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そこのみにて光り輝く

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記事一覧

理想と思想

理想も思想も人とぶつかる。協奏できればいいけれどそれすらも誰かの構想の中で競争させられて…

ふぬけ
1か月前
1

孤独な既読、気の毒な未読

分かろうとするのも愛。分かったふりをしないのも愛。傷の舐め合いを略して作ったキズナでも誰…

ふぬけ
1年前
8

あなたたちの反応が、わたしです

むかしより情念が薄れた。 20代初めの頃まではもっと沸き立つような怒りを持っていた。 出会…

ふぬけ
1年前
7

ひとの絶望を笑うな

誰かに悩みを吐露にすると、「いや私なんか〜」「てか俺なんてさ」などとすぐに自分の悩みを引…

ふぬけ
2年前
19

誰にもトレースできない人生

仮に抽選で毎日何万人も当たるプレゼントキャンペーンがあったとしたら、さすがに自分にも当た…

ふぬけ
2年前
14

あの時あなたを二塁に送ったのは私です

誰かの憧れにもトラウマにもなれなかった私たち 小さい頃は神様がいて不思議に夢をなんちゃら…

ふぬけ
2年前
10

迷惑かけて生きています

二列で並ぶ駅のホームに電車が滑り込む。ドアが開くのに合わせて待機の列は左右に分かれる。降車優先なので乗客が降りるのを待つ。そのとき片側の列で先頭にいたオッサンが、まだ降りている人がいるにもかかわらず我先にと乗り込みだした。 すると降車の客はもう片方のスペースからしか降りることが出来なくなり、自然と僕が待機するほうの列はすぐには乗り込めず、全員が降り終わるのを待つことになる。ようやく乗れてもマナーを守らず片側から先に乗り込んだ連中が空いた座席を悪びれる様子もなく確保してスマホ

明日また電話するよ

久々に渋谷を歩くと心の中に備え付いたTinderの右スワイプが止まらなかった。渋谷に綺麗な女性…

ふぬけ
3年前
9

無敵になんかなれなくていいよ

いいねを押した。スキをした。スタンプを押した。既読にした。誰かのコメントをリツイートした…

ふぬけ
3年前
15

救いようのある人生

真夏のピークが去ったって天気予報士が言うのを早くも待ってる。 熱中症にもコロナにもならず…

ふぬけ
3年前
12

マーブル色の日

仕事でヘトヘトになって帰宅する。 週休3日でちょうどいいのに、そもそも週5当たり前に働くっ…

ふぬけ
3年前
9

「繊細さん」って名付けられて、安心したかい?

生きづらさを吐露することも市民権を得てきた。 僕らが抱えるこの怠惰や絶望にも、いつか誰か…

ふぬけ
3年前
61

思い出はモノクローム 色を点けてくれ

井の頭線がホームに滑り込む。ドアが開くのと同時に足は迷わずに西口へと繋がる階段を降りる。…

ふぬけ
3年前
20

今悲しみが通り過ぎてく

大森靖子のMV『Rude』を観た。 聴いた。 よもや体感した。 さまよう刃のような東野幸治、夜の新宿に歌う大森靖子。 ガツンときた。 「自殺なんてないのさ 誰が君を殺した?」 彼女はいつだって借り物の言葉を使わない。上積みを掬っただけの綺麗事も歌わないし、常套句に流されない。同世代だから余計にすげえなって思うし、親近感を持って応援している。MVの感想ツイートしたら本人がいいねくれた。 夜の淵に堕ちていきそうな時、ビー玉みたいな目をぶら下げてこの曲を聴こう。黙り込む