GCRMパートナーズ合同会社

プロフェッショナル人材が 「グローバル」×「人」にかかわるすべての課題をサポートする会社

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最近の記事

グローバル環境での信頼関係の作り方(その3)

『 グローバル環境での信頼関係の作り方(その1) 』 『 グローバル環境での信頼関係の作り方(その2) 』から続きます。  *  *  *  グローバルビジネスだからこそ気を付けたいこと信頼関係の構築は、国内で日本人同士が仕事をする際にも必要です。 これまでお話ししてきたことは、日本でビジネスパートナー同士が信頼関係を構築するためにも参考になることです。  グローバルビジネスの現場では、自分が英語(または、その他の言語)を使うか、あるいは、相手が母国語ではない日本語を使

    • ソウル旅行で見つけた Starbucks 成功戦略

      こんにちは、GCRMの小林です。 こちらの記事は、先月の久しぶりのソウル滞在で感じたことを綴った旅行記です。コーヒーを片手に、気軽にお読みいただけると嬉しいです。☕ 今回のソウル訪問の目的は、母校ニューヨーク大学の同窓会に参加することです。「ニューヨーク大学の同窓会がアジアで?」と不思議に思われるかもしれませんが、過去数十年間、アジアからニューヨーク大学へ留学した人数は相当な数に上ります。卒業後に母校に大きな寄附をするアジアの大富豪もいたりして、同窓会には学長自らがニュー

      • 中国古典から「楽観的な人の方がうまくいくのか?それとも悲観的な人か?」

        中国古典から「自分を知る、自分を動かす、人を動かす」を学ぶシリーズ第3弾。これまで『論語』『大学』の冒頭の章句をご紹介しましたので、今回は『孫子』冒頭の章句です。 楽観的な人の方がうまくいくのか?それとも悲観的な人か?『孫子』は2,500年前に書かれた兵法書です。2,500年前に書かれたことが現在にも役に立つということは、人は変わっていないということです。2,500年間も読み継がれてきたのは相当本質的なことが書かれているからです。現代人がここから学べる領域は多々ありますが、

        • 【セミナー告知】5年後に必要となるリーダーの資質とは

          こんにちは。GCRMパートナーズです。 コロナ禍を経て、落ち着くかと思われた世界情勢ですが、ウクライナ戦争や中東の紛争が勃発し、不安定さは増すばかりです。 日本国内に目を向けても、円安や異常気象など、自らのコントロールを超える様々な要因で日常が大きく変化しています。 私たちは今後も大きな変化の中で、見通しがきかない、極めて「不確実性」の高い状況の中で働き、生きています。 そんな状況下で企業や組織を率いていくリーダーに必要となる資質には、どのようなものがあるでしょうか? G

        グローバル環境での信頼関係の作り方(その3)

          AI 時代でも生き抜く!ビジネス英語の真価

          こんにちは、GCRM の小林です。 翻訳ツールや ChatGPT などの便利なツールが次々と登場し、その進化と共に、ビジネス英語を学ぶ意欲が薄れていると言われています。 確かに、自分で時間をかけて書いた英文メールよりも、AI ツールを使って瞬時に作成したメールの方が、要点が的確にまとまっていることがあります。そんな経験をしてしまうと、「もう英語を学ぶ必要はないかも?」と思ってしまうかもしれません。 今回の記事では、長年ビジネスシーンで英語を使い続け、今も学びを続ける実践者の視

          AI 時代でも生き抜く!ビジネス英語の真価

          グローバル環境での信頼関係の作り方(その2)

          『 グローバル環境での信頼関係の作り方(その1) 』から続きます。       *  *  * グローバルビジネスで役立つ信頼関係の構築 スモールトークなどを駆使して、基本的な人間関係ができた後、さらに必要になるのが信頼関係です。具体的な案件の成功や、日々の業務での高いパフォーマンスにつながります。 信頼関係は日々の仕事を通じて少しずつ構築されるもので、一朝一夕にできるものではありません。 日々の業務、メールや会議でのコミュニケーションを通じて信頼関係を構築するために

          グローバル環境での信頼関係の作り方(その2)

          自分を主語にして語るナラティブ

          こんにちは。GCRMパートナーズの杉山です。 前回の記事、『 ジレンマが浮き彫りにするナラティブの重要性 』の続編です。 「ナラティブ」って何?皆さんは、「ナラティブ (Narrative)」という言葉を普通に使われていますか? 私自身は、あまり使うことがない言葉でしたが、ここ数年、コミュニケーション研修やグローバル系の研修、さらにグローバルリーダーの育成研修で、「ナラティブ」という言葉を聞く機会が、明らかに増えました。   日本の中学校・高校の英語の授業ではあまり習わない

          自分を主語にして語るナラティブ

          あなたの英語コミュニケーションを引き上げる、小さな工夫

          こんにちは、GCRMパートナーズの岸本です。 英語で会議をすると、後になって『もっとこう言えばよかった』とか、『もっとああすればよかった』とか悔やむことが往々にしてあります。今日は、そのようなシーンを少しでも減らし、うまくコミュニケーションがとれるようになるヒントをお話ししたいと思います。 日本で教育を受けて成長してきた私たちにとって、英語はどこまで行っても「外国語」です。しかし、英語会議の場では、その「外国語」である英語を使用し、外国の人々とコミュニケーションを図る必要

          あなたの英語コミュニケーションを引き上げる、小さな工夫

          中国古典から、「自分を知る、自分を動かす、人を動かす」ヒントを学ぶ ②

          何のために学ぶのか?これは、『大学』冒頭の章句です。『大学』は、孔子のお弟子さんである曾子(そうし)の作と言われ、四書の1つ、儒学入門の書です。何のために人は学ぶのか? 冒頭からド直球の問いです。その答えは、2,500年経った今でもまったく色あせません。答えは以下の3つ、三綱領と呼ばれています。 ①  明徳を明らかにするに在り(明徳を明らかにするため) ②  民に親しむに在り(その明徳を自分のためだけに使うのではなく、人のために活かすため) ③  至善に止まるに在り(上の2

          中国古典から、「自分を知る、自分を動かす、人を動かす」ヒントを学ぶ ②

          グローバル環境での信頼関係の作り方(その1)

          国内外を問わず、誰かと仕事をする場合に不可欠なのが、相手との信頼関係です。日本人同士であっても、ビジネスパートナーとの信頼構築にはある程度時間がかかるものです。文化的、社会的背景の異なる外国人ビジネスパートナーと信頼関係を築くことは、さらに難しいことと考えて間違いはありません。 今回のブログでは、グローバル環境で幅広い分野での実務経験を有する GCRM のメンバーが、グローバルビジネスで成功するための、グローバルビジネスで役立つ信頼関係構築のロードマップを解説します。(GC

          グローバル環境での信頼関係の作り方(その1)

          ビジネス英語をワンランクアップ:プロが使う!ビジネス敬語のテクニック

          こんにちは、GCRMパートナーズの小林です。 ビジネスで英語を使う場合、適切な表現を使うことはプロフェッショナルなコミュニケーションに不可欠です。メッセージを簡潔にまとめ、はっきり話すと同時に、状況にあった丁寧さを持つことが大切です。 「そもそも、英語には敬語があるの?」と思われる方もいるでしょう。もちろん、英語にも敬語はあります。ビジネスシーンや、相手をリスペクトする(敬意を示す)必要がある状況、初対面や明らかに年齢や地位が上の人に対しては、敬語を使って話すことが必要で

          ビジネス英語をワンランクアップ:プロが使う!ビジネス敬語のテクニック

          中国古典から、「自分を知る、自分を動かす、人を動かす」ヒントを学ぶ ➀

          はじめまして。長谷川です。GCRM の note では風変わりなテーマかもしれませんが、自分が興味関心を持って書き続けることを考えたら、このテーマになりました。『論語』・『老子』・『孫子』を中心に、これらから現代の我々が何を学べるのか? をシリーズで記していきます。ご興味を持たれた方は、ゆるりとお付き合いください。 私は中国古典の専門家ではありません。20年間の組織人経験(営業と人事)を経て、現在はリーダーシップやキャリア開発をテーマに、大学教員と研修講師をしています。なの

          中国古典から、「自分を知る、自分を動かす、人を動かす」ヒントを学ぶ ➀

          ジレンマが浮き彫りにするナラティブの重要性

          こんにちは。GCRMパートナーズの杉山です。 今回は、ジレンマについて書いていきます。           *  *  * 世の中はジレンマに満ちている「ジレンマ」と言う言葉、皆さんはもちろん聞いたことがあると思いますが、それを聞いて頭の中に何を思い浮かべますか?   人材育成業界で有名な中原淳先生は、その著書の中でジレンマを 『 どちらを選んでもメリットもデメリットもあるような2つの選択肢を前にして、それでもどちらにするかを決めなくてはならない状況 』 と定義されていま

          ジレンマが浮き彫りにするナラティブの重要性

          キャリアの転機 (転機を乗り越える)

          こんにちは。GCRMパートナーズの岸本です。 今日は前回お伝えをした、ナンシー・シュロスバーグが提唱する「転機のマイナスの影響を最小限に抑え、乗り越える方法」についてお話しします。 シュロスバーグは、成人のキャリア発達を研究し、全米キャリア開発協会会長を務めた人物です。 この記事では 『転機』 のことを、状況の移り変わりを表す英語の 『トランジション』 という言葉で表していきます。   シュロスバーグは、「キャリアはトランジションの連続で、避けることはできない」 と考えま

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          キャリアの転機

          こんにちは。GCRMパートナーズの岸本です。 今日はキャリアの転機についてお話ししたいと思います。   会社方針の変更で、担当する業務が変わった。   上司が交代した。   ジョブローテーションで新しい仕事に就く予定だ。   ダウンサイジングの余波が来そうだ。   抜擢されたが、この先大変だ。   子供が生まれた。   思わぬ病気になった。           等々 会社生活や人生ではさまざまな変化が訪れます。 このような状況を日本語で転機と言いますが、英語ではトランジ

          グローバルな環境で必要なのは英語力よりメンタルタフネス

          こんにちは、GCRMパートナーズの小林真美です。 今回も、英語コミュニケーションに奮闘するビジネスパーソンに役立つ情報をお届けします。           *  *  * 英語でのコミュニケーションが必要になったビジネスパーソンへ、もっとも大切なアドバイスを一つだけ求められたら、私は迷わず 「めげないメンタルを心がける」 とお伝えしています。 鈍感なくらいが丁度いい実際、第二言語である英語で会話をするのは、ストレスの連続。 言いたいことが100%表現できない 相手に

          グローバルな環境で必要なのは英語力よりメンタルタフネス