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馴れあいの父娘ではなかったけれど、絵画を鑑賞するとき、父がそばにいるような気がするこの頃。ただ歳をとっただけなのか、趣味の遺伝ってもんなのか。かなしくてあたたかい気持ちになる。横山大観の大作を観ると、谷中の墓を思い出して、「でも」静かな心の人だったのだろうな、としみじみする。

「余は正直に生れた男である。然し社会に存在して怨まれずに世の中を渡ろうとすると、どうも嘘がつきたくなる。正直と社会生活が両立するに至れば嘘は直ちにやめる積りで居る。」 夏目漱石『趣味の遺伝』より引用抜粋。

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夏目漱石「趣味の遺伝」

文学の遺伝(系譜)というものを考える。

『趣味の遺伝』はどういう話か

夏目漱石の『趣味の遺伝』はどう読まれてきたか 日露戦争への熱意の欠如という自戒を、ある種の皮肉をもって扱っている

夏目漱石「趣味の遺伝」を英語で読んでみよう!

〈変格ミステリ〉は、ジャンルとして成立可能か? : 竹本健治編 『変格ミステリ傑作選 【戦前篇】』