HSP HSC「敏感な子供は環境変化に影響される?」
こんにちは。
心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)
いつもお記事を読んでいただきありがとうございます。
今日はですね、何も考えずにぼーっとしたりとか、なるべく考え事をする時間を作らないで特に何もしないというような日にしたんですね。
たまに私はですね、そのような日をあえて設けて、考え事をしないようにしています。
これを思考停止と言うのか。それとも思考の休息と言うのかは、その人の捉え方によって変わってくると思うんですね。
私はどちらかというと、思考の休息と考えてそのようにしたりしています。
そうすることですね、少し自分自身の普段悩んでることとか、考えてること。
そんなことからですね、ちょっと離れて身体と気持ちと思考を休ませる。
そんな感覚ですね。そのようにするとですね、少しも身体も軽くなった気がしたりとか、精神的にですね、楽になってきたりとか。そんな感じがするんですね。
またこれはですね、瞑想をするとかそのような感覚ともちょっと違うかなと私は思っていたりするんですね 。
あえて何もしないような時間を多くとっている。そして何も特に考えないでぼーっとするような時間。ただ椅子に座っているだけ。
とか脱力している感覚に近いんですね。
例えばテレビとか動画を観ていたとしても、実はしっかり観ているという感覚はなくて、ただそこに流しているだけという感覚に近いんですね。
深く集中していない。そんな感覚なんですね。
何か休息したい時は身体を休めることが最優先ですが、敏感な気質の人は意識的に思考の休息をしてみるのもおすすめです。
今日ですね、ちょっとそんな思考の休息をしていました(^^)
今回は「敏感な子供は環境変化に影響している」お話ししていきたいと思います。
1.HSPについて
まずHSPについてお話ししていきますね。
1990年代にエレインアーロン博士によって高敏感性の研究がされていました。
科学的な専門用語としては感覚処理感受性(SPS)と呼んでいます。
そして博士はその敏感性の値が高い人を
HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン)人一倍敏感な人。
HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供と呼んでいます。
エレインアーロン博士自身もHSPで、博士の子供もHSCだったようです。
【HSP】
• HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン )人一倍敏感な人
• HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供
• HSS (ハイ・センセーション・シーキング )人一倍敏感な人・刺激を求める人
そして、博士によると全人口の15%~20%がHSPと言われています。
5人に1人がHSPということになります。
そしてさらにそのHSPの30%の人口の約6%が HSS(外向型・刺激を追求するHSP)という気質の人もいるとされています。
HSPは精神医学で言う病名ではなくて、あくまで気質というものになります。
さらに他の種族100種類以上にもHSP気質は存在したことを発見したそうです。
これらは生まれ持った脳機能に関係しているようです 。HSPの人は脳の扁桃体。
危険を判断する部分の働きが、生まれつき強く不安・恐怖そんな部分を感じる神経回路も敏感に働くためなんですね。
【HSPの四つの性質】
①深く考え事をする
②常に刺激を受けやすい
③共感力が高く、感情の反応が強い
④些細な刺激を察知する
HSPについては、 気になった方はエレイン・N・アーロン博士のサイトをチェックしていただけると良いと思います。
アーロン博士のサイトではHSP診断もできます↓
今回は主にHSC(ハイリーセンシティブチャイルド)にフォーカスしてHSCの特性を探りながら。
私自身も HSCだったことを踏まえて、その体験や経験をお伝えしていきたいと思います。
私の主観でお話していくこともあります。
そのように聴いて頂けると嬉しいです 。
この記事を通じて。
今敏感気質に悩んでいる方。辛い方。
身近にいる人への理解になったり。
それぞれが生きている世界が少しでも安心できて。
優しい世界になってほしいと願っています。
又、HSPの情報交換、新しい気づきとなることに繋がっていけたらと思います。
2.敏感な子供は環境変化に影響している
人一倍敏感な子のトラブルは主に過剰な刺激や、その刺激による感情が興奮状態になっていることと考えることができるですね。
そして家庭内の刺激で最も多いものは「環境変化」と言われているんですね。
これは例えば食べたことがないものを出された時とか、日々の習慣を変えられた時。
いつもより違った長い時間の待ち時間とか。あとは家庭内で妹ができたり弟ができたとか。
そんないろいろな変化は様々な形で起きているんですよね。
そしていつも人一倍敏感な子供はその変化から受ける刺激に抵抗していたり、思い悩んで苦しんだりしていると言われているんですね。
これは何か突発的な出来事に驚いたりする事とか、または計画の突然の変更などは人一倍敏感な子にとって大きな苦痛になっていたりとするんですね。
また新しいことへの挑戦なども同じような苦痛となって現れることもあるといわれています。
変化に対応するためにはその刺激を受け止めて、その中で自分で刺激に対して感情のコントロールや気持ちを整理していかなくてはいけないんですよね。
これは人一倍敏感な子の立場になってみるととても大変なことと予想ができます。
例えば A が B に変わると身体もBに合わせていくことが必要になりますし、構築してきたこれまでの脳の中の処理プロセスを、今度はそのBに合わせて再構築していかなくてはならないですね。
そしてそのBがまったく新しいことに挑戦するというようなことならなおさら大変なんですよね。
変化には、
①慣れていること(人とか場所とか行動、身の回りの物)などから別の慣れていることへの変化と。→「移行」
②慣れていないこと(新しいこと、予想外の変化)への変化。この二つがあるんですね。→「適応・対処」
前者の慣れていることへの変化を「移行」と言っています。
そして後者を慣れてないことへの変化を環境変化への「適応」あるいは「対処」と呼んだりします。
これは子供が真新しいものを追い求める性格のHSS(刺激追求型のタイプ)。
新しい経験が好きなタイプであってもですね、この後者の適応というものは簡単ではないと言われているんですね。
実際に変化に直面してみると、想像したことより刺激が大きかったということもあります。
このようにどんな変化があったとしても、人一倍敏感な子は常に危険がないかどうか自分にできるかどうか。
そしてまたは楽しめるものなのかどうかを確かめてから、行動に移すということをしていると言われています。
私は小学生の中学年ぐらいの時にそれまで一軒家に住んでいたんですが、マンションに住むことになったんですね 。
そこはですね、今までは木造の家に住んでいてその木造の匂いとか畳の匂いとか、なれて暮らしていた環境があったんですが、突然ですねコンクリートのマンションに住むことになったんですね。
そこはですね、五感で感じる感覚も全く違くて、狭い箱の中に入れられているような感覚になったんですね。
最初そのように慣れない環境変化というものがですね、私にとってはとても大きかったなと今考えると思います。
毎晩のようにですね、前住んでた家の事を夢の中で見ていたりとか。
夢の中でですね前住んでた家に学校から帰る夢とかを見ていたりとかしていたんですね。
しばらくですね、私はその新しいマンションの中の生活に慣れなくてですね、眠れなくなってしまったんですね。
他の要因もあったとは思うんですが、その環境変化というものに対してとても敏感に私自身も反応していたと思います。
隣の家とのその壁を挟んでですね、繋がっているので生活音が聞こえてきたりすることに対してもビクビクしていたりとか。
自分の声が聞こえてないだろうか?とかそういう風に感じたこともありました。
このようなことから、人一倍敏感な子供は慣れていないことへの適応はとてもストレスがかかっていることになっていることがよくあるんですね。
今回は「敏感な子供は環境変化に影響している」お話しさせていただきました 。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまたお逢いしましょう(^^)
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今回の記事でも参考にしているエレイン・N・アーロン博士のHSCの本です↓
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