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学校行きたくない行きたくないと言い続ける娘を受け止めるつらさ

長女は学校が嫌いです。

小学校のときから嫌いです。塾は好きだった。でも学校は授業も給食も嫌い。

私なんて、親が料理嫌いだったから給食が楽しみで学校に行っていたのだけれど、偏食で少食でこだわりの強い娘にとっては給食でさえ苦痛。多くはないけれど友達はいる。一部だけど、好きな先生もいる。得意な科目もある。でも学校が嫌い。とにかく嫌い。

だから毎日毎日「学校行きたくない」と言う。毎日毎日それを聞く私。正直きっつい。

カウンセラーに相談しました。「行きたくない。嫌だ。」というマイナスの言葉ばかりだと疲弊するので、「どんな学校ならいいだろうね?」などと話を変えるようにして、プラスの言葉を引き出せるようにしたらどうか、というアドバイスをいただきました。

さっそく実行しました。

「学校行きたくないんだね。じゃあどんな学校だったら楽しく行けるかな?」
「は?知らない。」

終了。撃沈。イライラが止まらない娘。教科書通りにはいかないな、相変わらず。

そんなに嫌いなら無理に行かなくてもいいじゃないか、と思う人もいるでしょう。でも娘は某公立高校へ進学したいという思いがある。通信制じゃ嫌なんだそうだ。欠席して内申点が悪くなったら高校受験で不利になる。だから嫌いでも、妥協して登校し続けている。

でも無理をしているからストレスを溜めている。そしてそのストレスや行きたくないという気持ちを母親にぶつける。

最初は受け止めてきた。あまり深刻になりすぎず、とにかく娘の気持ちを吐き出させてあげようと、聞き役に徹して「そうか、行きたくないんだね」と言ってあげるに留めていた。でもそれがずっと続いたら、だんだんと私もストレスが溜まってきた。

今日、娘は早退してきた。私は堪えきれなくて、言ってしまった。

「ずっと学校行きたくないと聞かされている方もしんどいよ。」と。当然に娘はキレた。

「学校行きたくないって言っちゃいけないっていうのね!!じゃあもう言わないからっ!!」

文章にするとこの程度だけど、実際はもっと激しい言葉を浴びせられて大ダメージ。言っちゃいけないことを言った、誤った対応をしたというのは分かってる。ちょっとでも間違った対応、娘の望む対応でないことをしちゃったあとに地獄のような大変さが待っているのも分かってる。だけどさ、母親だって常に理想的な対応なんかできないよ。

もう何年こんな大変な子育てを一人でやっているんだろう。あまりに大変すぎるよ。私には話を聞いてくれるカウンセラーもいます。でも根本的に魔法のように解決するってことはなくて。

どれだけ制度が整っても、どれだけ家事代行サービスなどで手を抜こうとしても、どうしても子どものメンタルケア的なところは外注はできなくて、でもそこが一番しんどくて、やっぱり子育てと仕事と家事をやっていくのは大変だと思う毎日です。

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