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「私たちの仕事は将来、必ずAIに奪われるからね」

こんばんは、ハシモト トショカンです。
本日も数ある記事の中からこの記事を閲覧していただき、ありがとうございます!

ここ最近では珍しく、前記事からなんと、1週間以内の更新です!(笑)

すごい、私!(^^)v

やればできる!!

…そう、やればできる子、それが私!(*´ω`*)

これからはY・D・K ハシモトとでも名乗ろうかしら(*´ω`)

…はい、そんな戯言は置いておいて、今、noteでは、

「#心に残る上司の言葉」を投稿しよう!

…という、日本経済新聞さんとのコラボ投稿企画が行われています!

よくよく考えれば私も十数年、図書館業務に従事してきた中で、沢山の上司の下でお仕事をさせていただきました。

大学図書館で仕事をしている時には、私が所属する会社のリーダーさんやサブリーダーさんだったり、大学の職員さんだったり、公共図書館であれば館長さんや副館長さん、自治体の職員さん、そしてうっかり、私自身が上司になってしまったなんていう事もありました(不本意ながら、実は今もそうなんですが…)(-_-;)

私が仕えた上司の皆さんは、本当にどなたもアクが強…個性豊かで(私を除く笑)、色んなタイプの方がいらっしゃいました。

すごく馬が合って、辞めた後もいまだにご飯に行くほど仲良くなれた人もいれば、勿論、人間同士ですから、そうでない場合もありましたが、今回は、ある図書館に勤めていた時の、上司の言葉を紹介したいと思います!(ちなみにこの方は前者なので、もしもこの記事を読まれたら身バレする恐れがありますが…笑)

その方は、私が所属していた図書館業務の委託会社のリーダーさんで、私が図書館の仕事を始めてから10年目くらいに出会った方でした。

図書館業務に関する経験、知識、スキルは勿論、その図書館自体に関するあらゆる知識もしっかり網羅、IT、社会情勢、エンタメ、スポーツなど、あらゆるジャンルにも精通していて、どんな話題でも「何でもござれ!」。

仕事もバリバリやって、自分が矢面に立って一番仕事をするし、職場全体を見て、満遍なくスタッフに仕事を振っていて、この方が職場にいる時の安心感たるや、半端じゃなかったです。

後にも先にも、私の中では

「この人を超える人はいない…」


と思わされた唯一の上司で、今でも尊敬していますし、「私もこんな風にならないといけないな!」と思う、目標の人物です。

…しかし、このリーダーさん、ごくごく一部のスタッフさんからは、苦手…と言うか…

ぶっちゃけ嫌われていました(ノД`)・゜・。


…と言うのも、当然と言えば当然の事なのですが、普段は優しいけど、仕事に対しては途轍もなく厳しく、特に利用者対応、レファレンスに関して至らない部分があれば、若手だろうがベテランだろうが、その場で容赦なく𠮟り飛ばしていました。

中には、仕事中に泣き出してしまうスタッフもいたりして、私も傍から見ていて

「そこまで言わなくても…(>_<)」

と思う事は、正直、何度かありました。

ある時、泣いてしまったスタッフがバックヤードに籠ってしまった事があったので、私が追いかけて行った時、そのスタッフから、こんな事を言われました。

「ハシモトさんはいいですよね!リーダーから怒られたことないですもんね!いつも私とか〇〇さんとか、怒られるのはだいたい決まったメンバーだし、あの人、絶対に好き嫌いで仕事やってますよ!!!」


「いや、そんな事はないと思うけど…」

と言いつつも、確かに、私もミスして怒られた事は何度もあったけど、このスタッフのように、ここまでキツく怒られたことはない。

そんな私がこの子を慰めても、きっと効果はないだろうな…

そう思いつつ、その場はなんとか納めて、後日、この時のやり取りを、リーダーさんに伝えました。

すると、リーダーさんは、何でもないことのように、サラッとこう言いました。

「あー、なるほどね。私、『図書館の仕事が好き』、『将来もずっとこの仕事をしていきたい』って思ってるスタッフさんの中で、このままじゃやっていけないなって人には、厳しく言うようにしてるんよ~(*´з`)」

「えっ、あ、そうなんですか?(; ・`д・´)」

「うん。みんなさ、このままのんびり、給料は安いけど、好きな仕事を自分のペースでやっていければ…なんて考えてるかもしれないけど、私たちの仕事は将来、必ずAIに奪われるからね

え?!(゚д゚)!


「だってさ、今の利用者って、OPACで自分で本を探せます、自動貸出機で貸出もできます、分からない事があればスマホで検索すれば出てきます…だよ?さらに今後、AIが発達すれば、レファレンスだってきっとAIで答えられるよ?そしたらさ、どこの図書館だって予算が年々厳しいのに、『スタッフいるか?』って話になるじゃない」

「…あー、確かにそうかもしれないですねぇ…」

「でも、そうなった時でも、まだ、たぶん、人間が頑張れる部分が利用者対応だし、やっぱりレファレンスなんだよ」

「あ~…」

「ほら、例えば、レファレンスの基本で『利用者は本当に聞きたいことを隠して質問する』とかあるでしょ?そういう部分を察知できたり、過去の経験から、『この人だったらこういう案内が適してるかな?』とか判断できたり、そういう部分で利用者から頼りにされて、必要とされて、『この人にお願いしたい!』っていうスタッフになれないと、将来、職を失うことになるかもしれないんだよ」

「な、なるほどー!(゚д゚)!」

「だから、△△さんとか、ハシモトさんもそうだけど、『こいつは放っておいても大丈夫』って人にはガーガー言わないけど、そうじゃない人には、『お前、このままじゃ図書館にいられなくなるぞ!』って危機感を持ってもらうために、キツく言ってるんだけどねー」

(おー!私、「放っておいても大丈夫」って思われてたんだー!(゚∀゚)チョットウレシイ笑)


…勿論、今の時代、パワハラとか、何かとハラスメントが問題になっていますし、言い方、接し方には十分気を付けなければいけない部分はありますけど、あの厳しさはそうした愛情の裏返しだったんだなーって思って、その愛情の深さに感心しましたし(結局、私がいた5年くらいの間、なんだかんだ辞めたスタッフが一人もいなかったから、ちゃんとみんなにも伝わってたのかな)、そういう視点も持たないと、この先やっていけないんだなと、目が覚めたような、そんな言葉でした(^^♪

…はい、随分長い記事になってしまいましたね!(´゚д゚`)

すみませんでした(>_<)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!\(^o^)/

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