「生の実感が無い」方々への処方箋。
私は「邪気」が酷すぎて地上波TVを観ないのだが(TV受像機が家に無い)、
とはいえインターネットも激しく荒廃している。
その酷さは年々加速度を増し、日本全体に暗雲が垂れこめているイメージが湧いてくる。
日本人はいつからこんなに意地悪でセコくて貧乏臭くて他人の不幸が大好物になったのだろうか?
恐らく、現代の日本人が完全に病んでいるのは、
「生の実感」が無いからだろうという仮説を思いついた。
さきほど「過不足無い生まれ育ちの高学歴お嬢様が在学中にセクシー女優としてデビュー」というネット記事を読んで閃いたのだ。
あるいは、DVや自傷も同じく「痛みというリアリティ」を求める行為ではなかろうか。
そんで、保護犬猫他人の子供系は「悲惨な他者に転移して」リアリティを求めるパターン。
はたまた、アフリカの紛争地域のテロリストを更生させる仕事の日本人若者の本を読んだが、ひたすら自分語りだった笑。
と、分かったが、
アレほど「例の世界的珍騒動」に世界が熱狂したのは、人々に「生の実感が無い」からだろう。
だから「謎の殺人病」という「物語」に飛びつき、
「閉塞感に満ちた逃げ場の無い日常が壊れる様」に割れ先にと火に油を注いだ。
さらに定番な線だと「カルト」系だろう。
新興系はもちろん、マルチや自己啓発系もいまだに花盛りだ。
彼らはもちろん「自分たちはこの世界のために善行を行っている」と1ミリの疑いもないのは言うまでもない。
ちょっと無難な線だと「推し活」。
例えば
「10代で家を出て金髪にしてタトゥー入れて黒ずくめのファッションで地下ビジュアル系バンドを追っかける」
という「超分かりやすいテンプレ」であるが、
実は今夏に一緒に呑んだした女の子がソレだった(バラしてすまん!)。
私はその「絶好のサンプル」に狂喜し、酒飲ませて盛り上げまくって裏話を聞いた(本人の名誉のためここには詳しく話は書けないっスが)。
それで言うと、
私は「生の実感が無い人々が代償行為を行う様を観察する」マニアだな笑。
で、いきなり結論が浮かんだのでサクッと書くが、
上記の方々は「ケミカル・ドラッグ」に手を出しているのである。
そもそも「生の実感が無い」というのは
もっと深刻、かつシステム側にどっぷりとハメられた状態であり、
そんな症状を「よくあるお話」で簡単に解決できる訳もなく、
その「安手のドラッグ込み」でシステム側の巧妙なトラップなのである。
スリクでトベば楽にインスタントに「ヴァーチャルな実感」を得られるのは確かであり、迷える人々は藁をもすがるように「よくあるお話」に飛びつく。
とはいえ、
「楽な道」は地獄への道である、って誰かが言ってた気がする、、、
南無阿弥陀..
完。