感想文:19歳までに手にいれる7つの武器
19歳までに手にいれる7つの武器
#レジリエンス #栄養摂取 #セロトニン #DHA #成長のゴールデンタイム #経験値三倍 #運動
なぜ感想文を書いているのかという疑問に対しこの書籍の答えは読解力が上達するからだ。だから自分も本を読み終える度に感想文を書く習慣を作りたい。
整える力
〜感想〜
一度狂った体内時計を元に戻すには三日なので、もし日曜日に夜更かしをすれば月火水は本来の能力を発揮できない。木金で力を発揮しても週末に夜更かしすれば一週間に二日しか脳の本来の能力を発揮していないという内訳になるということには納得がいった。
個人的にも夜更かしした週末後の月曜日は特に辛いし、木金で大体調子が戻る感じがするからだ。健康的睡眠量と栄養摂取の重要さにも気付かされた。8−10時間は必ず寝ることは知っていたが、寝不足の影響で20代前半までの成長ゴールデンタイムが乱れるということは知らなかった。
栄養摂取面でも、幸せホルモンのセロトニンを作るトリプトファンと脳の六割を占める脂質のDHAも体内で合成不可能なので青魚から摂取することの大切さを学んだ。(魚を食えば賢くなるのは迷信ではない)。運動後の三時間は脳への血流が正され、活発状態にあるという。その活発状態は実質経験値三倍タイムでもあり、その時間を勉強に有益に使おうとも思った。
朝食の重要さもわかった。朝食を食べるだけで平均成績が10%も上がるという。日光は目から脳を活性化するために、朝食は胃から体内を活性化するために摂取するべきだと学んだ。
レジリエンス
〜感想〜
レジリエンスとはバネのようで一度押されても弾き返す、或いは立ち戻ることであることを知った。レジリエンスとは社会で正常なメンタルを保つために必要不可欠であり、10代の頃一番鍛えられると実感した。
何故なら20代前半ともなれば責任も多く、失敗することにリスクを伴うからだ。だが今の年齢むしろ失敗することによってフィードバック(なぜ失敗したか、次はどうすればいいか)をすることにより経験を重ねレジリエンスを鍛えることができる。
日記を書くこと、悪口を言わないこと、きちんとフィードバックすることで客観的視点を得られることを学んだ。20歳までに100回失敗する。
コントロール力
〜感想〜
人生をコントロールするにはまずスマホから。高校生の七割はスマホ依存或いはその疑いがある。スマホを使えば使うほど学習能力は低くなり、法律で校舎内のスマホ利用が禁じられるのは根拠やエビデンスに基づいているからと知った。(ツーブロック禁止とは反面🤫)面白いことに10代は報酬機能を抑制する機能が十分発達していないから依存しやすいらしい。
幼稚園児が泣きながら買って欲しいと叫くのもこの理由で納得がいった。スマホやゲームなどは制御機能が発達していない時は時間制限を決めてコントロールする。理想は一日二時間以内である。寝る30分前には使用しないこと。何故ならブルーライトは日中の青空と同じ波長であり、脳が朝と勘違いするから。また、アプリを重要度によって区別することによってスマホ利用時間をコントロールしようと思う。
オキシトシンとは人との繋がりによって分泌される報酬系機能である。これはインターネット上の繋がりではほぼ分泌されない。またコントロール力を高めることによって自己効(こう)力(りょく)感(自分はできる)が上がり、肯定感も上がると知った。
繋がる力
〜感想〜
冬に二匹のハリネズミが適度な距離を保つことはまさにスマホやインターネットでもそうあるべきだと学んだ。近づきすぎると棘がお互い刺さって害が及ぶ。また、一番印象的だったことはクラスがよくあるガチャの酒場みたいなところである。
SSSランクで気が合う仲間もいればFランクの気が合わない奴もいる。勇気さえあればクラスの全員、いわゆる酒場のメンバー全員に自ら話しかけるが現実的に考えると話しかけれるのは数人程度だ。
勇気がないし、先入観があるからだ。でも実際勇気さえあればコミュニケーション力は補えるし、何よりも繋がりたいと思う気持ちが一番重要なのだ。だがハリネズミのように繋がりすぎには要注意。
読解力
〜感想〜
この章が最も重要だと個人的に感じた。何故なら読解力を鍛えることによってこの書が提案している全てのスキルを鍛えられるからだ。読書をすることによって自己肯定感、勇気、前頭葉の発達、レジリエンスと脳に安らぎを与えられる。知識の上に整える力さえ与えてくれるのは最強だと思った!そして日本で一ヶ月に7冊以上を読むのは人口の上位3%であり、経済力と頻繁に読書する人は正の関係にある。そして日本人の半分は読書をしない。
読解力を上げるにはインプットしたあとアウトプットし復習することである。100冊の本を読読(どくどく)、読んだ情報が流れ出るように読むだけのではなく深読し、「読」んで感想を「書」く。
そしてアウトプットすると他者視点にも気づき、新しい見方をしているのを聞いた瞬間、察することで脳回路が新しく、強く繋がる。昔、母親が読書した後は感想を書けとこっぴどく言ってきたが、今何故僕にそう言いつけていたのか気づいた。読解力を上げられるからだ。それに加えアウトプット能力も鍛えられる。もしこの章を当時の僕になぜ感想文を書かせているのか、エビデンスとして見せてくれればと思っていた。
将来自分の子供にはきちんとなぜこれをしているのか、そもそも何故あなたの課題に介入しているのかきちんとエビデンスを見せようと思う。この章では悩みについても触れ、悩みがある人ほど心理的視野狭(きょう)窄(さく)になりやすく、インターネットで悩みを調べるということすら思いつかない。
自分もよく悩みがあれば検索するが、それは共感性を追求するがゆえに起きる行動である。検索することによって「自分だけではない」という共感を得られ時には解決法さえ得られる。これらを集合知といい、先人の知識のことである。また悩んでいる時にはとりあえず問題解決に向けてTO DOリストを作ることによって停滞状態を脱出することができる。
好奇心
〜感想〜
アセチルコリンとは新しい人、未知のものや好奇心によって分泌される。ドーパミン、オキシトシン、セロトニンに続きアセチルコリンも幸福感をもたらす。好奇心を増やし維持していくことによって現代社会の職業市場に対応できる。好き、面白そう、楽しそうなどで自己開示していくことで仲間は増える。
(追記)
DAIGOさんの切り抜き動画で見かけたのですが、他人から褒められたりしても違和感を感じるのは何故かと興味深いトピックについて回答されていたのですが他人に褒められるのは評価されていることで均等な立場で接されていないことから生じているという話でした。
では例えば
ある友達からアートコンクールで入賞したと連絡が来ました。
ほとんどの方は
「凄い!」 「ヤバい!」 「いいね!」
と反応しがちですが
「えぇ!それってどこのアートコンクール?面白そうだね!」
などがリアクションと好奇心を両方自己開示できます!
アウトプット力
この章ではアウトプット自体よりもアウトプットサイクルの重要性について気付かされた。アウトプット「だけ」していても読解力やアウトプット能力が上達するわけではなく、インプットしてアウトプットする。そしてアウトプットについてフィードバックまたはフィードバックしあう・してもらうことによって新しく、強い脳回路が結び上がる。
また、インプットとアウトプットにも黄金比率が存在し、それぞれ3:7の比率が最大効果をもたらす。また現代社会で求められる人的資本は言われたことをやる「インプット作業」ではなく自ら創造性を巧みに使い自主的に、好奇心を持って行動する人材になることが最大のAI時代に抵抗する方法だ。
またアプリやソーシャルメディアはいわゆるインプット作業で情報を取り込むだけにしか使用していないことに気づいた。アウトプットツールとして3:7を意識すればソーシャルメディアでさえアウトプットサイクルとして使うことも可能である。
面白いことに努力とは苦労と辛いが必然的についてくるもので長続きしない。(当たり前だぁぁぁァ!)
やっていることを楽しいと思う、いわゆる書籍「このプリン今食べるか」に出てきた役割的時間や投資時間を幸福の時間に変換することによって今やっていることのプロセスや過程に目を向けることに繋がる。そしてもう一つ共通点がある。「やりたいこと・夢もどき」に関して華沢とプリンの書籍は
今、既にやっていないことは本当にやりたいことではないと明確に言った。本当にやりたいことでなければそれは楽しいものではない。コンフォートゾーンを出るハードルを低くするには好奇心を高めることである。好奇心を高めることによって明確な目標が見え、新しい出会いを想像するだけでもアセチルコリンが分泌される。