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詩集 斑紋歌

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詩集。短歌のような連歌のような本当のような嘘のような、短い文です。 誰かのイマジネーションに繋がったら幸い。 詩は無料で閲覧できますが、投げ銭してます。よかったらお願いいたします。
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#詩

詩 第三十四集 観想歌

心を鎮めてバラバラだった心情を底からかき集めて詩にするとぎゅっと自分が統合されます。 投…

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二夕零生
2年前

詩 第三十三集 恥辱歌

恥ずかしいという感情とは一生闘わねばならんと思っています。 何でもあって何もないのが恥ず…

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二夕零生
3年前
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詩 第三十二集 鍾愛歌

好きな文筆家さんがよく愛という言葉を口にするので、それがきっかけでその人のことをすごく好…

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二夕零生
3年前
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詩 第三十一集 苦衷歌

人間苦手人間だったりします。知ってる人は好きですよ!生きづらさを感じるタイプの人間なので…

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二夕零生
3年前
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詩 第三十集 悔恨歌

何をしても何某かの後悔はするタイプですし、過去の話をするのも好きですが、過去形のもしもの…

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二夕零生
3年前
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詩 第二十九集 懶惰歌

やる気な自分に少し戸惑ってるくらいの気持ちで最近生きております。 懶惰が悪とされる傾向っ…

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二夕零生
3年前

詩 第二十八集 悄然歌

暗いのと元気がないのって違う気がします。暗く見えてもその人の普通だったりするし。 未来を思って寂しくなるのは憂鬱で 過去を思って寂しくなるのは郷愁で 戻ってしまったのはいつの日なのか 生まれ戻った私は 確かにこの日を知っている 熱いものは失われていくもの 熱いものは奪われていくもの 熱いものは現象  熱は起こすもの 冷たいものは留まるもの 冷たいものは奪うもの 冷たいものは本質  冷は横たわるもの お腹マクラ 吸って暴いて ワタの中 蓋すれば消えちゃうような そんな

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詩 第二十七集 当惑歌

惑いの多い人間です。惑わされることの多い人間です。多分、優柔不断なせいです。 交差する指…

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二夕零生
3年前
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詩 第二十六集 安息歌

この前置きの部分を書いていると、ラジオDJのような、昭和歌謡番組のイントロ曲紹介してるアナ…

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二夕零生
3年前

詩 第二十五集 虚脱歌

虚脱を脱するのは大体、怒りや悲しみという激情です。俯瞰で見て滑稽な自分を笑うと、時間かか…

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二夕零生
3年前

詩 第二十四集 愛染歌

愛着のあるモノといえば、具体的にこれ一個!ってものはないのですけれど、自分で選んだものに…

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二夕零生
3年前

詩 第二十三集 憂苦歌

未来への不安はあるんですけど、先の予定を置いておくと、大分楽に生きられる気がします。思い…

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二夕零生
3年前

詩 第二十二集 私憤歌

なによりもまず、感謝を忘れないこととしたいですね。感謝の前に私情がでがち。 歩幅合わせら…

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二夕零生
3年前
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詩 第二十一集 愛執歌

詩を書くと私の中の厨二の心がより濃さを増すような気がします。というか、私のしたい事って突き詰めると詩作なのだと思うこの頃。小説や漫画を描くのも詩作に通じるものがあります。 詩を書く時は、すごく遠い過去の気持ちを成形してみたりだとか、架空の誰かの気持ちに寄せて書いてみたりだとかしてます。 一夜一枚 ちぎり取られた風切羽根 心筋に触れられたのは私だけだった 一番強固な思い込み 世界は愛があるかないかに分けられる 定められないアンビバレント 捨てた過去の私を憐れむの 立つ鳥

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