以前、幼稚園があった場所一面にシロツメ草が咲いている。子供達の声が響いていた場所は建物もなくなり、あっという間に雑草が広がった。車で通るたびに、花を摘んで冠や花束をつくって遊んでいた子供の頃を思いだす。変わらず咲き続ける花。人間の私は歳を重ね、今は散歩をしながら目で楽しんでいる。
夏の夜の花火 子どもたちのはしゃぎ声 瞳の中で揺れてる火花 遠い日の思い出 あの頃の子どもたちは もういない