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母と娘の再構築7-結局母は何をすれば良いのか。

高校に入ってのまさかの怒涛の出来事を経て、今。

娘は時々欠席、遅刻をしながらも高校生活を続けています。
すみません、時々は嘘です。けっこう遅刻してます。
母子関係も、困り事があった時に話してくれるし、衝突はほぼなくなりました。
色々な出来事や修羅場を経て、母娘共々学びました。成長しました。
娘だけが成長したんじゃない。私も成長しました。

最悪の状態から今の状態になるまでに、結局何が良かったのか、逆に何が悪かったのか。
振り返ってみます。

まず悪かったこと。
これは・・・

母が未熟であり、母に余裕がなかった


これ。ダントツこれ。
母一人、子二人、会社員。
時間・お金・精神的
すべての余裕がありませんでした。
だから私はすぐに怒ってしまったし、気持ちを考えることできなかったし、
娘に合った対応を落ち着いてするなんてできなかった。

どうすれば余裕ができたのか。
よく言われますが、家事を手抜きして、くらいしか思いつきません。

ちょっとでも自分の時間を取るとか、意識的にするしかないのかな。
答えが無いです。でも余裕がない状態が親子双方にとって良くないのは間違いない。ので、あー今いっぱいいっぱいだな、と思ったらいろんなこと目をつぶって寝ましょう。間違ってもそんな状況で子どもを叱ってはダメです。

続いてこれをやったから良かったのかな、ということ。

専門家に繋がること


あの時、自分だけだったら母子関係の修復はできませんでした。
専門家に繋がって一番良かったことは、
状況を俯瞰して見た上で
娘の心理状態を私に的確に解説してくれたこと
、です。
どん底の時は冷静さ失ってます。
私の何が悪かったの?
なんで私はこんな大変な目に遭うのさ、と不幸のどん底。

1.まずそんな私の気持ちを聞いてもらい、少しすっきりして冷静さを取り戻そう。
2.そして、娘の状態を解説してもらい、理解しよう。

相談するときはこの2点の目的で行って下さい。

ひとり親だからと言って、1人で子育てなんてできません。したらダメ。
見つけて下さい、相談先を。
医療、児童相談所、子ども家庭支援センター、スクールカウンセラーに電話相談。手当たり次第繋がりました。
もちろん相性もあり、あーこの人に相談してもだめだぁとなったこともあるし、むしろ逆に傷ついて帰ったこともあります。
ひとり親だから問題あり、的なことを言ってきたカウンセラーもいましたよ。あまりにひどい人だったので、酷すぎて落ち込みもしなかったけど。

いわゆるハズレの人に当たっても簡単に諦めないないで下さい。
もしリアルで見つからない場合はネットでもいいと思うんです。X(ツィッター)にはたくさんいます。不登校とか発達障害児育児に悩んで気持ち吐露している親たちが。
やり取りしていると戦友のようになります。

次に

娘の取扱説明書をつくる

私が作るんじゃ無いんです。
娘自身が自分の特性を知り、じゃあどうやって生活していけばいいか知ること。

今回の一連の出来事は、娘自身が特性と向き合う機会になりました。
この出来事の最中から回復期にかけて、娘にどんな特性があり、どう対応していくかをインプットするように導きました。

もう高校生です。いつまでも私が助けていくことはできない。
18歳になったら成人です。児童相談所がフォローしてくれるのもあと少し。

「私、こんなときが弱いな」
「私、こうならないように◯◯するようにしよう」
そういった自分のトリセツを身に着けてもらいましょう。
そのために親がサポートする。(機嫌とか様子を見ながらね)

最後。

諦めない

というか、無いんだよね、親には諦めるという選択肢が。
娘がオーバードーズした時は、さすがに無理だと思いました。受け止めきれず家出したダメ母です。きっとそのとき娘はがっかりしたり絶望したでしょう。
でも今ちゃんと一つ屋根の下で会話して笑えてる。
親子だからやり直せる。

娘や専門家の話しを聞くとか、聞き方を学ぶとか。
やっぱり親も学ばないといけない。
自分はこうやってきたんだから、子どもも同じようにやれ。
と成功体験や人生訓押し付けない。

今と昔では子どもを取り巻く環境も価値観も違う。
親もアップデートしなければなりません。

アップデートの方法も、今はお金かけず手軽にネットで学習できます。

おすすめリンク貼ります。

一つは以前もご紹介したこちら

それから私はこちら↓の著者のツィッターも参考にしています。

どちらの方も「子どもの心情」をハッと気づかせてくれます。

まぁこんなこと書いていてもまだ我が家も全然油断なりませんが。
また一波乱二波乱あるかもしれません。
でも確実に成長しています、親も子も。
そう信じて。

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