おちびの恋愛事情

ただの一般女性だけど、 ただならぬ恋愛経験を重ね、 地雷男以外のいい男に出会えない、 そんな25歳の恋愛奮闘日記。

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ただの一般女性だけど、 ただならぬ恋愛経験を重ね、 地雷男以外のいい男に出会えない、 そんな25歳の恋愛奮闘日記。

最近の記事

元彼の軌跡から見える法則

私が一番最初に付き合ったのは、高校一年生の時。  中学二年生から片思いをして、2年半ものあいだ毎日気持ちを伝えた結果できた初めての彼氏だった。 本当に大好きで「もうこの人しかいない!」と毎日思い、高校生ながらも彼との将来を本気で想像していた。 そんな彼とは5年半付き合い、安心感があるすごく大切な恋だったけど、その安心感ゆえに家族みたいになってしまったのは否めない。 その反動だろうか、その後出会った8歳年上の彼にはとにかく刺激を求めた。 当時大学生の私からしたら、8歳

    • 2021年も、書くネタ山ほどある。

      新年明けましておめでとうございます! 大雑把すぎる振り返りします: 2020年は新年早々からニューヨークでお仕事をし、 間も無くコロナで緊急帰国となり、 あっけなく無職になり、 4ヶ月間ニート生活を送った末自分のことを「プロニート」と呼び始め、 その際にこのnoteを書き始めました。 今は無事転職して日々楽しすぎる仕事に明け暮れているため、地雷男自伝の更新頻度が大幅に減ってしまってちょっと悲しい…という感じです。ぴえん でも初回記事でも書いたように、デート後毎

      • サメ柄のパンツを履いた唾液大好きマン

        何年か前の3月の夜、私はティンダーで知り合った男とデートすることになった。 彼は某有名私立大学を卒業後、大手の広告企業に就職。 当時は、誰もが知っているあの少しお高めの美容系商品のPR担当をしていた。 待ち合わせ一週間前の夜に、「おすすめの場所がある」と彼から送られてきたURL先のお店は、錦糸町にあった。 私が当時住んでいた場所から錦糸町まで、電車で片道約40分。 しかも、集合が21時前。 なかなか渋かったが、せっかくの機会だしと能天気に考え、一週間後私はおしゃれをし

        • 私のあだ名は「地雷ホイホイ」

          京都の東山に、安井金比羅宮という神社がある。 祇園の街を抜けた先に現われるその神社は、 【悪縁を切り、良縁を結ぶ】神社として有名だ。 人間関係だけでなく、病気・タバコ・借金・ギャンブルなど、あらゆるものとの縁を切ることができるため、多くの観光客から親しまれているそうだ。 境内に入るなり、まず目に飛び込んでくるのは、縁切り縁結び碑。 高さ約150cm、幅約3m近くあるこの碑には、衝撃を受けるほどの白い形代がびっしりと貼られている。 形代の内容を読んでみると、「◯◯会社に

          「いい思い出」を独り占め

          都内に、大学二年生の頃からお世話になっている韓国コルギサロンがある。 未だに顔の歪みやエラが気になるため、25歳になった今でも定期的にここに通っているのだ。 ずっと担当してくださっているメグミさんは韓国人だが、日本人の旦那さんがいるため、韓国の発音ながらもとても流暢な日本語を話す。 この前、数ヶ月ぶりにそのサロンに訪れた。 ドアを開けて私を一目見た瞬間、 「アラ!カミ、キッタノネ!オトナッポクナッタ!マサカ、シツレン??」 と笑いながら、冗談っぽくメグミさんが聞いてき

          「いい思い出」を独り占め

          「お願い、お口はミッフィーちゃんで!」

          色々なマッチングアプリを試す中で、興味本位でpatersというアプリも一時期インストールしていた。 これは、言ってしまえば「パパ活」用のアプリである。 しかし、アプリ側もパパ活とは大声で公にすることができないため、【夢を追いかける女性と、それを応援する男性のためのマッチングサイト】として宣伝されている。 暗黙の了解を理解した上でアプリに登録している男性が多いため、やはり年上のおじさん世代ばかり登録されているように思えた。 以下、私が試してみた上での肌感や偏見等を書いて

          「お願い、お口はミッフィーちゃんで!」

          初デートで生理周期聞かないで

          tinderで、ある男性と出会った。 WEB広告の会社に勤めている、26歳のYさん。 メッセージのやりとりをしていく中で、 彼は自宅でも豆から煎ってコーヒーを淹れるほど大のコーヒー好きで、 タイ料理は好きだけどパクチーだけは苦手、 睡眠に対する比重が大きくて毎晩23時頃には就寝する、 などのことが分かった。 メッセージからは全く嫌な感じがせず、「早くこの人と会ってみたい!」という気持ちが強かった。約束を取り付けて、その4日後私たちは恵比寿のおしゃれな創作居酒屋で待ち合わ

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          人生最大の汚点

          「ねえ、最後もう一回だけギュッてしていい?」 そう言いながら後ろから抱きしめてくるのは、たった昨日出会ったばかりの男だ。 数週間前に友達から合コンに誘われ、 昨夜そこで初めて彼と出会い、 二次会の後にキスをされ、 たった今、ベッドの上で抱きしめられている。 「本当に落ち着く。ずっとこうしてたい」と彼の吐息を首筋に感じながら、私は身震いしながら時計に目をやる。 「はい!もう帰る時間だよ!」と身体を起こしながら冗談交じりに言うが、内心は「ガチで早く帰ってくれよ」と思ってい

          人生最大の汚点

          こんな出会い方なんてきっとないけど、

          日曜日の16時過ぎに、私はちょっと遠くまで散歩に行くことにした。 小さいカバンに財布とスマホだけ入れて、歩きやすい靴を履いて家を出る。 今日は本当にいい天気で、何か素敵なことが起こりそうな予感さえする。 30分歩いたところで、私は住宅街にひっそりと佇む小さな神社に到着した。 木々に囲まれた神社はどこか神秘的な雰囲気があって、風がひんやりと気持ちいい。ちらほらと人がいるだけで、静かでとても居心地のいい神社だ。 昔からおばあちゃんに言われ続けた「ご縁が二重にあるように、

          こんな出会い方なんてきっとないけど、

          名付けて、『戦略的全奢り』

          私は毎日欠かさず家計簿を付けてお金の管理はしっかりしている方だと思う。 だけど大阪のヒモ男(過去記事参照)の時ばかりは、自分が全てにおいてお金を払うのがなぜか当たり前だと思っていて、管理が圧倒的に甘すぎた。 というか、彼が本当に鞄から財布を取り出す素振りすら見せないため「あぁ、そっか、ここは私が払うのよね、、、って、、ん?私が全額払うの??あぁ、もちろん私が払うのか(?)そうだよね、ってあれ(?)」と一種の洗脳のようになっていた気もする。彼は私より3つも年上だったが、とに

          名付けて、『戦略的全奢り』

          年上ヒモ男との短命な恋

          一つ前の記事で、運命の出会いを果たしたと思い込んだ私。 当時大阪に住んでいた彼と京都在住の私は、お互いの拠点を行き来して数回のデートを重ね、晴れて付き合うことになった。 彼とtinderでマッチした時でさえ「鈴虫寺効果だ!」と思っていた私は、付き合うとなるとより一層「鈴虫寺本当にすごい!お地蔵様まじでありがとう」と一人舞い上がっていた。 (鈴虫寺に関しては一つ前の記事参照) しかし、恋人といっても所詮は他人だ。 そりゃ価値観が合わない部分だってあれば、 どう頑張っても

          年上ヒモ男との短命な恋

          お地蔵様に託した恋

          華厳寺。 それは京都の嵐山付近に位置する、別名「鈴虫寺」のことである。 なぜこのような名前がついているかというと、365日書院内に約8000匹の鈴虫の音色が響き渡っているからだ。 そんなお寺までの急な階段を数十段登って真っ先に出迎えてくれるのは、わらじを履いたお地蔵様である。 このお地蔵様に「自分の名前、住所、お願い事を一つだけ」伝えると、いずれわらじを履いて家まで一生懸命願いを叶えに来てくれる、とのこと。 お願い事をする際にはまず書院内で黄色いお守りを購入し、 それ

          お地蔵様に託した恋

          メンヘラな、令和の芥川龍之介

          「あの…実は最近またやばい男に出会って…」 お店の名物である数の子ポテサラを一口頬張りながら私は気まずそうに話し始めた。 水曜日の夜9時なのにも関わらず、週の折り返し地点だからか、店内はすごく賑わっていた。 「また?!」 「ねえwwwww」 「期待を裏切らねえな!」 と大笑いしながら次々と口にするのは、中学から仲が良い3人の友人だ。 中学生の頃一途に2年半片想いをし続けていた私、 高校生から大学前半まで5年半に及ぶ大恋愛をしていた私、 9つ上の彼に振り回されていた私

          メンヘラな、令和の芥川龍之介

          「愛をくれ」って

          以前の記事を読んだ男友達から、 「ジョロジョロも毛も自分は気をつけるけど、結構やっちゃう男多いと思うな〜アカンことは認識してるけど男子校出身とかだとそこらへん分からないガサツな人多そう」 という感想が届いた。 なるほど…女性と交わる機会が少ないとそこまで気が回らないのか、、 と納得しつつも、 「いや待てよ私がその記事で書いてた人たちみんな別に男子校出身じゃないぞ???あれ???」 と我にかえる。 (ため息) 「とりあえず注意喚起してこ」と会話を続けると、 「んま女

          「愛をくれ」って

          のど飴を口移ししたい名古屋の男

          2年前、前職の会社研修で名古屋へ行った。 私にとってこれが名古屋デビューだったこともあり、二泊三日の研修だけで終わらせるわけにはいかなかった。 せっかく来たからには、何かしらの思い出が必要である。 無事研修が終わり、同期全員で風来坊でお決まりの手羽先を食べたあと、特に仲が良かった女の子と2人で名古屋の街へと繰り出すことにした。 「とりあえず相席屋行ってみる?」と、当時社会人一年目の私たちは目を輝かせながら言った。 初めての名古屋で、初めての相席屋。 今思い返すと初

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          女性の扱い方を知らない、31歳の既婚者

          去年の夏、仲が良い先輩と一緒に合コンを企画した。 それは7対7という大人数の合コンで、 正直名前を覚えられないまま解散した人も何人かいる。 青山の一角にあるアボカド専門店の個室で一次会が終わり、店の外へ出ると男性陣が事前にハイヤーしてくれていた車が3台止まっていた。 二次会に参加する12人は各々車に乗り込み、麻布十番にある個室のカラオケラウンジへと向かった。 そんな合コン中、ずっと私の隣りに座っていた男性がいる。 31歳の、既婚者だった。 「なんで

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