題名 「自分が存在した日」
この文字を刻むと
時は静かに流れゆき
自分が存在する証は目に映る。
それは光のように影のような
ロマンを広げる1ページ。
昨日の過ぎ去りし風
今を追う足跡を見つめ
明日の見えぬ空を追いかける。
思い抱いた心と
この体が受けた思いは
言葉となり記しを残す。
現実の姿から
本来へ向かう自由を辿り
避けて通ろうとする道は平らにして
すべてを知る者となる。
一人駆け上がるように
最期の独擅場へ足を踏み入れ
ゆっくりと舞い立ち
地に着いた足は
もう離れることはない。
消えゆく前の姿ある