私のあだ名は「地雷ホイホイ」

京都の東山に、安井金比羅宮という神社がある。

祇園の街を抜けた先に現われるその神社は、
【悪縁を切り、良縁を結ぶ】神社として有名だ。

人間関係だけでなく、病気・タバコ・借金・ギャンブルなど、あらゆるものとの縁を切ることができるため、多くの観光客から親しまれているそうだ。

境内に入るなり、まず目に飛び込んでくるのは、縁切り縁結び碑。
高さ約150cm、幅約3m近くあるこの碑には、衝撃を受けるほどの白い形代がびっしりと貼られている。

形代の内容を読んでみると、「◯◯会社に勤めている受付の◯◯さんと私の夫の◯◯の不倫関係が早く終わりますように」や「彼氏の束縛から逃れられますように」など、呪いのような願いがたくさん書いてある。

時たま見かける「サッカーが上手くなりたい!」という子供の願いが本当に愛おしく思えるほど、恐ろしい願いがたくさん綴られているのだ。

めちゃくちゃ簡易的に仕組みを説明すると、まず形代に自分の願いを書き、それを持ったまま縁結び縁切り碑の中心に空いた小さな穴を二回潜り、最後は形代を碑に貼り付ける。

これで悪い縁が切られ、良い縁と結ばれる、ということだ。(本当はもっと深いから是非調べてみてほしい)

以前の記事で、地雷男遭遇絶頂期に京都の鈴虫寺を訪れたと書いたが、私は安井金比羅宮にも行ってちゃっかりお願いしている。

しかも、去年だけで4回もこの神社に行っている。(笑)

カメラロールを振り返ると、2つだけ、私が書いた形代が記録として残っていた。

それがもう、必至なのなんのって!

2019年5月↓

2019年11月↓

もはや自分で(切実)と書いているのが痛すぎるwwww

わずか半年程空けてまたすぐに出向いているという事実が、本当に必死すぎて今見返しても笑ってしまう。

この当時、あまりにも地雷男ばかり引き寄せてしまう私につけられたあだ名は、【地雷ホイホイ】だった。

ゴキブリ撃退器と似たような引き寄せ方をしているということに、複雑な感情だったのを覚えている。

ホイホイと地雷男たちが寄ってくるそんな私を見て、友人は皆笑いながら、「むしろ地雷男はどこに生息してるの?会ってみたいのにいい男としか出会えないわ」と言い、面白がっていた。

私だって地雷男に会いたくて会ってる訳じゃないわ!!!と笑い返していたが、内心そんな友人達の出会いや恋愛を羨ましいと思っていた。

だって、ここ数年で出会った地雷男の数は計り知れないし、私が出会った地雷男に勝る地雷男は、なかなかいないと思う。(ドヤ)

…とこれ以上ない悲しい自慢をしてしまうほど、私には「地雷ホイホイ」というあだ名は実にぴったりだった。


(ため息)

類は友を呼ぶというが、もしかしたら私も地雷、、、?
…という疑問はさておき、ひとまず四連休を満喫してきます。

どこで過ごすかというと、京都(笑)

時間があれば、今年初となる安井金比羅宮にも行ってみようと思う。


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