中三とき同バスケ部の二つ下と付合う。携帯ない時代に夕暮れ人通少い彼女家近所の踏切横ボックスから電話し待合せる。夏の日に手を繋ぎ小高い丘に登り小さな社の陰で震ながら唇を合せるが二人とも初で涎塗れになり大笑い。後も手紙のやりとりは続くが大学受験を機に別る。思い出せば今も胸が熱くなる。