妙覚寺の変
今回ご紹介する寺院は、前回お知らせした妙顕寺から徒歩3分の場所にある妙覚寺。
この妙覚寺は歴史的にも面白い寺院ですので、まずはそちらをご紹介させて頂きます。
妙覚寺の歴史↓(HPから引用)
室町時代、永和4年(1378)に四条大宮に創建。
文明15年(1483年)には足利義尚の命により二条衣棚に移転し、戦国時代は妙顕寺と同様に大規模な敷地をもっていました。
国宝「洛中洛外図屏風」にもその広大な建物が描かれています。
信長の時代までは13代将軍足利義輝、織田信長、伊達政宗など様々な人物の宿所になっており、千利休による茶会も開かれておりました。
中でも織田信長の一番の定宿であり、信長が京都に来た20数回のうち18回の宿泊をここ妙覺寺でしています。
信長のイメージである本能寺には実は3回しか宿泊していません。
その3回目に本能寺の変が起こったのです。
本能寺の変の際、妙覺寺には信長の長男信忠が宿泊していました。
天正11年(1583)に豊臣秀吉の洛中整理命により現在地へ移転。
現在も国指定重要文化財の盂蘭盆御書や、狩野派が扉絵を手がけた華芳堂(※京都府指定有形文化財)、趣の異なる3つの庭園など数々の見どころがあります。
との事!!!あの信長の定宿!
信長イコール本能寺と思っておりましたが、なんと妙覚寺の方が信長との関係が濃いことが判明。
学校の教科書にも載せてほしいレベル。
そんな妙覚寺は年に二回だけ公開されます。5月の青モミジの時期と11月の紅葉に時期の二回!こちらの妙覚寺はガチ穴場です。
ここ妙覚寺の紅葉はとにかく美しい。市内でもトップクラス🍁
人混みを避けたい方は是非、妙覚寺へ
最後までお付き合い頂きありがとうございました。