僕はもっと愚直だった。いつの間にかブランド品が好きになり、本物のハングリー精神を忘れていた。「ドブネズミみたいに」なんて、カッコいいものじゃあない。泥臭いなんてカッコいいもんじゃあない。僕はもっと、不幸だった。あの頃の不幸だった頃の気持ちを、その時描いた本物の気持ちを大切に。