天正3年(1575)10月28日は信長が妙覚寺で名物茶器を集め京都や堺の町衆を招いて茶会を開催した日。上洛してからの信長は京都や堺で名物狩りと称して数々の名器を収集し続けていた。この茶会で茶頭を務めたのが千利休。信長は翌月に権大納言・右近衛大将の任官を控えた時期であったという。