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プレッシャーを味方につける方法


あなたは普段、緊張したり、プレッシャーを感じることはありますか???

スポーツ選手やアスリートであれば、大会や試合での大事な場面や重要なプレー、また多くのビジネスパーソンの方は、仕事で決断を迫られたり、大事なプレゼンをする場面などでは緊張やプレッシャーは当然あると思います。

ただ一つ言えることは、

緊張は決して悪いものではなく、良い緊張もある


と言うことです。緊張感を持って臨むことで、パフォーマンスが発揮されるということがあります。

ただ緊張が過度になって、それが焦りに変わって、過緊張になり、身体やパフォーマンス、プレーに影響してしまうということも起こってしまいます。

理解しておいて欲しいことは、私たちは重要だと認識する行動やプレーをする時は、緊張したり、プレッシャーが大きくなると言うことです。

例えば、

「この試合に勝てば全国大会、負ければ全国には行けない」
「この試合に勝てば昇格、負ければ降格」

「これを取ればアウトで試合終了」
「このパッティングを入れれば優勝」

などと言った大事な試合前や大事なプレーの時は緊張やプレッシャーを感じる傾向にあります。



しかし、あなたの周りにも緊張やプレッシャーを感じる場面でも、いつも通り平常心でプレーできる人がいると思います。私自身も緊張するタイプでしたので、そのような人を見ると、「なんでだろう?」といつも思っていました。

そのような人たちは、感情をコントロールしようと思っているというより、性格的な要因などで、感情コントロールができてしまっている人たちです。

では、なぜできてしまっているのか???

それは、

ニュートラル(何にも影響されない状態)


に自分を保つことができるからです。ニュートラルとは「中間的」であるということ。今の自分をありのまま受け入れている状態。飾っていない状態ということです。

試合という字には「試す」という字が使われていますが、大会や試合は練習でやってきたことを試す場でしかなく、もし挑戦して失敗やミスをしても、また練習すればいいだけのことで、それ以上でもそれ以下でもなく、そこに不安という感情が入ってしまうと、ニュートラルではいられない状態になってしまいます。



サッカー界のレジェンドである中田英寿さんは、過去のインビューでこんなことを言っていたそうです。

インタビュアー:「World Cupの最終予選の緊張感は凄まじかったのではないでしょうか?」

中田氏:「いや、なかったですね。勝ったらどうか、負けたらどうか、試合前に考えても分かりませんから。考えても仕方のないことは考えませんよ。だから緊張しなかったですね。」

先ほど言ったニュートラルな状態とは、まさしくこう言った状態のことです。


いきなりニュートラルを意識したからと言って、すぐに緊張やプレッシャーから解放されるかと言ったらそうではありません。これもやはり繰り返しの練習や、常に意識することが大事になってきます。

日常生活の中でも、イライラしたり、ストレスを感じる場面があると思います。そんな時に「ニュートラルになる」と言うことを意識することが、メンタルトレーニングの一つになります。

ぜひ日頃から意識して取り組んでみて下さい。


最後まで読んでくださりありがとうございます。少しでも参考になれば幸いです。
ぜひ以前に投稿したブログ記事もご覧になってみて下さい!

では次回もお楽しみに👋


前回のブログ記事はこちら👇









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