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発達凸凹娘と歩くデコボコみち

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#不登校

娘のことを相談した人と絶縁してしまった話

娘のことを相談した人と絶縁してしまった話

今日、長女は共通テストを受けに行きました。
同じ時間に登校する妹と一緒に出発。
2人仲良く歩く後ろ姿を見ながら、感慨深いものがありました。

無事にここまで来れたこと、
姉妹の仲も一時期はひどい状態でしたが、仲良く一緒に行くまでになったこと。

私、良かったです。
こんな後ろ姿を見れて幸せです。
長女が実力を発揮できるよう、祈りながら過ごしています。

さて、私がnoteで何度も何度も書いているこ

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不登校とかんしゃくー今を諦める。

不登校とかんしゃくー今を諦める。

年末の悲しいニュースの記事を見て、ずっと考えていました。

同じことで苦しい毎日を生きていた私に、今ならなんと声をかけてあげたいだろう、と。

そして出た答えは

未来を諦めず
今を諦める。

です。

かんしゃくについて、以前対応を記載しました。
そのうちの一つが、そもそも癇癪を起こさせない、です。
当時、かんしゃくの引き金となっていたのは、いわゆる「しつけ」です。
これをしてはいけないよ、

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不登校とかんしゃくー年末の悲しいニュースを見て思うこと

不登校とかんしゃくー年末の悲しいニュースを見て思うこと

また悲しいニュースです。
年末、三児が亡くなり母親が逮捕されたというニュースが流れました。
またか、です。何度も繰り返される事件。
いつも思います。私も他人事ではなかったと。
たまたまちょっとだけ抑止力が働いただけで、私だって何度も危機はありました。

このような事件は最初は大きく報じられるけれど、なぜ起きたのか、どうすれば防げたのか、ということは掘り下げられることなくいつの間にか報道が終わります

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母と娘の再構築7-結局母は何をすれば良いのか。

母と娘の再構築7-結局母は何をすれば良いのか。

高校に入ってのまさかの怒涛の出来事を経て、今。

娘は時々欠席、遅刻をしながらも高校生活を続けています。
すみません、時々は嘘です。けっこう遅刻してます。
母子関係も、困り事があった時に話してくれるし、衝突はほぼなくなりました。
色々な出来事や修羅場を経て、母娘共々学びました。成長しました。
娘だけが成長したんじゃない。私も成長しました。

最悪の状態から今の状態になるまでに、結局何が良かったのか

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母と娘の再構築5-留年?退学?の不安を消していこう

母と娘の再構築5-留年?退学?の不安を消していこう

たった3泊4日の家出から帰ってきた私。
その後も鬱状態となった娘は学校に行くことはできず、そのまま冬休みに突入。
うつ状態かつぎくしゃくしてしまった娘と年末年始をずっと過ごすのはきついのが本音。
ですが、娘二人を連れてコロナ禍で長いこと会えなかった祖母の元へ帰省しました。

娘、どんな状態になるかなぁと心配していたのですが、田舎ののんびりした空気、そして陽気で思いっきり甘やかしてくれる祖母のもとで

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母と娘の再構築3-うつの悪化、そして最悪の事態に

母と娘の再構築3-うつの悪化、そして最悪の事態に

https://note.com/harune_1981/n/n0e8b152193b3

娘の精神状態はよくならないまま、でした。
2週間に一度通院して、薬を調整しても効果が見えない。
通院、通所、下の子の育児に家事に仕事。
私が一人でやっていくことももう限界を迎えそうなある日でした。

寝入ってしばらくすると、娘が奇声を上げていました。
様子がおかしい。唸り声を上げたり、泣いたり、そして話しか

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母と娘の再構築-2 再びの不登校

母と娘の再構築-2 再びの不登校

上記の記事の通り、しばらくは安定していたように見えた娘。
秋の行事を乗り切ってホッとした頃、それは突然にやってきました。

ある日突然再びの不登校ある11月の朝、なかなか起きてこない娘。
学校を休む、と言う。
小学校時代からの登校渋り、中学校での不登校の記憶が脳裏をよぎります。

その日は学校を休ませました。なんだか様子がおかしい。
うつっぽくなっていました。
そしてそのまま、再びの不登校が始まり

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学校行きたくない行きたくないと言い続ける娘を受け止めるつらさ

学校行きたくない行きたくないと言い続ける娘を受け止めるつらさ

長女は学校が嫌いです。

小学校のときから嫌いです。塾は好きだった。でも学校は授業も給食も嫌い。

私なんて、親が料理嫌いだったから給食が楽しみで学校に行っていたのだけれど、偏食で少食でこだわりの強い娘にとっては給食でさえ苦痛。多くはないけれど友達はいる。一部だけど、好きな先生もいる。得意な科目もある。でも学校が嫌い。とにかく嫌い。

だから毎日毎日「学校行きたくない」と言う。毎日毎日それを聞く私

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発達障害児を育てている夫婦の離婚率は高い?ー我が家の場合

なにかで読んだのだけれど、発達障害児の親は離婚率が高いとか。ソースはありません。でも体感としては、うんうんそうだろうな、という感じ。

夫と私の現在の夫婦仲は、はっきりいって「悪い」。ほとんど会話もないので「悪い」も通り過ぎたレベルか。

さて、なぜ発達障害児をもつ夫婦の離婚率が高いなんて言われるのか。

パートナーも発達障害である可能性が高い発達障害というのは遺伝的要素があるのでその親も発達障害

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子どもが不登校の時に思ったこと、やればよかったこと②

子どもが不登校の時に思ったこと、やればよかったこと②

「勉強しなさい」と言わない小学生の時はそうでもなかったのだけれど、娘が中学校に行かなくなった時に私は勉強の心配をした。

なぜかというと、中学校の学習内容は小学校と違いボリュームが多くて難易度も上がるから。

また、英語や数学はその学習内容が階段を上っていくように積みあがっていくものであり、一年生の内容が抜けてしまったら二年生の内容も理解できない、追い付くのが大変で取り返しがつかなくなる、という思

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子どもが不登校になったとき思ったこと、やればよかったこと①

子どもが不登校になったとき思ったこと、やればよかったこと①

私は全然いい母親ではなかった。

長女が小6で不登校になったときに真っ先思ったことを正直に言うと、

「同じ学年の保護者からどう思われるだろう。なんと言われるだろう。」

です。本当にひどいよね。子どもの心じゃなくて世間体を気にしていた。こういうのを毒親っていうのだ。

登校渋りは小学校6年間ずっと低学年からずっと登校渋りをしていた娘。

原因は、まず朝が弱い。なかなか起きられない。(その後起立性

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