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ほんがたり・陽彩の本棚

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noteの街で出会った、素敵なnoterさんの本への想い。 読んでみたい本・美しい言葉を集めました。 本と、本を読むまでの本物語。
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記事一覧

「この世にたやすい仕事はない」 津村記久子

「どの人にも、信じた仕事から逃げ出したくなって、道からずり落ちてしまうことがあるのかもし…

読書感想文〜「書店員は見た!」

「書店員は見た!本屋さんで起こる小さなドラマ」 森田めぐみ・著(大和書房 2024) 書店で…

『ナースの卯月に視えるもの』2絆をつなぐ

地元の書店でもりんこさんの本を見つけては、ニヤニヤしてるcofumiです。 今回も、りんこさん…

【読書】PTAでもPTAでなくてもいいんだけど、保護者と学校がこれから何をしたらいいか…

著者の大塚玲子さんは、 長年PTA問題に取り組んできて PTAについての本を何冊か書かれている方…

空気を感じる本について

スマホ使わないチャレンジを達成したご褒美として読みたかった本を買うと決めていた。 今週購…

ちひろ
1か月前
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「13歳からのアート思考」を読んで|読書感想文

著者の末永幸歩さんは美術の先生である。わたしがこの本を読みたかった理由はサブタイトルに惹…

まる。
1日前
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「本からはじまる物語」で想いをさらに強くする!

「本からはじまる物語」 メディアパル発行 今より多くの人が通い、もっと身近に感じていた時代の本屋さんが次々と現れます。 そして、本屋さんだけではなく、本に思いがある人や、猫のお話も。 2007年にメディアパルさんから発行されたこの本を偶然見つけたのは、図書館でした。一にタイトル、二にページをめくったところに著者の1人として、恩田陸さんの名前が記載されていて即借りることに。 <本屋さんの棚に並べられている本の順番が、バラバラになっているのはなぜか?>という内容を書いたのは

アートの楽しさ

私がアートに興味を持ち始めたのは、今の旦那と知り合ってからだ。それまでは美術館に行ったこ…

Mao
2日前
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一人の詩人を想う

谷川俊太郎さんがなくなった。 年齢を思えば、往生、と言っていいのかも知れない。 でも、寂し…

だいな
3日前
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書くこと、話すこと

星野源さんのエッセイ、いのちの車窓からを読みました。 どの話も好きだったのですが、好きな…

マンガ感想文『沼の中で不惑を迎えます。輝くな!アラフォーおっかけレズビアン!』

『沼の中で不惑を迎えます。輝くな!アラフォーおっかけレズビアン!』 竹内佐千子さん  作 …

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【詩論】~青のスケッチ~べじブルー

『心が動いたとき…詩が生まれる』 ※3000文字 私なりのアフォリズムを記すならば、 『とあ…

べじさん
7日前
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この読書、尊すぎ注意~『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』~

『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』。 このタイトルに「まさか、本を読んだこと…

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【短歌】「月のうた」を読んで

先日の海のうたに続き、今回は月のうたについて書こうと思います。 こちらも現在活躍されている歌人100人が詠んだ、月の短歌100首が収録された2024年発行のアンソロジーです。 異世界への案内役をするらしい満月の夜をあるくカマキリ 早坂類 はやく何か立てばいいって言われてる空き地を月が歩いているよ 雪舟えま ぼくの持つバケツに満ちた月を食いめだかの腹はふくらんでいく 佐佐木幸綱 敬称略 言われてみればカマキリって前足がもう鎌の形をしていて、複眼でどこみているかわからな