マガジンのカバー画像

書評の行き先

12
書評記事をまとめてます
運営しているクリエイター

記事一覧

"詩羽"が生まれるまで/フォトエッセイ『POEM』感想

詩羽『POEM』 読了 今月初めて詩羽ちゃんのライブを観た。 水曜日のカンパネラではなく、詩…

ふぬけ
2か月前
8

南海キャンディーズ・山ちゃんが天才と評されるワケ

南海キャンディーズの山ちゃん。 言わずと知れた売れっ子である。近年は人気女優との結婚も果…

ふぬけ
3年前
4

今よりマシになるために 『親切人間論』(水野しず)読了後の変化について

今よりマシになれる超親切な本 突然ですが、自分のことを「あ、ヤバいかも」と思ったことない…

ふぬけ
1年前
22

自分を正しく守るためのヒント/佐久間宣行『ずるい仕事術』感想

テレビ東京出身の番組プロデューサー、佐久間宣行の著書を読んだ。 感想を述べる前にまず、僕…

ふぬけ
2年前
5

ヒコロヒー初のエッセイ『きれはし』感想/アラサー女芸人の取り繕う気ゼロの眼差し

ヒコロヒーという女性芸人のエッセイを手に取ることになるとは、1ヶ月前の時点ではにわかに信…

ふぬけ
3年前
12

君に届くな

シンガーソングライターやアイドルプロデュースなど幅広く活躍しながら、唯一無二の存在感を放…

ふぬけ
3年前
10

それはまるで、自分なくしの旅 『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』感想

かつて、自分探しという言葉が流行った。 今ではずいぶんと手垢が付いて、下手に扱えば簡単に揚げ足を取られるような薄っぺらいワードの代表となった。"ほんとうの自分"なんてそもそも存在しないし、海外に数日旅行したぐらいで変わる価値観なんて初めから無かったのと一緒。そんなカウンターパンチがどこからともなく顎先を狙ってくる。 「自分なくしの旅」 これは「マイブーム」や「ゆるキャラ」という言葉を生み出した、みうらじゅんさんの本のタイトルである。オードリーの若林さんが書いた表題の本を

29歳でこの世を去った天才棋士の生き様

生きるとは、どういうことなのか。 それを説くような本は世の中に溢れ返っている。すこし前に…

ふぬけ
3年前
9

繊細な天才が語る世の中との隔たり/ふかわりょう『世の中と足並みがそろわない』

ふかわりょうという人は僕の中で、ずっと好感度ランキングの定位置にいる人だ。上過ぎず、下で…

ふぬけ
3年前
27

何を考えているか分からないおじさんが、案外色々考えていることを知るには絶妙な一冊…

バイきんぐ西村のエッセイを読んでみた。 言わずと知れたキングオブコント王者であり、その後…

ふぬけ
3年前
7

ナイツ塙の漫才論『言い訳』が面白い

漫才コンビとして有名なお笑い芸人のナイツ。 あれだけ売れているコンビにしては珍しく、ネタ…

ふぬけ
3年前
5

苦手だったプロ奢ラレヤーの印象が変わるまでの話

プロ奢ラレヤーとは、人にご飯を奢られて生計を立てている人のこと。 といっても、その人物は…

ふぬけ
3年前
103