体内時計の乱れ→免疫力低下!
【体内時計の乱れ→免疫老化促進】
この研究(マウスでの実験)において、
「慢性的な体内時計のかく乱」
→「免疫老化の促進」
→「慢性炎症の増進」
という病態メカニズムの存在が明らかになったようです。
また、マウスの肝臓や腎臓における慢性炎症と体内時計の乱れとの関係も研究されています。
✅ 体内時計の乱れが長期持続する明暗周期シフト条件では、寿命の短縮とともに免疫老化が促進。
✅ 体内時計の乱れが長期にわたり続くことで、免疫制御や免疫疾患に関係する遺伝子ネットワークの顕著な活性化が認められた。
✅ 肝臓では、持続する体内時計の乱れが脂肪肝炎様の持続する軽度の炎症(慢性炎症)を増進。
✅ 体内時計の乱れは、脾臓およびリンパ節において、老化関連 T 細胞の増加など免疫老化に特徴的な免疫細胞の変化を促進。
✅ 本研究により、概日リズム障害の根本的な病態理解に加え、予防法開発への寄与が期待される。
持続する体内時計の乱れは免疫老化を促進する~体内時計と生活時間の「ズレ」が引き起こす病態メカニズムの一端を解明~京都府立医科大学
プレスリリース 掲載日:2020.02.17
https://research-er.jp/articles/view/86286
やはり、体内時計を乱すことと免疫機能の低下には、密接な関係がありそうですね。
ぜひ、この文献を読んで参考にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございます🍀
アレルギーとたたかう理学療法士
及川文宏より
日本アレルギーリハビリテーション協会
アレルコア
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アレルギーや自律神経に対するリハビリテーションの講習会情報につきましては、以下のHPをご覧ください。
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【今後の研修会予定】
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『タッチがもたらす自律神経への影響』
〜最新の知見と実践〜
日時:2024年11月29日(金) 20:00-21:00
場所:zoom(リアルタイム参加/動画視聴)
視聴期間:12月1日〜12月15日までの配信
講師:理学療法士 及川文宏
内容:
・タッチ (触れることやセラピー) と自律神経の繋がりについて
・上記についての最近の論文の紹介
・自律神経の乱れを持つ方に対する触れ方の注意点
・今年の自律神経学会で発表した研究について
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『臨床から見る精神的ストレスと自律神経』
日時:12月26日(木) 20:00~21:30
会場:zoom(リアルタイム参加/アーカイブ)
視聴期間:2024年12月29日~2025年1月15日
講師 理学療法士 及川文宏
内容
・精神的ストレスと自律神経
・運動と精神的ストレスの自律神経反応の違い
・ストレスから身を守るには逃げるが勝ち
・脂肪肝とストレス、脂肪肝の役割
・ストレスを知るための問診
・ストレスのモニタリング
・「考え癖」が自律神経を乱す
・ストレスの対処法(コーピングなど)
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