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漫才「交番」

A「あのー、水餃子乾かしながらでいいから聞いてほしいんだけど」 B「そんな中華のアンチみたいなことしてないけど、何?」 A「俺、子供の頃交番のお巡りさんに憧れててさ」 B「ほう」 A「やっぱりこう、街の安全を守ってくれてる感じで格好いいじゃん?」 B「まあね」 A「道に迷って困ってる人を助けたりとか、ああいうのも良いなーと思ってて」 B「はいはい」 A「だから今日はちょっと、今から俺にお巡りさんをやらせてほしいんだよね」 B「なるほど、別にいいよ」 A「よ

    • 漫才「1万円」

      A「どうもー、よろしくお願いしますー」 B「お願いしますー」 A「あのー、今日はちょっと、お前に言いたいことがあるんだけどさ」 B「ほう、何?」 A「1万返してよ」 B「ん?」 A「先週貸した1万円、早く返してよ」 B「え?俺お前から金なんて借りたっけ?」 A「絶対貸したよ、ほら、仕事終わりで飯行った時に…」 B「うーん、俺酒飲んでたからよく覚えてないなー」 A「いや絶対貸したって、いいから早く返してくれよ」 B「よし分かった、じゃんけんしよう」 A「

      • 漫才「腹立つ話」

        A「どうもー、よろしくお願いしますー」 B「お願いしますー」 A「あのー、実は今ちょっと悩んでることがあってさ」 B「何?」 A「俺、エピソードトークがめちゃくちゃ苦手なんだよ」 B「ほう」 A「日常で面白いことなんてなかなか起きないじゃん?だからいつもしょうもない話しかできなくて困ってるんだよね」 B「あー、なるほど」 A「何か上達するためのコツとかあればいいんだけど…」 B「それならまずは、腹が立った話をするといいよ」 A「腹が立った話?」 B「普通

        • 漫才「撮影」

          A「どうもー、よろしくお願いしますー」 B「お願いしますー」 A「あのー、実は俺、先月とある撮影に行ってきたんだけどさ」 B「撮影?お前一人で?」 A「そうそう、ちょっとピンの仕事でね」 B「へぇー、どんな仕事だったの?」 A「まあなんか短編映画っていうか、数十分の映像作品なんだけど」 B「ほうほう」 A「俺一人のシーンとかも多くて結構大変だったね」 B「マジで?じゃあかなり重要な役なんだ?」 A「そうだね」 B「へぇー、凄いじゃん、なんか見せ場のシーン

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        • 漫才
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          12本

        記事

          漫才「丼」

          A「どうもー、よろしくお願いしますー」 B「お願いしますー」 A「あのー、実は俺、最近牛丼にハマっててさ」 B「え?」 A「今日もこのまま食べに行きたいくらいなんだけど、そろそろダイエットもしたいからどうしようかなーと思ってて…」 B「ちょっと待って、お前牛丼派なの?」 A「牛丼派?」 B「俺は断然豚丼派だわ」 A「あー、牛か豚かってことね、それで言うとまあ俺は牛丼派かな」 B「マジかー、絶対豚丼の方がいいと思うけどなー」 A「でもほら、ねぎ玉牛丼とかめっ

          漫才「丼」

          漫才「不純」

          A「どうもー、よろしくお願いしますー」 B「お願いしますー」 A「あのー、実は俺、今めちゃくちゃ古いアパートに住んでるんだけどさ」 B「うん」 A「壁が薄くて隣の住人の生活音が聞こえたり、しょっちゅう色んなところが壊れたりして結構大変なんだよね」 B「あー、なるほど」 A「だから早く売れて良い家に引っ越したいなーと思ってて」 B「ん…?」 A「まあそのためにも二人で頑張っていきたいんだけど…」 B「ちょっと待って」 A「え?」 B「不純だな」 A「不純

          漫才「不純」

          漫才「新しいアイデア」

          A「どうもー、よろしくお願いしますー」 B「お願いしますー」 A「あのー、実は今ちょっと考えてることがあってさ」 B「考えてること?」 A「やっぱり俺らの漫才も、もっともっと新しいアイデアを取り入れていくべきだと思うんだよね」 B「ほう、なるほど」 A「だからまだ誰もやってないことを試したりして、どんどん挑戦していきたいんだよ」 B「まあ確かに、そういう気持ちは大事かもね」 A「ずっとみんなと同じことしてても成長しないし………ま~だだよ!」 B「…え?」

          漫才「新しいアイデア」

          漫才「部活の思い出」

          A「どうもー、よろしくお願いしますー」 B「お願いしますー」 A「あのー、実は俺、学生時代ずっと卓球をやっててさ」 B「うん」 A「3年の時とか県大会の決勝まで行ったことあるんだよね」 B「県大会の決勝?へぇー、凄いじゃん」 A「あの試合はたぶん人生で一番緊張したね」 B「あー、そうなんだ」 A「それで今日はちょっと、お前にもその緊張感を味わってもらいたいなと思ってさ」 B「ほうほう」 A「じゃあ俺が対戦相手をやるから、あの時の試合を再現してみよ…」 B

          漫才「部活の思い出」

          漫才「長い」

          A「どうもー、よろしくお願いしますー」 B「お願いしますー」 A「あのー、実は俺、ちょっとやってみたいことがあって」 B「やってみたいこと?」 A「コンビニの店員さんになってみたいんだよね」 B「へぇー」 A「だから今日はここでシミュレーションをさせてもらいたくてさ」 B「なるほど、いいよ」 A「じゃあ俺は店員をやるから、お前は客として入ってきて」 B「はいはい…(離れる)」 A「……」 B「よし、腹減ったしコンビニで弁当でも買おうかな… (ウィーーー

          漫才「長い」

          漫才「詐欺」

          A「最近は色々と物騒だけど、中でも一番怖いのが詐欺ね」 B「あー、詐欺ね」 A「振り込め詐欺とか結婚詐欺とか、ほんと恐ろしいよね」 B「あー、はいはい、確かに恐ろしかったわ」 A「え?」 B「いやー、あれは恐ろしかった」 A「ちょっと待って、もしかしてお前、騙されたことあるの?」 B「あるよ」 A「本当に?俺全然知らなかったけど」 B「まあ結構最近の出来事だからね」 A「そうなんだ、どういう詐欺だったの?」 B「結婚詐欺だね」 A「うわー、マジか」

          漫才「詐欺」

          漫才「隕石」

          A「あのー、実は俺、最近映画を見るのにハマってて」 B「うん」 A「隕石が地球に衝突して人類が滅亡する、みたいな映画を昨日見たのよ」 B「はいはい」 A「それで映画自体は普通に面白かったんだけど、あんなの実際に起きたらめちゃくちゃ怖いなーと思ってさ」 B「確かにそれは怖いね」 A「お前さ、もし本当に隕石が落ちてくる、ってなったらどうする?」 B「え?」 A「そんな映画みたいなことが実際に起きたら、お前ならどうする?」 B「あー、その場合はまあ、あれだね」

          漫才「隕石」

          漫才「新しい仕事」

          A「どうもー、よろしくお願いしますー」 B「最後までよろしくお願いしますー」 A「あのー、実は俺、今度新しいバイトを始めることになって」 B「ほうほう」 A「それがコンビニの店員なんだけど、今まで接客とかしたことないから不安でさ」 B「あー、新しい一歩を踏み出すのって勇気が要るよね」 A「まあね、だから今日はちょっとここで練習させてもらいたいんだよね」 B「なるほど、いいよ、俺たちの集大成を見せよう」 A「集大成…?」 B「それで俺は何をすればいいの?」

          漫才「新しい仕事」

          漫才「願い事」

          A「どうもー、よろしくお願いしますー」 B「お願いしますー」 A「あのー、実は俺、最近SF映画にハマっててさ」 B「ほうほう」 A「特にあの、エイリアンが地球を侵略しに来るやつが好きなんだよね」 B「あー、面白いよね」 A「だから今日はちょっと、ここで好きなシーンを再現してみたいなと思ってさ」 B「はいはい、いいね」 A「じゃあ俺がエイリアンになって攻撃するから、お前は地球人を…」 B「ソファーが欲しい!ソファーが欲しい!ソファーが欲しい!」 A「え…?」

          漫才「願い事」

          漫才「悩み相談」

          A「どうもー、よろしくお願いしますー」 B「お願いしますー」 A「あのー、今ちょっと悩んでることがあってさ」 B「ほう」 A「実は俺、最近気になってる女の子がいて」 B「ん?」 A「その子は行きつけのカフェの店員さんで」 B「え?」 A「何とか仲良くなりたいんだけど、どうやって声をかければいいか分からなくて困ってるんだよね」 B「あっ、ちょっと待って、何て言ってるの?」 A「ん?」 B「さっきからお前、何て言ってるの?」 A「え?どういうこと?」 B

          漫才「悩み相談」

          漫才「好きな芸能人」

          A「どうもー、よろしくお願いしますー」 B「お願いしますー」 A「あのー、俺、昔からテレビを見るのが大好きでさ」 B「うん」 A「それでいつもドラマとかよく見てるんだけど」 B「はいはい」 A「特に好きな俳優さんが何人かいて、その人が出演してる作品は全部チェックしてるんだよね」 B「ほう、誰?」 A「渡辺謙と、田中哲司と、豊原功補」 B「おお、なかなか渋いね」 A「この3人が出てる作品は絶対に面白いからね」 B「へぇー、そうなんだ」 A「あとは好きな女

          漫才「好きな芸能人」

          漫才「甲子園」

          A「どうもー、よろしくお願いしますー」 B「お願いしますー」 A「あのー、実は俺、学生時代ピッチャーをやっててさ」 B「へぇー」 A「結局全然ダメだったんだけど、甲子園で投げるのとかずっと憧れてたんだよね」 B「そうなんだ」 A「だから今日はちょっと、甲子園の雰囲気だけでも味わいたいなと思って」 B「あー、いいね」 A「じゃあ俺がピッチャーをやるから、お前は相手チームのバッターをやって」 B「はいはい……あっ、ちょっと待って」 A「え?」 B「あのー、知

          漫才「甲子園」