ふぬけ
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ふぬけ(腑抜け)です。 愛すべきアイドルグループ MAPAがこの度、ロードモバイルというスマホゲームとコラボしました。ゲームをプレイすることでその人数や結果に応じて渋谷に広告が出されるタイアップ企画で、成績次第では参加者に特典も配布されるみたいです。 というわけでローモバという未体験のソシャゲをプレイしてみた感想を自分で自分にインタビューして聞いてみました。ゲームの内容そのものにはあまり触れられてないかもです。 ──ローモバはMAPAとのコラボが発表されてすぐに始められ
理想も思想も人とぶつかる。協奏できればいいけれどそれすらも誰かの構想の中で競争させられてる。そんな被害妄想。暴走にも無双にも対抗できずに偽装したり埋葬したりした発想。クソって思いながらも瘡も躁も帰巣する。そうやって迷走してる層はいくらでもいそう。 絆創膏とか加工とかでごまかした思考。無為に溶かした志向。時効迎えるまで奮闘。きっと試行錯誤と思考回路の問題。だいたい期待した通りにはいかない世界。理解は行きすぎると傲慢で、けど理解に努める姿勢は大切。刹那の感情に振り回され炎上する
先日、アイドルグループ MAPAの紫凰ゆすら生誕祭ライブ2daysを観てきて泣きそうになった。てか泣いていたかもしれない。我慢して押し殺したことまでは憶えている。正確には自分でもわからない。 MAPA(マッパ)は大森靖子がプロデュースする現在6人組のアイドルグループ。メンバーのひとりである紫凰ゆすら(しおう ゆすら)は【感受性豊かなオタクに優しい声のデカい文芸ギャル】という、およそ一言では言い表せない魅力を持ったひとだ。 地下から地上に至るまで、現在ありとあらゆる場所で活
つぶやくほどでもないけど言語化はしておきたくなった気持ちを少なからず不特定多数の人間が見るであろう緊張感を維持したまま放流したくなった下書き供養的な記事です。 ※Xでポストしたのも含まれていますが備忘録として残しておきたいやつとかです。 自分の理解力や読解力が欠けていることは疑わず棚に上げ対象を文脈無視で短絡的に非難する連中はあまりに多い クロちゃんが出演するトークイベントに行った。急遽開催が決まったイベントだったからか、意外にも40人弱ほどの客しかいなかった。大好きな
※ネタバレ含む 面白かったです!! 過去のシリーズ1と2で物足りなく感じていた部分が補完されていて最高でした。 1も2も面白いとは思ったんですけど個人的には大ハマりまではしなかったんですよ。 それはなぜか。 理由は2点。 1つ目。 ベビわるのファンってちさまひの関係性や生活感、軽妙なやり取りが好きな人が多いじゃないですかおそらく。けど自分の場合はその点そこまで響かなくて。"こういうの好きでしょ"台詞の多さや出てくる固有名詞の羅列が狙い過ぎてる感じ。まさに『花束みたい
つぶやくほどでもないけど言語化はしておきたくなった気持ちを少なからず不特定多数の人間が見るであろう緊張感を維持したまま放流したくなったので書きました。下書き供養的なやつです。 ※個人の感想です ・常識では考えられない無断転載寛容番組、ラヴィット ・菅田将暉じゃない奴が菅田将暉みたいな雰囲気で歩いていた ・やってないことをやったと言われるのと、きちんとやったことをきちんとやってないことにされるのがかなりイラッとくることに気づく ・実力が大事だということを噛み締める昨今だ
まばゆいほど繊細で純潔な物語。 いい映画だった。それ以上の言葉は不要なぐらいに。 お日さまの光、ドビュッシーの『月の光』、映像美としての光。 タクヤとさくらの存在は荒川にとって希望の光。 この映画はそんなふうに光が象徴となっている。映像的な美しさと少年少女の心の美しさ、雪景色という舞台設定など、複数の美しさが折り重なって色んな意味で光度の高い美しさを備えていた。 再生と成長の話でもあると感じた。 ほんの少しの再生、ほんの少しの成長。 プロスケーターとしての過去の栄光
公開初日レイトショーにて鑑賞。 鑑賞後すぐにXに投稿した内容に加筆修正し、感想をまとめた。パンフレットやインタビュー記事はまだ未着手のため、作り手が訴求したかったテーマの本質とは解釈がずれている可能性は大いにあるが、素直に感じ取ったものを載せたい。 新宿シネマカリテは満席で、素敵な空間に仕上がっていた。 受け取った印象は、主人公カナから滲み出る「退屈と苛立ち」だった。 カナはとにかく退屈そうだった。退屈そうで鬱屈としていて、苛立っているし憤っている。その退屈と苛立ちか
詩羽『POEM』 読了 今月初めて詩羽ちゃんのライブを観た。 水曜日のカンパネラではなく、詩羽のソロ名義だ。 新宿LOFTでのワンマンと、タワレコでのインストアライブの両方を見ることができた。それはそれは心揺さぶられるライブだった。 あの日からずっと気になっていたことがある。 ヒシヒシと伝わってくる彼女の芯の強さ、媚びない雰囲気、うわっつらの嘘を拒み、欺瞞に抗う姿勢、軸のブレない反骨精神はどこからくるのだろう?と。 自宅最寄りの書店ですぐにpoemを買った。撮り下
※ネタバレを含みます!!! 公開日初日、レイトショーで観てきました。 どんなに気になる作品でもこれまでわざわざ平日の仕事終わり、疲れの溜まった身体を引きずってまで公開初日かつレイトショーを選んで観たことはなかった。それほど先んじて観たいという気持ちが強かった。 事前に誰の感想も目にしたくなかったので、Xでは【ラストマイル】をミュートワードに設定していた。ネタバレを避けるためだけでなく、先入観を排除して、初見での純度の高い自分の感情を大切にしたかった。 今はSNSのタイム
MAPAワンマンライブ 「TOKYO SUMMER SHOOOOOOTER 2024」 渋谷WWW 本当に心から素晴らしいライブでした。 Xにもつぶやいていた感想を肉付け補足し、まとめました。あとから思い出して、文章に残したくなったこともいっぱいありました。 基本的にはMAPAオタク向けの、またメンバーや関係者に向けた感謝を伝えるような内容なので、勝手な備忘録ぐらいのつもりで読んでもらえると幸いです。 セットリスト1曲ずつ振り返りながら想いを綴ります。 On The
怖いしヤバいと今話題の黒沢清監督の映画『Chime』を観た。 恐怖とはつまり、前触れのなさ、理屈のなさ、予測のつかなさ、全容も説明もないまま想像を強いる無神経さではないか。 不気味な音響、没入する上映時間わずか45分のカメラワーク。 "誰が、いつ、そうしない"と断定できる? 得体の知れない何かに信頼や希望を見出し命を預かり合って奇跡的に成立してたに過ぎない日常、それがいかに過信で脆いのかを思い知る。 今ある世界は、人類は、"たまたま"こんなふうに発達して成長して、わ
でか美祭2024を観に行きました。 昨年初めて参戦し、素晴らしいエンタメとの出会いがあり、今年も絶対に行きたいと思っていた自分にとっていわば唯一の"夏フェス"です。 記念すべき5回目。 場所は今年も渋谷Spotify O-EAST。ライブハウス入り口には『キョコロヒー』はじめ、でか美ちゃんがいかに業界で横断的な活躍をしているかを物語るお花たち。のぼりも立派に並んでいた。 このnoteでは当日のすべての出演者に対する印象ないし感想を綴っています。 ※初見の出演者も多
筆者の視聴前の予備知識について いやあ、すこぶる面白かった!!! 前評判以上。期待や想像よりずっと良かった。 エピソード1~7の全7話構成だったが、視聴し始めると止まらなくなった。 Xに投稿した内容も含め肉付けして、1話ずつの感想をまとめてみた。 以下、ネタバレ回避したい人は読まないことを推奨します。 #1 綾野剛と豊川悦司の妖しい調和 すぐに心を鷲掴みにされる。冒頭からNetflixらしいスケール。予備知識のない視聴者にも物語の輪郭を理解させ、そして軌道を予感
・アクションシーン 総じて素晴らしい。役者、スタント、アクション監督、映像班含め技術スタッフ、関係者全員の妥協なき熱意が伝わる。まじでどうやってこんな画になんのってレベルのクオリティ。アクションの成功がすなわちこの作品に対する評価に直結することを確信した力の入れよう。 特に街のなかでの戦闘シーンはその場のありものや環境を駆使して見ていて楽しかった。 幽助vs剛鬼は見応え抜群。 ・技 主要メンバーの技に関する演出も質が高い。大仰でもなく地味でもなく、ちょうどいい塩梅。必殺技名
かの有名な伝説的ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』の最終話、カラーギャング同士の抗争が街全体を巻き込み、サンシャイン60のビルが見下ろす西口公園の広場で、黄色をチームカラーとしたGボーイズと、黒を象徴としたブラックエンジェルスが激突した。 仲間が殺され、血が流れ続ける抗争の末路に、互いのチームのトップがサシで喧嘩をして決着付けるという展開。 立ち会い人を頼まれながらも遅れて駆けつけた主人公の真島マコト(長瀬智也)は、両者の殴り合いを止めに入る。そんなマコトにGボーイズのキ