人からつづく、人でつづく、人がつづく vol.179
今日は朝から、人脈の極意について学ばせてもらいました。
以前紹介した3分間ワークや”教師の学び”についてのセミナーのアドバイスをくれた、のぶさんのセミナーです。
これまでの僕にとって、人脈とは広げていくもの、増やしていくもの、利用するものというイメージが根強くありました。
ここまで多くの学びに触れる機会を頂き徐々にではありますが、その考えが変わり、人とのつながりを大切にできるようになってきました。
しかし、自分がそのつながりに対してどのように思っているのか、そして僕にとっての人脈とは何なのかについては、あえて考えるという時間を取ってきませんでした。
なので、今日のこの時間は願ってもいない、非常に貴い時間でした。
本当に感謝です。
意識の顕在化
人脈とはまさに意識の顕在化です。
私を含めて3人、人脈について話させてもらう時間を頂きましたが、それぞれ思っている内容は違うにせよ、その文脈からは各々が大切にしている言葉の雫がしたたり落ちていました。
そして、それらを互いに話し合う場があることで、自分の中にあった抽象的なものを具体化でき、それぞれの人脈の定義が固定化されました。
僕にとっての今欲している人脈は、
「共に楽しみながら成長しあい、豊かな時間を創る仲間」
です。
根本的な部分に焦点を当てるのは、これまで何度も学んできたものと本質は一緒ですが、人脈という具体的な的を見据えてもらえたことで、自分にとって必要な箇所が明確化しました。
しかし、意識を顕在化するのは、意識をしないとできません。
それこそ以前の記事にも挙げました、学習の4段階です。
意識するからこそ、自分にとっての必要な人脈、天脈が見えてくるのです。
では、どのようにそれらの人脈を見つけ出すのでしょうか。
自分の人生を振り返る
たくさんの人とつながると、息がぴったりあって、一生の友人となる可能性もありますが、その分逆に嫌な人やエネルギーを吸い取られてしまうような、いわゆるエネルギーヴァンパイアのような人に巡り合うこともあります。
だから、駄馬を知っておく必要もあります。
名伯楽の言葉に有名な言葉があります。
気に入らない人には良い馬の特徴を教える。
気に入っている人には悪い馬の特徴を教える。
ですから、駄馬を知ることが自分にとっていいものを見極めるための選択にもなるのです。
人脈でいうと、
・マイナスのストロークの人
・被害者思考の人
・他責志向の人
・不平不満をよく言う人
・決断をゆだねてくる人
・ノウハウコレクターの人
・愚痴を吐く人
・結局はお金やスキルしか見えていない人
・貢献の仮面をかぶった自己承認でまみれた人
・依存体質な人
・中途半端な人
・多くの会に入って訳が分からなくなっている人
などなどです。
自分にとっていい影響を与えてくれる人脈は、すでにあるもの。
自分の人生の中にこそ、見つかるものなのです。
脈は表出しているものではなく、奥底に隠れているものです。
すべては人のつながりで成り立つ
私はここまでで、学んだことを自分の中で貯蓄して成長を実感できるように、学びを整理するために、そしてこのnoteが少しでも誰かの役に立つように、続けてきました。
しかし、それもすべて私だけではなり立たないことです。
例えば、私がこの記事を書いてどんなに学んだとしても、私がそれを実践するのはたくさんの人のつながりの中での場になります。
私がどんなに記事を書いたとしても見てくれる人がいなければ、全く持って、ここに書く必要はありません。
結局のところ、人脈は全ての始まりなのです。
ファシリテーションなんてもってのほか、人とのつながりがなければとてもじゃないですができません。
時間は有限ですが、人脈の在り方は無限です。
なので、すべての人と仲良しこよしになり必要はありません。
いろんな人がいるので、いろんなつながり方があります。
ただし、それを自分が意識下に置いているのかで、その質は何倍にも変化します。
今一度、自分の人脈と向き合い、本当に大事にすべきはどんなつながりなのかを見つめて見てはいかがでしょうか。