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「疎外感」◆HSPさんにもおススメ記事です◎漠然とした疎外感…心理・原因と解決方法を紹介します◆
こんにちは。
心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「疎外感」◆漠然とした疎外感…心理・原因と解決方法を紹介◆についてお話します。
あなたは「疎外感」を感じることはありますか?
「職場の人間関係に馴染めないときに感じた」
「ふとしたとき、なんだか自分だけ一人のような気がする」
「今現在、孤独感や疎外感を感じていて辛い…」
など、人間関係の問題で孤独感を感じるときであったり、ただ漠然とした疎外感を感じたりする方は多いのではないでしょうか。
また今現在、孤独感や疎外感を感じて辛いと悩んでいる方もいると思います。
疎外感とは、「孤独を感じることや自分だけが取り残されたように感じること」です。
疎外感を感じることで周囲との関係性も微妙に感じてしまったり、ストレスになりやすい原因でもありますよね。
私自身は過去に何度か強い疎外感を感じたことがありました。
その原因はその時感じる疎外感によって違っていましたが、大きく分けると【人間関係の疎外感】と【漠然とした疎外感】の二パターンです。
職場では立場の変化から、「なんだか蚊帳の外にされている気がする」と感じて疎外感というものを感じていました。
そのように仕事の人間関係で疎外感を感じる方は多いかと思います。
もう一つの漠然とした疎外感は、「ふとしたときに感じる」ことが多かったです。
「あれ…?何だか自分だけ独り孤独になっていると感じる…」
と、突然感じるものでした。
私の場合は子ども時代の環境や、親との愛着問題が疎外感と関係していたことが大人になって気づくことになります。
疎外感を覚える心理や原因は人それぞれ違いはありますが、孤独感や疎外感を感じる現代人が増えていると言われています。
今回は疎外感を覚える人の特徴や心理・原因と解決方法について紹介しますね。
1.「強い疎外感を感じてしまう人の特徴」とは?
◆「強い疎外感を感じてしまう人の特徴」◆
①「自己評価を極端に低くしてしまう人」
②「周囲の評価や目を気にし過ぎる人」
③「独りの時間の過ごし方が苦手な人」
①「自己評価を極端に低くしてしまう人」
強い疎外感を感じてしまう人の特徴としては「自己評価を極端に低くしてしまう人」です。
疎外感を覚える人は自分を過小評価して自信がない人が多いです。
そこには自分に対して【自尊心がもてない】ことや【自己評価の低さ】も関係しています。
「自分は周りよりも劣っている…」
「私は皆のようにはできない…」
と思い込んでしまうことが増え、自分は人から必要とされてないと勘違いしてしまうこともあります。
また、自分を好きになれず「こんな自分が嫌い…」と感じてしまっていることもあります。
◆「自尊心」のラジオ放送&動画です(^^)◆こちらから
②「周囲の評価や目を気にし過ぎる人(SNS)」
次に強い疎外感を感じてしまう人の特徴としては「周囲の評価や目を気にし過ぎる人」です。
疎外感を覚える人が増えている背景には周囲からの評価や意見を気にし過ぎてしまうことも関係しています。
最近ではSNSなどの発達によって人の意見や評価を気にする人が増えていることがありますよね。
SNSは気軽に誰でも匿名で利用できる反面、誹謗中傷も手軽行えてしまうことから大きな社会問題となっていますよね。
そのようなネット内のコミュニティで自分の評価を気にするあまり、周囲と過度に比べてしまい「自分は劣っている…」と思ってしまいます。
私自身もSNSを活用していますので、そこで感じることは少なからず日々あります。
例えば自分が発信したことに対して良い反応もあればそうではないこともあるときです。
「誰かを傷つけてしまったらどうしよう…」
「批判されてしまった気がする…」
と、反応を気にしてしまい、他の人の言葉が直接でなくても、あたかも自分に対しての意見ではないか?と感じてしまうこともあります。
そのように誰でもSNSをしていると落ち込んだり、ショックを受けてしまうことはあると思います。
そのことでSNSをきっかけに、疎外感を覚えることにつながってしまうこともあります。
SNSも自分が影響を受けている環境の一つととらえて、自分に合った距離感を保つことも必要になってきます。
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③「独りの時間の過ごし方が苦手な人」
次に強い疎外感を感じてしまう人の特徴としては「独りの時間の過ごし方が苦手な人」です。
疎外感を覚えやすい人は、一人でいる時間がとにかく苦手な人です。
その人の性格やタイプもそれぞれなので、集団で過ごすことが好きな人もいれば一人を好む人もいますよね。
生活する時間の中でまったく一人になることがなかった人や、またはその環境に慣れてしまっている人はとくに疎外感を感じることがあります。
一人でいると疎外感を強く感じてしまうため、常に誰かと一緒に行動をすることを選んだり、集団に属したいと思ってしまいます。
一人の時間や孤独を苦手としてしまうことも、疎外感を覚える人の特徴です。
2.「強い疎外感を感じてしまう心理・原因」とは?
◆「強い疎外感を感じてしまう心理・原因」◆
①「幼少期の家庭環境の問題(アダルトチルドレン)」
②「ストレスフル状態となっている」
③「職場や生活スタイルの環境変化」
①「幼少期の家庭環境の問題(アダルトチルドレン)」
強い疎外感を感じてしまう心理・原因については「幼少期の家庭環境の問題(アダルトチルドレン)」があります。
疎外感が強い人は、家庭環境に問題があるケースが多いです。
特に幼少期の家庭環境の影響が大きく、親に相手にしてもらえなかった子供は孤独感を覚えてしまいやすいです。
それが大人になっても強い疎外感となって現れてくるケースも少なくありません。
私自身も子ども時代に親と上手く愛着関係を築けなかったことが原因で、大人になっても周囲の人間関係でとても苦労した時期がありました。
私と同じように親との愛着関係が形成できなかったアダルトチルドレンの人も疎外感を強く感じることが多いです。
「子ども時代に親に上手く甘えることができなかった…」
「いつも親の間をとりもつようにしていて、無理をしていた…」
と、カウンセリングでお悩みをお聴きすることは多いです。
生活環境が人格形成に大きな影響を与えてしまうこともあり、大人になっても人間関係で強い疎外感を感じることもあります。
◆「アダルトチルドレンのラジオ放送&動画です(^^)◆こちらから」
②「ストレスフル状態となっている」
次に強い疎外感を感じてしまう心理・原因については「ストレスフル状態となっている」ことです。
疎外感を感じる原因には過度のストレスにより心の耐性が低くなっていることもあります。
強いストレスは誰でも慣れるものではありませんよね。
過度なストレスがかかっていくと、人の精神面は少しずつ弱ってしまい耐性がなくなってしまいます。
過去の私もそのストレスフル状態を続けてしまったことから、燃え尽き症候群となってしまったことがあります。
「自分は何をしていたのだろうか…」
「皆は普通に生活しているように見える…」
と気づかないうちに自分を追い込んでしまい、過度のストレスフル状態から疎外感を覚えるケースもあります。
ストレス社会と言われる現代においては、まったくのストレスフリーで生活することは困難ですよね。
知らないうちにストレスを抱えてしまっていることもあるので注意が必要になります。
◆「燃え尽き症候群」のラジオ放送&動画です(^^)◆こちらから
③「職場や生活スタイルの環境変化」
次に強い疎外感を感じてしまう心理・原因については「職場や生活スタイルの環境変化」です。
職場の部署移動や配置転換や転職など、周囲の環境に変化があったときに疎外感を感じることがあります。
また、引っ越しや慣れない土地に住み始めたときなどです。
そのような大きな環境変化で疎外感は大人になってから強くなることもあります。
特に会社というコミュニティーにおいては、ちょっとした環境の変化から疎外感を覚えることもあります。
「最近職を変えて、とても不安や孤独を感じています…」
「立場が変わったことで仲間との距離感を急に感じて…」
といったお悩みをカウンセリングでもお聴きすることは多いです。
私自身も過去に職場でリーダーという立場になったときに強い疎外感を感じたことを思い出します。
「あれ…なんだかコソコソと自分の話をされている気がする…」
「今までは話しかけてきてくれた人と距離を感じる…」
と、自分の環境変化から強い疎外感を感じていました。
職場の人間関係は複雑なので、その疎外感から深く落ち込んでしまうこともあるので注意が必要です。
◆「人間関係で疲れる人」のラジオ放送&動画です(^^)◆こちらから
3.「強い疎外感を感じた時の3つの解決方法」とは?
◆「強い疎外感を感じた時の3つの解決方法」◆
①「誰しもが感じるものだと理解していく」
②「話が合わない人・考えが違う人には近付かない」
③「一人で過ごす時間を充実させていく」
①「誰しもが感じるものだと理解していく」
強い疎外感を感じた時の解決方法としては「誰しもが感じるものだと理解していく」ことです。
自分が疎外感に苦しんでいるときは、「この苦しみは自分だけが感じるものだ…」と思ってしまいやすいです。
「なんで自分だけこんな孤独なんだろう…」
「自分だけの周りには理解者が誰もいない…」
と、強い疎外感を感じたときは、私自身もそのように思い込んでしまっていた時期がありました。
そのような視点(フレーム)で私は周囲の人を見ていたんですね。
しかし、疎外感というのは自分だけではなく誰もが感じているものです。
人によっては疎外感を覚えても、それを前面に出さない人もいますよね。
普段はいつでも明るく振る舞っている人も、実は一人で悩んでしまうことだってあります。
そのように自分の視点(フレーム)を掛けかえてみると、違った側面が見えてくることもあります。
これを心理学では【リフレーミング】といったりします。
疎外感は自分だけが感じるものではなく、周りの人も同じように感じてると思うことで気持ちを落ち着けることができてきます。
◆「リフレーミング」の動画です(^^)◆こちらから
②「話が合わない人・考えが違う人には近付かない」
次に強い疎外感を感じた時の解決方法としては「話が合わない人・考えが違う人には近付かない」ことです。
疎外感を覚える場合、話が合わない人や明らかに考えが違う人には近付かないことも大切です。
これは先ほども少しお話しましたが、SNSなどネットの世界にも置き換えてみることができます。
自分にとって辛い言葉や映像などもSNSをしていると目にしてしまったり、関わってしまうことがありますよね。
無理して自分と違った考え方や批判をしてくる人とは、距離をとることも必要となります。
また、リアルな状況でも話が合わない人と一緒にいることは気疲れしてしまうため、気持ちの面においてマイナスとなって働いてしまいます。
考え方がまったく違う人に「自分が無理にあわせる必要はないのだ」と思って生活していくことが大切です。
③「一人で過ごす時間を充実させていく」
次に強い疎外感を感じた時の解決方法としては「一人で過ごす時間を充実させていく」ことです。
とくに日々忙しくしている人は、一人で過ごす時間はとても大切です。
一生懸命に頑張っているときは、一人の時間をリラックスして過ごすことができていないことが多いです。
一見一人で過ごしている時間だと自分では感じていても実際は誰かと繋がっていることも多いです。
過去の私もそのようにして一人の時間を過ごしていると思っていましたが、よく振り返ってみると、そうではなかったんですね。
一人のときでもSNSでの繋がりをもっていたり、誰かと仕事のメールをしていたんですね。
一人の時間は寂しいなどのマイナスのイメージを持たれがちですが、気持ちを切り替えたり、好きなことに費やしたりととても大切な時間です。
本を読んだり、映画を観たりどんなことでもよいので少しでも自分だけの時間をとることです。
「でも忙しくてまとまった時間が取れない…」という多忙な方におススメのなのは【マインドフルネス】です。
マインドフルネスは「今ここ」を感じて、自分自身と向き合うことができます。
また少しの時間でも取り組めるので、仕事の休憩時間や、家事の合間のちょっとした時間でも一人の時間を充実させることもできます。
◆「マインドフルネス」のラジオ放送&動画です(^^)◆こちらから
4.まとめ
今回は疎外感を覚える人の特徴や心理・原因と解決方法について紹介してきました。
疎外感は人間関係の問題で孤独を感じるときであったり、子ども時代の環境が影響することであったりさまざまです。
まずは、疎外感を覚えないためには、ストレスを抱え込まないようにすることです。
強いストレスが溜まればたまるほど生活に嫌気がさしてしまいます。
ストレスは疎外感を助長することにもなるので、健康的な生活を心がけ適度にストレス発散をしていくことも大切です。
また今現在抱えている心のモヤモヤであったり、悩みを信頼できる周囲の人に話をすることでも安心出来ます。
信頼できる人であれば誰でもよいですが、自分が信頼できる心理の専門家のカウンセラーに相談してみることでも、疎外感は解消されていくこともあります。
最近ではコロナの影響もあり、漠然とした疎外感を感じている人が増えていますよね。
自宅で安心して心理の専門家と出逢える、オンラインカウンセリングの利用も増えてきています。
普段から自分にあったストレスの解消方法を見つけておくことも大事ですよね。
まずは一度今回紹介した疎外感の解消方法を試してみてくださいね。
今回は「疎外感」◆漠然とした疎外感…心理・原因と解決方法を紹介◆についてお話しました。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)
私は現在、心理カウンセラーとして活動しています。
何かご質問やご相談したいことがあれば、下記のホームページよりご連絡いただければと思います(^^)
それではまた次回の記事でお逢いしましょう。
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5.じゅんさんのSNSやカウンセリングについて
◆心理カウンセリングをしています。お問い合わせ、お申し込みはホームページをご覧ください◆こちらから↓
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一生懸命な時は上手に休むことが苦手です。私も過去休むことが苦手でした。「休んでしまう自分=怠けている自分」と無意識に考えている時があります。自分自身に意識を向けることが苦手となっています。自分に休むことを許してあげることです。ゆっくり休んで、心のエネルギーを溜めていくことです☺🍀
— じゅんさん🌼@HSP心理カウンセラー (@ch87619600) December 26, 2020
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