が好きになり いろんな自分や心について書いています。 見かけたら読んで頂けると幸いです。

マガジン

  • 心に響いた投稿作品

    思わず「うん」と頷いてしまう 心に留まる文章や 笑ったり、泣いたりと 感慨深く思う作品を収納しています。

  • 大好きな絵・写真・音楽

    楽しくなったり、癒されたり、感動したり 良いなぁ〜と思った作品を マガジンへ収納しています。

  • 学びの投稿作品

    学びとなった記事を収納しています。

最近の記事

題名 「何でもない日」

歩いていく道がある。 いつもの時間と 変わらない場所 何も考えず 気にすることなく 足は前へ進む。 不安を意味する暗雲は消え 残る欠片は陽の光に溶け 今の心は透き通る。 先は果てしなく広がり 小さな自分が見た世界は 壮大なる無限な心 それは気づきをもたらし 存在する自分を受け入れる。 平坦で穏やかな流れに 自身の夢と現実が託され その答えを遮ぎるものはなく どこまでも続き どこへでもゆく。           紗羅 可もなく不可もなし そんな日があり 毎日続く訳ではなく

    • 題名 「自分が存在した日」

      この文字を刻むと 時は静かに流れゆき 自分が存在する証は目に映る。 それは光のように影のような ロマンを広げる1ページ。 昨日の過ぎ去りし風 今を追う足跡を見つめ 明日の見えぬ空を追いかける。 思い抱いた心と この体が受けた思いは 言葉となり記しを残す。 現実の姿から 本来へ向かう自由を辿り 避けて通ろうとする道は平らにして すべてを知る者となる。 一人駆け上がるように 最期の独擅場へ足を踏み入れ ゆっくりと舞い立ち 地に着いた足は もう離れることはない。 消えゆく前の姿ある

      • 題名 「季節の雫」

        青々と映る木々の隙間から 少しずつ赤みがかかり 黄色く明るさを帯びながら 鮮やかな色味が点々と広がっていく。 時の流れは晩秋を迎えつつ 日差しの温もりは 暑さを残しながら 流れていく風は秋を含ませ 今日の言う日に抑揚が生まれる。 映り変わる季節が目の前に 時は寄り添い味わう心が 秋の深みへ向かい 今から始まる冬の旅路へ そっと足を運ばせる。 この空を見上げ 緩やかに落とす枯葉の雫は 今へ輝くように舞い散る。           紗羅 寒くなってきましたが 日中はまだ20℃

        • 題名 「彼方」

          見える世界はとても小さく 狭い場所に立ち今を歩く。 進まずして繋がらない道 止まることは許されず 吹く風は煽るように 見えぬ時は先へ向かう。 視線を落とし俯く姿 煌めきに惹かれ 時折振り返ると懐かしさを滲ませ 映した過去は影となり 光を含み流れては消えていく。 切なき無常の響きと 儚い夢の現実が 鮮明で不確かにこの足を運ばせる。 終わりを告げた出来事は浮かび 今から訪れる始まりの波。 行く末など分からぬ濁りの明日 それを透明にするのは 奥底に沈んだ心を引き上げ 前だけを見つめ

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        • 心に響いた投稿作品
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        • 学びの投稿作品
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        記事

          「今日を生きる」 昨日から今日へと 呼吸が繋がった。 今日を生きる道に 期待と不安を抱き 人である自分が前を向く。 一つの大切な心は 抱いた思いを決して忘れない。 今日の終わりがやってくるまで この身体へ刻めるだけ刻もう。 解き放つ時が来たら 自分も空へゆくから。

          「今日を生きる」 昨日から今日へと 呼吸が繋がった。 今日を生きる道に 期待と不安を抱き 人である自分が前を向く。 一つの大切な心は 抱いた思いを決して忘れない。 今日の終わりがやってくるまで この身体へ刻めるだけ刻もう。 解き放つ時が来たら 自分も空へゆくから。

          題名 「一人の道」

          この世に生を受ける時 誰かの中で生まれ 誰かの元で育ち 温もりと冷たさは共に広がり 地を生きる道が始まる。 すべては自分の手で掴み 広げた手を見つめたら 心の空へ飛ばしていく。 道が狭まればこの身体は痛みを伴い 道が広がればこの身体は解放される。 それを知るために進みゆき 己の心を水が流れるせせらぎに変え 止まるその日がやってくるまで どこまでも追いかけていく。 一人歩む道は過酷の日々 それを味わう度に削ぎ落とされ 自分は生まれ変わり 移りゆく今は一変しながら 陽だまりの道が

          題名 「一人の道」

          題名 「霜月の候」

          降り続く雨は 冬の予感を感じる冷たい雫。 地へ落とす度に 辺りの寒さが増していく。 晩秋の気配が消えるように 流れていく風は 新たな季節の訪れを知らせる。 遠く向こうに潜む霧の影と 木枯らしが近づく冬の音に この胸がざわついていく。 波を打つような不安定な空 この物寂しさは 今を忘れないように 冬の道へと向かう大切な心。 季節の変わり目に立ち 自然と移り変わる光景は 煌めく時の儚さを感じた。           紗羅 今日は朝から雨の1日。 日中はずっと雨降りのため 気

          題名 「霜月の候」

          募集! 「flower seed」 YouTube登録者100人達成企画🎉 題名「天使の時間」

          いつも書いている詩で かのんさんの企画へ 参加させて頂きます。 どうぞ宜しくお願い致します。 題名 「天使の時間」 いつかの時に目覚めたら 見えない翼を背にして 旅する準備が始まっていく。 何も分からない道だけど このままゆっくり進んでいこう。 夢の船を漕いで渡りながら 誰かと巡り合い 出会いと別れの中で 語り尽くした言葉を並べたら 思い出が積み重なる。 かけがえのないこの時に 笑顔と涙が溢れると 道はどこまでも繋がり 羽を広げ時を駆けていく。 旅立つその日がやってくるま

          募集! 「flower seed」 YouTube登録者100人達成企画🎉 題名「天使の時間」

          題名 「秋いろいろ」

          「秋の道」 枯葉舞い散る空の下 季節の道を踏み締めて歩く。 穏やかな時の中 秋の行方を追いかけ どこまでも続くこの道は 実りの秋を心へ残し 儚く消えていく。 「秋の空」 秋晴れに浮かぶ優しい光 照らされた地上へ 温もりが広がる。 見上げた空は天高く 長閑に包まれながら 彼方を目指し 飛んでゆこうと誓う心。 「秋の風」 色なき風は吹き抜け 少し淋しげな思いが 緩やかに交差する。 時折背を掠め 通り過ぎていき 季節の風を見つめて 向こう側へ微笑んだ。 「秋の夢」 赤色に染ま

          題名 「秋いろいろ」

          「秋雨日和」 静かに降り続く雨音が ゆっくりと伝わるように 自分の中へも この雨を降らせていく。 傘から落ちる雫は そっと手のひらに 長雨の知らせを届ける。 少し冷たく感じた心は 晩秋の季節を映し 見上げた空は秋深く 身体の奥まで身に染みる。         紗羅

          「秋雨日和」 静かに降り続く雨音が ゆっくりと伝わるように 自分の中へも この雨を降らせていく。 傘から落ちる雫は そっと手のひらに 長雨の知らせを届ける。 少し冷たく感じた心は 晩秋の季節を映し 見上げた空は秋深く 身体の奥まで身に染みる。         紗羅

          題名 「無限心」

          何かに触れて 立ち止まる日々。 背を押され押しながら 息遣いと共に始まる 未知へと広がる領域。 求めることを 止まない心に明日はなく 今日すら停滞する狭き空間。 気にしたら終わる世へ 繊細な思いを胸にして 大胆な思いを心は貫き 人の群れへと飛び込みながら 月日を重ねていく。 汚れていき 洗われていき 目まぐるしく回されながら この心は創られて 自身を導いていく。 目に焼き付けた思いを この手にそっと握り 心で振り絞った力を 無限の言葉に変えてゆけ。          紗羅

          題名 「無限心」

          募集!音楽に関すること色々🎧 歌詞題名「Good Luck」

          cofumiさんの企画へ 応募をさせて頂きます。 C   あなたの歌詞を歌にします! こちらで参加を決めました。 いつも書いている詩とは全く違い 言葉を飛ばしたままには出来ず テンポや流れが必要だと感じながら 歌詞と向き合い完成しました。 上手く書こうとは思わずに 下手で良いからちゃんと完成させよう! そんな思いの中で歌詞に挑戦しました。 歌詞題名「Good Luck」 ざわついた風が 緩やかに吹いたら この場を去る合図が届く 少しだけ思い腰を上げたら 前だけを見る私が

          募集!音楽に関すること色々🎧 歌詞題名「Good Luck」

          題名 「冬の入り口」

          静寂な朝は 無音なままで時を進ませる。 始まりを告げる空は まだ暗がりの中へ 小さな光を魅せていく。 この空間に秋の気配は まだ眠りについたまま ひっそりと佇み 緩やかに吹く 冷たい風が頬に当たると これから迎える季節が 今ここへ訪れる。 秋は深まりを告げていき 冬の足音が すぐそこまでやってきて 霜降を間近に控え 冬を着飾る空色は また秋一色へと染まっていく。 ゆっくりと時が流れ 繰り返される日々の中 冬の入り口に立つ自分が この隙間から空を見つめる。          

          題名 「冬の入り口」

          題名 「生きた証」

          ただ生きろと風は吹き 時ばかりが過ぎていく。 待ってはくれぬ今が 日々塗り替えられ 身体に受ける季節は巡り 自分は大人への道を進んだ。 変わり変わらぬものを抱え 落とす心があれば 拾う心もあり 昔も今もこれから先も 素の姿だけは ずっとこのままで 貫いていくだろう。 ここにいる意味はなく 今の存在を生き抜いていくだけ。 明日の地を踏み締めた時 生きた証が一つ残され それを見つめるように 今日と言う日を辿っていく。          紗羅 日々淡々と生きていくことが 好きだ

          題名 「生きた証」

          題名 「秋に問う」

          晴天の秋空を見上げ問いかける。 詩ではなく 短歌で心を込めてみました。

          題名 「秋に問う」

          題名 「夢の旅人」

          懐かしき車が映り 窓の外へ大きく手を振る さよならの合図。 咄嗟に駆け寄り 手を差し出しも 視線を合わせず 頑なに手を内へ込めてしまう。 少しもどかしく 分かるからこそ踏み切れない心 一言問いかけても 帰らぬ無言を貫く。 そのまま走り出す車から 窓の外へ大きく手を振る姿に 振り切った軽やかさと 清々しいまでの思いが届き それは存在しない幻のように ゆっくりと消えていく。 後に残る風は 淋しさが舞う心へ 細やかな優しさが届いた。           紗羅 今日は2つの詩を書

          題名 「夢の旅人」