「ネット社会」に救われた力で前向きに:入院生活と片麻痺の工夫
新型コロナウイルスの収束が見えない中、私は脳出血を発症し、緊急入院することになりました。当時の病院では感染対策のため家族の面会が禁止されており、家族との連絡は、自分のスマートフォンで電話やメールをするか、病院の許可を得てオンライン面会を行うかのいずれかでした。
そんな状況下で、私は近年の「ネット社会」に大いに助けられました。家族との連絡手段はもちろんのこと、病室やデイルームに設置されたテレビに加えて、ベッドに寝たままスマホやタブレットで動画配信サービスを利用できたことは大き