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朝6時、宍道湖の朝日を浴びている。
朝6時、
宍道湖の朝日を浴びている。
オレンジに染まる雲がきれい。
昨夜はダニに噛まれて眠りが浅かったせいか、
夢の内容がまだ、
脳内を漂っている。
夢の中にあの子がいた。
何人かでごはんを食べるシーンがあったけど、
怖くてとなりにはすわれない。
ぼくに近づきたくないみたいだった。
少し引いた目でぼくをみていた。
ぼくから近づくなんてできるわけがない。
“形の違う僕らは近づくほど傷つく”
かえるがチルっていた。
疲れた体を露天風呂に沈める。
じんわりあったまって解れていく。
水面から出た頭に冷たい夜風が吹く。
濡れた髪を揺らすくらいの少し強い風だった。
今日もあの子のことを考えている。
特別だったから、特別になりたかった。
だけど結局、なれなかった。
あの子の「元恋人一覧」の
ひとりになっただけだった。
ため息をひとつついて横を見ると、
岩風呂の岩の上でかえるがチルっていた。
ぼくは上がってベ
なんで心にぽっかり穴があくの?
ぼくはこうみえても(何もみえないけど)
度々心にぽっかり穴があいたりする。
その多くは一人でいるとき。
誰かといて突然ひとりになったときに多い。
そしていつもどんよりとした気分で昔のことを思い出す。
ぼくがだいすきだった子のことを思い出す。
今も好きかはわからないけど今でも写真みたら泣ける。
だからといって好きなのかは不明。
好きなまま消えていったから行き場をなくした感情が溢れてるだけなん
世界にさよならを告げる日
世界にさよならを告げる日は
家族にさよならを告げる日
世界にさよならを告げる日は
友だちにさよならを告げる日
世界にさよならを告げる日は
なつかしいあの場所にさよならを告げる日
世界にさよならを告げる日は
すべての思い出にさよならを告げる日
世界にさよならを告げる日は
小さな悩みにさよならを告げる日
世界にさよならを告げる日は
大切な手紙にさよならを告げる日
世界にさよならを告げる日は
「フォレスト・ガンプ」をみて、もう少し好きでいてもいいと思えた
昔ほどは、昔好きだった人のことを考えなくなった。
なんてったって、もう別れて2年以上も経ってるんだし。
だけどすっかりなかったことにできるかというと、そういうわけにはいかなかった。
ぼくを苦しめるほどではなくても、まだ拭いきれないなにかがあった。
一昨日、その子がインスタライブをしていたから見た。
やっぱり好きだけど、でもそんなに苦しくはなかった。
たとえ今その子がぼくの知らない誰かと付き合って
「テレビが言う事を鵜呑みにする人」を蔑む人
「テレビの言ったことばっかり鵜呑みにして」
「マスクをつけろと言ったらつけて、みんなが外したら外して」
と周りに流されるように世間に従う人を蔑む人がいる。
だけどその人自身もその正しさという名の鎧を身に纏い、自分を守っている。
そういうのは大抵誰かが言った意見。
誰かがつくった正しさに縋っているだけで、自分の意見を持っているようには見えない。
それはまるで「テレビが言う事を鵜呑みにする人」と変わら
自分の笑顔を守りたい
自分で言うのもなんだけど、ぼくは小さい頃たくさんの人にかわいがられてた。
笑顔がすてきだってよく言われた。
だけど中学生になって、好きな子ができて、変わった。
まわりの友だちから嫌われて、好きな子からも嫌われて、自分がおかしくなっていった。
気づけば「笑顔がすてき」なんて言われなくなっていた。
代わりに「いつもニヤニヤしてる」って言われるようになった。
自分の笑顔を失ったような気がして悲しか
誕生日、エプロン、刺繍
高校生の時に付き合っていた子がいた。
誕生日に何をあげるか考えて、エプロンに刺繍をすることにした。
夏休みが始まってすぐ、ぼくはショッピングモールにエプロンを探しに行った。
いろんな店を回って、どれが似合うかなーって考えて、決めた。
それから刺繍糸を買わなくちゃいけなくて、お父さんに手芸用品店に連れて行ってもらった。
なんでそんなんかうの?とか聞かれないことを祈りながら。
それから、3日くら
ぼくがぼくでいられなかった
ぼくは本気で誰か好きになると、いわゆる"盲目の恋"なってしまう。
周りが何に見えなくなっちゃう。
冷静に考えれば重たい言葉。
あとから振り返ると気持ち悪い自分。
でもその時は冷静に考えられない。
自分を見失ってしまっている。
人から「きもい」と言われても、その言葉はぼくを傷つけるだけで、もっと自分が不安定になっていく。
どんどん自分がわからなくなる。
ぼくがぼくでいられないのが苦しかった。