詩 第二十二集 私憤歌

なによりもまず、感謝を忘れないこととしたいですね。感謝の前に私情がでがち。

歩幅合わせられる痛みを君は知らない
傷がついたのは
傷をつけたのは
射干玉だけでなかったこと
胸が潰れていないから
影が私に付いてくるから
映しだけで埋まる程度
夢だけで満たせる程度
貴女がいない世界はこんなにも広い
生きる資格のない朝に
僕は何度も帰る
縁がないから雉子の如く
言葉で守るしかなくて
握り込んだ無数の子玉を跳ねさせて
穴ぼこだらけに撃ち抜いちゃってくれ
私にとって正しい事ができればよかった私は
いつしかあなたや彼や彼女にも
私の正しさを望んでいた
背中合わせで生まれて生きられる
そんな理想を望んだ
真ん丸になっちゃって
揺り戻っちゃって
そうして気づかせるのは青い鳥

投げ銭してます。良かったら投げてください。以下サンクスメッセージです。

ここから先は

18字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?