中崎タツヤ氏のマンガで才能にまつわる一編をよく思い出す。露店でイカを焼いているおばあさんが本当は世界の運命を変えるような発明ができる頭脳を持っている人だという話。だけど本人も誰もそのことに気づかないのでそのまま一生を終える。千里の馬は常にあれども伯楽は常には有らず。発見者の不在。