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原発を止めた裁判官、樋口英明さんの講演記録を読む

Trovatoreさんの質問「日本が高温ガス炉を海外に建設し、そこで作った水素を日本に運搬することもできますが、高温ガス炉にはそのような可能性もあるのでしょうか」、「仮処分申立てが認められていたら運転中の美浜3、高浜1-3が停止していましたが、関西圏で大停電が起きていたのでしょうか」「仮処分で原発が停止し、その後上訴により決定が覆った場合、電力会社は原告に損害賠償することもあるそうですが、原告は本気ではなく、敗訴して安堵しているのでしょうか」への回答 

【暮らし奪われた人々の怒り】傍聴報告・原発賠償関西訴訟本人尋問

7か月前

Trovatoreさんの質問 「反原発訴訟は、普通の市民とボランティアの弁護士が起こしているという見方が一般的なのかも知れませんが、巨大組織が背後で関与しているのでしょうか」「原発は蒸気の温度が低いので熱効率はあまりよくないそうですが、臨界圧の原発はないのでしょうか」「京都大学の原子炉実験所というところにいた小出という元助手は、福島第一からのデブリ取り出しは現実的でなく当面は石棺化することを主張しているそうですが、どうするのがよいのでしょうか」への回答

私は、いつものように、AI機能研究のために、Microsoft Bing AI(設定「厳密」)に、分かり切ったことですが、意思疎通のため、さらに、癖を知り尽くすため、拙著『原発訴訟』があるにもかかわらず、改めて、そらぞらしくも、「世界で最初の原発訴訟は何」「原発訴訟の歴史について教えてください」「原発訴訟の現状はどうですか」「原発訴訟で原告側はなぜ勝訴できない」「原告側証人の党派性に問題はありませんか」「証人の信頼性を判断するためにはどうすれば良いですか」と質問、AI回答はやや甘い

私は、AI機能研究のために、Microsoft Bing AI(設定「厳密」)に、意思疎通のため、癖を知り尽くすため、「反原発の党派性や思想は何ですか」と質問 伊方原発行政訴訟の最高裁判決では、その後の原発訴訟における判断基準となる考え方が示され、それは、「国が定めた技術基準や審議過程に重大な瑕疵が存在していない限り、国の判断に委ねる」と言うもの、福島事故後、原発訴訟の下部組織は、平和的な寄せ鍋的集団、上部組織は、方向性を決定する旧社会党左派的反権力思考の人たち

10か月前

原発3号機の運転差し止め訴訟、原告の請求を棄却…双方の主張の合理性ではなく、リスクの有無で判断すべき、なじまない裁判官の法的判断

8か月前

原発訴訟におけるいまの原告側(住民側)の証人の専門性では、被告側(国ない事業者)の証人の専門性に著しく劣るため、最高裁での勝訴は、ありえず、原告側の原発技術にかかわる証人には、事業分野違いや専門違いの人が多く、被告側の証人のように、伝統科学の手法と実績がなく、大人と子供の世界。

私は、日本の原発訴訟の争点と原告・被告側の証人の専門・実績を吟味したことがあり(拙著『原発裁判』、潮出版(2011))、確実に言えることは、原告側の工学的安全性にかかわる証人の実力不足であり、原告側と被告側の主張が、うまくかみ合っていないと言う欠陥が存在することです。

原発訴訟は、原告の主張に、工学的専門性がなく、あるいは、低く、党派性のみ強く浮き出ているため、もう少し何とかならないものかと苛立っており、ウソの世界で自己主張するのは、見苦しく、人間として恥ずべきことですから、まともな専門家を原告証人に選任するなどの工夫が必要なように思えます。

映画『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』監督記:70 広島地裁・報告3

日本の原発訴訟は、地裁と高裁で数件、原告住民側の勝訴があったが、最高裁では、原告住民の完全敗北であり、原発訴訟の壁は、厚い。日本の数十件の原発訴訟の資料分析から、原告住民側の証人には、本物の原子力安全の専門家がかかわっていないことであり、主張がピンボケしていることです。

映画『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』監督記:69 広島地裁・報告2

私には、福島事故直後、しゃべり下ろし著書『原発裁判』(潮出版、2011)があります。私が、六時間しゃべり、編集者が、整理し、まとめた作品です。元のタイトルは「原発訴訟」でしたが、編集者の判断により(それができるのは編集者の特権)、「原発裁判」となりました。

映画『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』監督記:68 広島地裁・報告1

Trovatoreさんから、「・・・、河合弁護士は「仕事の7割は原発訴訟でこちらは全く儲けにならず残り3割で稼いでいる」・・・と、これは本当なのか」なるコメントあり。河合さんと海渡さんには、会ったことがありますが、信念で、好きで、やっており、そのとおりですが、最高裁の壁は厚い。

東海第2原発運転差止訴訟の勝訴をもたらした「歴史的判決」から、政府はトリチウム汚染水の海洋放出の問題、原発×戦争リスクまで! ~岩上安身によるインタビュー第1036回 ゲスト 東海第2原発運転差止訴訟・弁護団長河合弘之弁護士 2021.4.14

¥330

【除本理史】【原発訴訟】明暗分かれた2つの高裁判決