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【書評】「本格らしさ」が詰め込まれた大注目ミステリーを読み解く、5つのキーワード―『罪名、一万年愛す』レビュー【評者:吉田大助】

【書評】あり得ない、ではなくあり得る、から始まる――小林早代子『たぶん私たち一生最強』レビュ―【評者:吉田大助】

【書評】家族的な想像力には、戦争を止める力がある――今村翔吾『海を破る者』レビュ―【評者:吉田大助】

【書評】220ページ超もの分量をかけて書いたからこそ、たった3文字が伝わる。――星田英利『くちを失くした蝶』レビュー【評者:吉田大助】

【書評】未来の一語は常に希望を含有している――安野貴博『松岡まどか、起業します AIスタートアップ戦記』レビュ―【評者:吉田大助】

【書評】世間が与える愛の定義に飲み込まれない 自分なりの、自分たちなりの愛が――君嶋彼方『一番の恋人』レビュ―【評者:吉田大助】

塩田武士『存在のすべてを』刊行記念インタビュー/「虚」の中で「実」と出会う

「男性主人公縛り」のお仕事小説&漫画アンソロジー『僕たちの月曜日』(角川文庫)

久しぶりの古本屋で佐藤究の初期作品を文庫本で買った。その内、2冊の解説が吉田大助という見かけたら読むようにしている書評家だったので嬉しい。おそらく僕は後2年くらいは短編ばかり書くことになりそうだけど、佐藤究の様な長編小説を書くことは一つ憧れとしてある。やたら格好良いんですよね。

吉田大助│これは「アンファン・テリブル(恐るべき子どもたち)」の系譜を発展的に受け継いだミステリーなのだ